TOSHI's DAYSTOSHI's DAYS

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O.S.P復興サポーターズカラビナホイッスル

2012-9-10 カテゴリー:お知らせ

『O.S.P復興サポーターズカラビナホイッスル』を先週から発売を開始したわけだが、これは復興支援グッズの第二弾である。

昨年は『O.S.P復興サポーターズバンド』を販売し、非常に多くの方にご協力して頂きました。本当にどうもありがとう。

最終的には、約8,000個販売し、約210万円の寄付につながった。皆さんの1つ1つの思いが、この義援金に込められているのを実感するとともに、自分もより一層の復興支援への思いを強く抱きました。

そして、第二弾となる『O.S.P復興サポーターズカラビナホイッスル』。カラーはレッド、ブルー、パープル、グリーンの4色。

適した物を色々と思案したが、もしもの時にカラビナに付いたホイッスルで居場所を知らせることができたり、個人データを携帯できるIDカプセル機能付(専用IDペーパー付)と、そういった部分での機能も考え、このホイッスル付きカラビナというアイテムを選んだ。

昨年のリストバンドに続いて、今回も売上全額を義援金として寄付する予定である。

ちなみに売上金とは630円(税込)の9割にあたる567円(税込)であり、残りの1割は販売時に発生する小売店の各諸経費として充てさせてもらう。

いつまでも忘れることなく団結し、被災者の方々と一緒に頑張っていこうという願いを込めて、皆さんのご協力お願いします。

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9月下旬発売のBasser「亀山ロケ」

2012-9-06 カテゴリー:取材(メディア関連)

今回は、月・火とBASSERの取材で亀山ダムに行ってきたので、その話をしよう。

おそらく4mぐらい水位が下がっていたのだが、これは亀山にしてはとても大減水と言えるようだ。

(実は、このロケの1週間前に行って減水時に見える立木をGPSに入れて来た。満水時が楽しみだ。)

自分にとっても、こんなに水位の低い亀山は初めてだったのだが、そんな中、のむらボートさんから出船した。

初日は17本、内40アップが8本。

2日目は初日と違ったパターンを試したのもあり9本で最大は44cmだった。

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あらゆるパターンで釣ったのだが、中でも良かった1つがスピンテールフロッグ。

これで最大魚の47.5cmを含み40アップを4本釣ったと思う。

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浮き草の上を引いてきたのだが、スピンテールフロッグゆえの浮き姿勢とアクションと、ブレードが浮き草の下にいるバスに対して確実にその存在を知らせられる効果。

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さらには通常、乗りが悪いとされるスレきった亀山バスをも確実に掛けられるフッキング性能によるものだと思う。

(スケーティングフロッグも同性能)

あとは自分のテクかな?(笑)

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もう1つ大活躍したのがブリッツEX-DRだ。

(ロッドは、スティーズ ブリッツ。シャロクラをやるようなMLクラスのロッドで引けるのがいい。)

これで初日6本のバスを釣った。内40アップは1本で、他に3度のバラシもあった。

投げていた時間的には決して長くなかったのだが、集中して釣れたので釣果を伸ばせたよ。

ブリッツシリーズは本物王道路線のクランクベイトを追求したシリーズなのだが、このブリッツEX-DRは本物路線を追求しながらも、5cmというボディサイズながらトータルバランスに優れ、急角でより深いレンジへと到達させられるクランクベイトとしては類を見ない性能になっている。

アクションはタイトゆえ、スレきった亀山バスにも効果が高いのだ。

TDバイブType-Rでも

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i-Waverや
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ドライブシュリンプでも

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2日目は初日と違うエリアへ行ったこともありキャッチしたのは9匹、最大は立木の中からドライブクローラー4.5インチの5gダウンショット、FCスナイパー12ポンドで引きだしたファットな44cm。

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タックルはハリアーFスペック、7フィート1インチゆえの垂直な枝ですら、ラインを枝に持たせて中層にルアーを止めるような技ができたり、ランディング率のアップといったアドバンテージを感じた瞬間である。

浮き草のスピンテールフロッグにしても、ブリッツEX-DRの入れ食いスポットにしても、もしくは立木を釣るにしても場所やその日のコンディションといった、いろんな要素がキモになった。

数時間単位で変わる状況をうまく釣ったからこそ、いい釣果が出せたのだ。

また釣ったルアーも10種類以上にも及んだ。

(ドラクロ3”,センコー4”,スピンテールフロッグ,ドラクラ4.5”ネコ,TDバイブ,ドラクラ3.5”,ドラスティ3.5”,

ブリッツEX-DR,アイウェバー,ドラクラ4.5”DS,ドラシュリ等)

これは同じ場所で何でも釣れたのではなく、場所や状況に合わせて正しく釣ったゆえの結果なのだ。

このあたりの詳細はBASSERの誌面をじっくり読んでもらいたい。

最後になるが、今年は9月とはいえまだまだ暑い日が続いている。

ベジテーションなりカバーのあるフィールドではフロッグゲームが長く続きそうだし、逆にミドルに落ちた状況ではブリッツMAX DRやブリッツEX-DRのようなミドル~ディープクランクの出番が多そうだ。

ちなみに亀山のフロッグといえばO.S.Pプロスタッフの斉藤くんがかつて実釣した映像がO.S.Pweb内にもあるので、興味のある方はチェックしていただきたい。

とても参考になるはずだ。

D.Aoki × T.Namiki at 利根川・・・

2012-8-31 カテゴリー:フィッシング

先日、写真だけアップしたのだが、今回は青木大介君と一緒に釣りをした時のことについて書くことにしよう。

彼とは2009年に山中湖、2010年に北浦でプライベートの釣りをしたので、今回が3回目となる。

1ヶ月ぐらい前「また一緒に釣りしませんか?」と誘ってもらい、別に勝負で釣りをしてるわけではないのだが、ここまでは1勝1敗だったので、今回が決着の場だね(笑)と冗談を言ったりしながら、とても楽しみにしていた。

今回はV6マリンさんから船を降ろしたのだが、かなり暑かったので霞ヶ浦・北浦よりは、少しでもカレントのある利根川や黒部川の方がいいだろうとなり、彼のボートで出船したんだ。

この水系は水位調整の水門をくぐったりと、バスボートが似合うフィールドだと思う。

また、広大なフィールドを楽しむバスフィッシングという部分でも、非常に魅力あるフィールドだろう。

初日はピュアフィッシングさんの社員も同船したのだが、「並木敏成さんの大ファンなので、ぜひ乗せてもらいたい!」とのことで、それならばいい機会だから一緒に釣りをしようということになったんだ。

ただし同船するのはいいけれども、「もし自分がバックラッシュする姿を見たら生かして帰さないから、それを覚悟の上でならいいよ。」と青木君に伝えておいたんだけどね(笑)

その言葉を鵜呑みにしたのかどうかはわからないが、釣りを始めてすぐは青木君がエレキを踏み、自分が真ん中、その彼が後ろというポジション。

彼は自分の姿を見ないよう、斜め後ろを向きながら釣りをしていたようだ(笑)

そんな感じで楽しい雰囲気の中、2日間釣りを楽しんだのである。

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ピュアの社員の前で、大介にダイワのタックルを渡す(笑)

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エグジグにゲーリーシュリンプ3”で。

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大介がうどんを食べているスキに2対2に追いついた。

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ドライブクローラー3.5"のワッキーで。

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自分のバックラッシュを絶対見ないように釣るピュア社員。

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ゲーリーのNewケロボーイでキャッチ。

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Newバージョンは、ボディーの厚みをアップしてウエイトアップ。

虫っぽく使えるように4ヶ所からラバーを出している。ベイトフィネススタイルのフロッグとして戦力になりそうだ。

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45cmクラスも。

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ドラクロ3”、5gテキサス、FPPストレート2/0で。

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2日目。

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大介のボートを運転させてもらう。楽しみの1つだ。

 

自分が彼の姿を初めて見たのは2007年頃、JB TOP50亀山湖の模様を釣りビジョンで放映していたのが最初だったと思う。

そんなに長い時間ではなかったのだが、釣りをしている姿やコメントしている姿を観て、この子は近い内に必ずやってくれるだろうと思っていたら、その通りになった。

2009年に山中湖で一緒に釣りをした時、彼はジグヘッドをかなりスローにボトムから離さず、ひたすらシェイク。

一方、自分はバックシートでミノーや早いリズムのソフトルアーの釣りを試していたのだが、じっくり狙っていた彼は1匹1匹と確実にバスを釣り上げていたので、とても器用なアングラーだなという印象が残っている。

そんな青木君も年々、釣りの幅に厚みが出てきたようで、今回はさらにレベルアップしている部分も多分に感じた。

3人とも竿を握っていたので、真剣モードで黙々と釣りをしていた時間も長かったのだが、そんな中でもバス業界のことや、共通のスポンサーの話など、いろんな会話ができた。

後はお互いの釣りのテクニックを見られることでいい刺激になり、自分であればパワー系の釣り。青木君なら繊細な釣りと、そのリズム。

自分としても非常に勉強になったし、とても有意義な時間を過ごせた。

それと、それぞれが使い込んでいるタックル(特にロッドなど)を使わせてもらうのもとてもいい勉強になる。

1人で釣りに行くことが多い人は、こうやって何人かで釣りをすることでレベルアップにもつながり、更にモチベーションもアップするいい機会になると思う。

初日の夜、食事をしながら話した際には、トーナメントなど毎年同じことを繰りかえしていく中、いかにモチベーションを維持していくか?ということに悩んでいた様子。

以前はアメリカのトーナメントには興味がなかったのだが、今回「アメリカのトーナメントシーンやフィールドも見てみたい。」と語っていたのに少し驚いた。

どれぐらいの範囲を釣っていくのか?など、そういうことにも興味があるみたいだ。

とにかく、こういう威勢のいい若武者・・・年齢は30才前後だが、50~60才まで現役で活躍できるバスプロの中では若手の部類に入るだろう。

そういう若武者が出てきてくれるのは、とても嬉しいことである。

そして、今後も躍進に期待している!

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V6マリンに現れた”怒”の川口直人。実はいいスマイルを持っている(笑)

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3日目は古くからの友人、川嶋君も合流。不器用な部分もあるが(人のことは言えないが・・・。)ナイスガイだ。

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3日目は、自分のアルミで未知の利根川下流域を走り回ってみた。

こんな景色があったのにはびっくりだ。

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この日はほとんど釣りをしなかったが、最後にハイピッチャー3/8ozでキャッチ。

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大介いわく、最近少しモチベーションを欠いているのでは・・・という”勝つ時は勝つ”のエグシュン。(こういう互いを心配し合える仲っていいよね。)

今度一緒に釣りをする約束をした。気合いを入れてやるぞ〜(笑)

 

それから、この週末WBS第4戦が土浦新港で開催された。

O.S.Pプロスタッフの橋本卓哉が3位入賞し、年間ランキング2位へ浮上した。

暫定ランキング1位はO.S.P社員の草深のままである。

2人の差は約800g、最終戦が楽しみだ。

地震の影響で土浦新港を使えなかったのが、今回から使えるようになったとのこと。

霞ヶ浦周辺でも被害が多くあったのだが、こうやって様々な部分が復旧してきていることは、地元の人達はもちろん、震災で心を痛めた人達にとっても、きっと励みになってくれていると信じている。

これから少しずつ涼しくなってくるので、皆さんも是非フィールドへ足を運んで頂きたい。

ちなみに今年も『Basserオールスタークラシック』が10月27日(土)~28日(日)に利根川(会場は「道の駅・川の駅 水の郷さわら」)で開催されることが決定し、自分も招待されることが決まった。

去年は北総マリン周辺を重点的に調べ上げたのだが、今年はもっと範囲を広げて、少しずつ準備を進めていきたいと思っている。

STICK IT&専用デッキについて

2012-8-24 カテゴリー:フィッシング

今回は、最近面白そうなものをゲットしたので紹介しよう。

言うなれば、ハンドパワーポールだ。

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写真が途切れているが、長さ2.4mある棒である。

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これを、篠工房で試作中の特製デッキの左上に取り付けてある樹脂マウントの穴に通した後、手でボトムに棒の先端を突き刺してボートを固定するらしい。

自分はまだ実戦では使っていないが、近いうちに試してみたいと思っているし、状況次第では強力な戦力になるだろう。使用感等はその時にまたUPしようと思う。

スティックイットは自分が古くから知っているナイスガイ、春木君が経営しているハーツマリーンで購入できる。

使用方法等も解説されているので、興味のある方は見てみて欲しい。

そして篠工房、自分がかつてダイワ(グローブライド)で働いていた時の同期の篠原君が、プロ魂を持ってこだわって作っているので、チェックしてみて欲しい。

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本日は、ハヤブサ(フィナ)さんとのフックのミーティングも行った。

では、今日はこれにて。

サンラインイベント&並木カップ&山中湖テスト&ナイスガイ・・・

2012-8-21 カテゴリー:お知らせ イベント フィッシング

本日は、並木さんの代わりにブログをUPさせて頂きます。

早速ですが、並木さんがスペシャルゲストで参加予定のサンラインさんのイベント、『Bass Fan CUP 2012 in 小野湖』の告知になります。

 

開催日:9月16日(日)(参加申込締め切りは、8/20(月)で終了しています)

開催場所:山口県宇部市小野湖

集合場所:アクトビレッジおの

参加費:2000円

受付時間: 6:00〜6:30

詳しくはサンラインさんのHPをご覧下さい→「Bass Fan CUP 2012 in 小野湖」

当日は、お楽しみ抽選会なども行われるので、参加される皆様は是非お楽しみに!

並木さんも「皆さんと会えるのを楽しみにしてるよ!!」と言っています。

 

更に、10/14(日)に開催されます。『並木カップ2012』の申込がスタートしております。

応募方法はTBC事務局へTELまたはFAXで、お名前、年齢、性別、ご住所、電話番号、エントリー(ボーターorノンボーターをお伝え下さい。)

TBC事務局TEL:0476-80-0388(10時〜18時)/FAX:0476-80-0389

TBCホームページ

応募締切は9/25(火)になります。

並木敏成と一緒にトーナメントに参加できるまたとないチャンスをお見逃しなく!

(詳しくはこちらをご覧下さい↓)

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続いて、以下並木さんより預かった写真とコメントをUPします。

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「先週、O.S.P社員とフィールドテストで山中湖に行った。」
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「O.S.Pプロスタッフで山中湖の強者である川上君に偶然会ったので、テストに参加してもらった。自分も一緒に釣りをしたことがあるが、釣りのテクニックも卓越しているし、こうやって日々フィールドに出ていて、それが彼の結果に結びついている。バスフィッシングは日々考え努力すると、それが必ず上達に結びつくスポーツなんだ。」

 

「ところで、昨日今日と自分は某フィールドでナイスガイと一緒に釣りをしたのだが・・・。」

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「その時の話しはまた後日ということで、楽しみにしていて欲しい。」

 

以上、T.NAMIKIの代筆Xでした(笑)

自分の夏休みと新作スピンテールフロッグ&DVD「T.NAMIKI’S JAPANTRAIL」のこと。

2012-8-14 カテゴリー:プライベート

今回は珍しくプライベートネタを書こう。

実は先週、長野県を中心とした甲信越地方、主に軽井沢や白馬、上高地などの避暑地へ5日間の旅行をしてきた。

自分はこれまで青春時代から充分なオジサン?になるまでの時間をバスフィッシングに捧げてきたので、日本の観光名所みたいな所をあまり知らないんだ。

ただ、そこは釣り人。

車にはスピニングタックルを1本積んでおいて、バスとウグイをルアーでキャッチしたよ!

回ってきた観光地は標高が高いということもあり、とても涼しくて快適にいい時間を過ごせた。

その途中に奇麗な湖も見たくなり、木崎湖へも立ち寄ったんだ。

ここは20年以上前に友人達とキャンプへ行った所。

その時は小さいフラホッパー、今で言う虫パターンで20cmぐらいのラージマウスバスを一杯釣った思い出がある。

また、10年ぐらい前にも長野のバンバンというショップさんが主催したボートの大会でゲストに呼ばれ釣りをしたこともある。

なによりも景色が最高に良くて、もう一度見てみたいと思い立ち寄ったんだ。

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木崎湖の湖畔にある星湖亭にて。

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野尻湖や木崎湖の凄腕、河合君(バジンクランクのシケーダーマジックカラーの生みの親でもある)に美味いそば屋へ連れて行ってもらった。

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場所は変わって、初めて上高地へ。

残雪もあったりして、川に足を入れると夏のバスフィールドでは経験できないほど冷たかった。

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気になったのでプロトレックを水につけてみると、12.6℃だった。クール!

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思いのほか正確だったプロトレックの高度計。

標高1500mは、クーラーいらずで快適。ちなみに自分の八王子の家は標高150m、芦ノ湖で740mぐらいだ。

長野県にはこのようなバスフィッシングだけでなく景色も楽しめるフィールドも多いので、夏でも涼しい避暑地でのバスフィッシングとしてオススメだよ!

 

今回は新しく登場したスピンテールフロッグについても書かせてもらおう。

多くのフロッグはボディから2本の長いラバーが出ているよね。

もともとアメリカ製のフロッグというと、ほとんどがこのようなタイプとなっている。

これは構造上、1本のラバーがボディの中でつながっていて、それにより抜けにくかったり、生産効率がいいという理由がある。

後は、それによってバランスを取り、カバーを乗り越える時にダブルフックが上を向いた状態をキープして回転しにくくなることで高いウイードレス効果を生むようにという、構造上の色々なメリットがあるがゆえに、こういうタイプが多いということも言えるのだ。

このラバーをある程度カットして使うこともあるのだが、水中でのアクションは、このラバーがワームに見えるので、ストレートワームのワッキーリグを水面で動かしているイメージとも言える。

つまりボディはバスからあまり見えず、長いレッグが1本のワームのように見える、そんな効果も感じるパーツだ。

例えば、ポストスポーンのバスには、こういったワッキーワームが効くように、この手のフロッグはそういった時期に特に効果的だと言えよう。

食性から考えると、カエルを食べているような時期やフィールドにおいてはマッチザベイトなのだが、ベイトフィッシュを食べているような時はバスが見切ってしまうケースが多かったのも事実。

O.S.Pではこれまでダイビングフロッグやスケーティングフロッグのように、むしろベイトフィッシュや虫、ザリガニなどにも見えるようなフォルムやアクションのフロッグを追求してきた。

ダイビングフロッグであればダーターであり、ポッパーであり、クランクベイトでもあり、それをカバーにも叩きこめるイメージ。

スケーティングフロッグであればベイトフィッシュの I 字泳ぎやスキーイングアクション、そんなイメージのルアーである。

今回のスピンテールフロッグはブレードを付けたことで、まさにバズベイトやバジング系ワームのようなフロッグとなっている。

更にアクションは逃げ惑うベイトフィッシュだ。

これまでフロッグというと、どうしてもドッグウォークアクションだけという感じで、ただ巻きと違い1投に時間が掛かってしまった。

また、ドッグウォークさせるためにラインが水面を叩いたりしてラインの存在を際立たせてしまうので、場合によってはそれがバスに見切られる要素となってしまうこともある。

スピンテールフロッグの最大の特長はドッグウォークアクションも優れているのだが、ただ巻きでしっかりとバスを寄せ、高確率でバイトさせるアクションを持っているところである。

水がクリアなフィールドにおいてもただ巻きによる早巻きでリアクションストライクを生みだすのも、このスピンテールフロッグならではの使い方の1つだ。

ちなみに、もう1つO.S.Pのフロッグがこだわっている点は、アイに初めから装着されている溶接リングだ。

例えば、プラグの場合スプリットリングやスナップにラインを結んだ方がアクションが明らかにいいのと同じ効果がある。

フッキング性能もフロッグの中では、ずば抜けて優れているので、喰わえ込んでも乗らないというストレスがほぼ無いと言える。

詳細は、O.S.PWEBでもUPされているこの動画をチェックして頂きたい。

 

香川県の野池でオカッパリをした映像なのだが、幅広いシチュエーションで数多くのバスをキャッチしている。

フロッグ=ベジテーションのみというイメージがあるが、それだけでなくオーバーハングやブッシュなどのカバー周り。

後はオープンウォーターなど、幅広いシチュエーションでキャッチしているので、フロッグフィッシングのイメージを固める意味でも大いに役立つはずだ。

 

更にもう1つの新登場がDVD「T.NAMIKI'S JAPANTRAIL part1」。

(O.S.PWEBでUPされている予告編動画)

自分のDVDは製品プロモーションが中心ではなく、より釣れるようになるためのいくつものヒント。もしくは釣りがもっと楽しくなるように、そんなことを主なテーマに作っている。

DVDに付いているアンケートハガキなどでも、そういう部分が好きだという評価を頂くのだが、これはとても嬉しいことだし、自分もそう考えて作っているんだ。

part1は旧吉野川、霞ヶ浦、池原貯水池、相模湖、山中湖、合川貯水池を2枚組の計210分というボリュームで収録してある。

釣りのシーンもさることながら、BGMで流れる曲(But by Fallの「A Bloody Love Letter」、ONE BUCK TUNERの「Tall dwarf」というアルバムの収録曲)も気に入っているよ!ここんところ運転中は、常にこの曲をリピートさせてしまっている(笑)

とてもいい作品に仕上がっているので、ぜひご覧頂きたい。

 

さて今週から自分は仕事weekだ。

昨日は芦ノ湖に行ってきた。

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同行してくれた杉本君と伊藤君。ありがとう。

彼らの名誉のために言っておくけど、自分の以上にもっとでかいバスも釣っていたよ(笑)

大きな意義のある2つのイベントに行ってきた・・・

2012-8-02 カテゴリー:イベント

まず1つはH-1グランプリ。

これは昨年から始まったハードルアー限定のトーナメントである。

ラッキークラフトさんの後援で関東圏を中心に行われているのだが、同社の契約プロスタッフでもある鈴木美津男さんが中心になってサーキットを運営している。

フィールドは関東限定だが非常に盛りあがっているし、なおかつ意義のある試合だと思う。

バスにはワームも含めていろんな釣り方があるのだが、あえてハードルアーに限定した試合ゆえゲーム性も高くなっている。

仮にハードルアーがハマりにくい状況でも、逆に使い込むことでどんなタイプのルアーであればバイトを引き出せるか?など、やり続けることでルアーの特徴を理解し、キャスティングも含めて使いこなすスキルもアップできるので、非常に注目度の高い大会だろう。

今回は八王子から程近い相模湖の日相園で開催されると聞いて、自分も昔からお世話になっている美津男さんに電話をし「自分も出場したい」と伝えたのだが、約3週間ほど前にも関わらず、既にボートが予約でいっぱいとのことだった。

「であればウェイインから、その後に行われるバーベキューパーティーへ盛り上げるためにも来てくれないか?」とのことだったので、大会には出られなかったが顔を出しに行ってきた。

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鈴木美津男さん。

利根川のスペシャリストで、昨年はオールスタークラシックにも出場された。

アメリカのレイ・スコット氏ばりのカウボーイハットで場を大いに盛り上げている。

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右は、マルキュー社員の伊藤巧君、彼が中学生or高校生の頃から知っているが、今ではTBCを代表するアングラーの1人に育ったのには嬉しい限りだ。

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右は、おなじみの古沢君。

相模湖といえば出場しないで済むわけがない。

あしなが募金も行われ、古沢君からはロッドの出品があった。

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自分が出品した品もお買い上げ頂いた。

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バサー編集部員の佐々木君。現在ランキング1位である。

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写真でもわかるようにH-1グランプリはトレーラーウェイインにこだわっている。

ここはレンタルボート限定でトレーラーが使えないため、桟橋にレンタルボートをつけて、そこからライブウェルを運んでみんなの前へ行き検量台で見せるという、これまた素晴らしいアイディアだった。

また来年も相模湖で開催する予定があるようなので、自分もスケジュールの調整がつけば出場したいと思っている。

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ラッキークラフトの新作ルアー。 非常に良さそうだ。

 

次の日の月曜日は千葉県栄町が主催の「第2回栄町バス釣り大会inグレンモア」に行ってきた。

これはグレンモアというゴルフ場にある大きな池が会場となっている。

普段は釣りができないのだが、年に1回、この日だけは解放されるんだ。

去年から行われているのだが、今年は去年を上回る応募があり、正確な数はわからないのだが締め切った時点で400人ぐらいという、早い段階で締め切ったとしてもこれだけの人が応募するほどの盛況ぶりである。

なにより嬉しいのはバス釣りをやり込んでいるエキスパートに加え、多くの親子連れや子供達が参加してくれたこと。

これまでバス釣りをしたことがない、もしくは経験の少ない人達もたくさん集まっていた。

バスフィッシングを未来に残す、そして夏休みの1日に子供達がバスと触れあえるという、大きな意義のあるイベントだろう。

これだけの人が1つの池で同時に釣りをしても、普段は釣りができない池ということもあり、1人で2ケタ釣り上げる人もいたりと、多くの人がキャッチできていたようだ。

これを先例に、日本全国のゴルフ場などが、そこの市町村などと一体となり、こういうイベントを開催してもらえないだろうか。

去年初めて行われ、それが大好評を得て2回目の開催。

今年は吉本興業に所属するプロの芸人さん(ゴールデンボーイズ)に司会を依頼するほどの力の入れよう。

自分も4才の子(優人君)と一緒にセミナーをしたが、大受けだったよ!

ちなみにこういうイベントをやる前は、このゴルフ場に夜こっそり浸入して釣りをしようとする人がいたらしい。

それが、このイベントをやるようになって、そういう行為をする人もいなくなったそうだ。

そういった迷惑行為に悩んでいたゴルフ場側も、年に1回こうやって解放するようになり、地元の人たち、そして地元のバスアングラーからの賛同をより得られて、しかも不法行為もなくなるという一石二鳥の効果と言えよう。

こないだのブログで、自分もバス釣りのトレーニングの一環としてゴルフの練習を始めたと書いたのだが、コースデビューはこのグレンモアでできればいいなと思っている。

こういったイベントが全国に波及していくことを願っているね!

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4才なのにベイトでのピッチングができる。

右はお父さんである。

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以前のブログに登場した安藤君も、遠路遥々参加してくれた。

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表彰式&セミナーの舞台としてTBCさんのトラックが使われた。

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シェード内に集結する参加者の皆さん。

夏のシェードパターンは人間にも王道だ(笑)

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ゴールデンボーイズの2人。

吉本興業の「あなたの街に住みますプロジェクト」で千葉県に就任している。

さすがプロと言えるトーク術に感服。近いうちに大ブレイク間違いなしだ〜。

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新海さんや、ジャイアン(沖田プロ)やダーナリ(成田プロ)も一緒に、イベントの成功を祝って最後にパチリ。

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安藤君と高速のサービスエリアにて。

聞くと、おばあちゃんと二人で電車とバスで3〜4時間かけて家に帰るというので、帰りは自分の車に乗せてきてあげた。

そのお礼に、自分で卵から育てたという金魚を3匹もらった。(それ以外にも沢山のお礼の品を頂いてしまったが・・・)

この金魚がO.S.Pプールのボウフラ退治にこれから活躍してくれるはず。ありがとう!

より良いトーナメントを作り、その中でどう戦うか?

2012-7-27 カテゴリー:フィッシング

前々回「トライアルドリームツアーUSA」という企画でJB霞ヶ浦チャンピオンの中川君をアメリカに連れていった話を紹介したんだけれども、今回はその続きから。

この企画はローカルシリーズで頑張っている選手達にもモチベーションや夢を提供したいというのが1つ。

もう1つは若手の選手、もしくはこれからバスプロになろうとしている人達の将来に、なにかプラスになるようなことをしたい。

そのために自分がJBへ提案して行われるようになったのが「トライアルドリームツアーUSA」。

現状、JBのローカルトーナメントは9シリーズあるのだが、その中でパフォーマンス査定方式という、いわば偏差値式に1位の人を選び招待するという企画。

そして今回、その権利を獲得したのが先日紹介したJB霞ヶ浦チャンピオンの中川君なんだ。

そもそもO.S.Pというのはルアーを販売するメーカーという面の他に、自分のバスプロとしての事務所でもある。

自分のプロ活動による収益なども会社に入るようになっている。

そんな中、自分が今やっている活動の中で、どんな形で応援できるかを考えた時に出てきたアイディアなんだ。

JBの協会側からは「もっと協賛して欲しい」という要望がくるのだが、自分は協会を通して間接的にではなく、もっと選手へダイレクトになにかしてあげたいという思いがあった。

なによりもローカルシリーズで頑張ってる選手も、メディアに載るチャンスを作ってあげたい。

なので今回は、そういったメディアの取材陣が同行する経費なども含めて、この「トライアルドリームツアーUSA」をO.S.Pとしてサポートしたんだ。

自分はこれまでトーナメントをハードにやってきたからこそ、その魅力や素晴らしさを体感しているし、これからの若手選手が羽ばたけるような舞台としてのトーナメントシーンであって欲しいと望んでいる。

多くの選手たちも、平等で公平に競い合えるトーナメントとして、より良い世界にしていきたいと思っているだろう。

ただ、そういったことについて素直に言い合える場がなかったり、言いにくい風潮があるのも確かで・・・。

現役選手の多くはそういったことに対して意見を言いにくかったり、スポンサーや年齢的に立場が下なので言えずに我慢している選手も多い。

そういった意味で、トーナメントをより良くしてもらいたい、「そういったことは、並木さんにきっちりやってもらいたい」というコメントをよくもらっている。

トーナメントにおける不公平な問題点というと、例えば立場的に上の選手に「ここを釣るな」とか「自分が来たら場所を譲れ」と言われることがあるんだけど、これっておかしな話だよね。

初日に自分がよく釣った場所はマイウォーターで、その後は他人に釣らせず、他人が初日によく釣った場所はお構いなしに釣る。

昔から近くに寄ってきて舌打ちをするとか、そんな子供っぽい威嚇行為もあるけど、こういうのを無くして誰もが平等に戦える空気を作ってあげることが必要だ。

過去には「場所を譲れ」ならまだしも、最終戦前に年間タイトルを競っていたライバルへ「タイトルを譲ってくれ」とまで言ったなんていう、まるで笑い話のようなこともあったんだ。

釣れる場所を教えなかったスポンサーつながりの地元サポーターに試合後「俺の前から消えろ」と暴言を吐かれたなんて話も、言われた本人から聞いたことがある。

場所とりやライバルの場所つぶしも聞いたりしたけど、古い話で、今だから笑って話せるけど、自分がされたイヤガラセの中には、当時(外来法制定より、はるか前)の「プラクティス中に別水域へバスを運んではいけない」というルールの網の目をくぐるよう「ならば水槽に運んでしまえ」という発想をするような、競技としてのバスフィッシングよりも、人を出し抜いて釣ることだけに情熱を燃やすタイプの選手もいた。(この件をもとにその後、プラクティス中のライブウェルの使用禁止というルールに変更になった。)

他にも明確に釣り禁止場所とは制定されていないが、うるさい人がいて「釣りをするな」と言われるマリーナへ事前に自分の船を伝え「この船だけは釣りをさせてもらいたい。そして他のボートが来たら追い払って欲しい」と頼みこむとか(そのマリーナで粘り倒してクラシック準優勝!それでいて、このタックルやオレってすごい!ってなってしまうから、おかしいと思う)、別の湖のマリーナではわざわざ高いガソリンを入れてコネをつくり、自分だけそこを釣らせてもらおうというセコい作戦をもあったな~。

こういった自分1人だけが有利になるようなセコい考え方をする選手がいるというのは、今でもよく耳にするよ。

ルール違反ではないけれども、こういうモラルの低いアングラーがいるとトーナメンター全員の信頼も失墜させるし、今尚頑張ってる選手からすれば面白くない話だろう。

また、これから育っていく若手選手がそういった汚い戦い方を見て、それがトーナメントの戦い方だと勘違いしたり、嫌気が差してトーナメントから去ってしまったりするのは、今後、日本のバスフィッシングが成熟していくのに大きな損失になってしまう。

事実、そういう事実を目の当たりにした選手の多くがトーナメントを辞めてしまったり、釣り自体を辞めてしまっているということ。

それが嫌で海外に行きたがっている、もしくは行ってしまった選手もいる。

ちなみに、これだけを見ると多くの選手がモラルの無い行動を繰り返し、そういったことが蔓延っているように思われるかもしれないけれども、そうではないとは断言しておこう。

だからといって傍観していては何も変わらないので、現役選手としてではなく、例えばスポンサーメーカーの社長として、更にはアメリカのトーナメントを経験してきた1人のトーナメンターとしてできることを、ずっと考えていたんだ。

これからの若手選手にできる自分なりの応援方法を考えた結果、ウェイイン時のバスの扱い方も含めてより良いルール作りの提案をしたり、「トライアルドリームツアーUSA」の企画を全面サポートしたりしている。

とにかく自分が運営団体側に言いたいのは全選手がやりがいを持ち、平等なルールの下で、のびのびと試合ができる環境作りをお願いしたいということ。

これは参加している選手たちだけでなく、協賛している多くのメーカーが平等と感じるトーナメント作りも含めてである。

現実問題として多くのメーカーがスポンサーを降りたがっているという事実があるのだが、それでは日本のトーナメントシーンは先細ってしまう。

一部のメーカーや選手が特別扱いされて恩恵を受けるような構造でなく、すべてのメーカーや選手が平等に満足できるようなものにしていくべきだろう。

スポンサーにしても商品を売るためだけに選手を利用するのでなく、自社の看板を背負う責任と、プロフェッショナルとしての在り方も含め、正しい教育をお願いしたいものだ。

フェアーに頑張っている人がバカを見るようなバストーナメントや、バス業界に絶対にしてはならない。

話は変わって、自分がバスを本格的に始めたのは19才の頃から。

子供時代から釣りが大好きで、釣り好きが高じて東京水産大学(現、東京海洋大学)へ行き、卒論もバスの生態研究という、大学時代以降はバスにドップリ漬かった人生である。

その頃、バス釣りで食べていくなんて友人や親に話しても「馬鹿なことを言うな」と怒られた時代。

釣具メーカーに就職した2年後、そこを辞めて「トーナメントプロを目指す」と言った時は父親に勘当されたこともあったんだ。

ある意味、釣り一本で食べていくにはテレビのフィッシングキャスターの故 西山徹さんのような存在でしか無理だと思われていた時代。

自分はバス釣りにハマる内にトーナメントに魅せられ、自分がどこまでやれるのか、そんなものに挑戦したいという気持ちが大きくなっていった。

当時からトーナメントプロとしてガイド業などで生計を立てていた下野さんのような人になりたいという気持ちに加え、チャレンジしないまま終わりたくないという自分の中での気持ちが強くなり、会社を辞めてプロ活動に専念したのだ。

その後、車の荷台で寝ながら常に湖畔へ泊まる生活が続き、全国のトーナメントフィールドにある銭湯はすべて知っていたほど。

バスフィッシング市場の成長とともに自分も頑張ってこられたから、ある意味でいえば時代に恵まれたのかもしれないね。

自分が日本のトーナメントへ出場していた時代と比べれば、現在のバス市場ははるかに大きくなった。

今では金銭契約もザラだけれども、当時は限られたプロしか契約もできず、その額もいまと比べれば小さいものだったんだ。

 

よく「トーナメントプロとして成功するには?」と質問されるのだけれども、その答えは「とにかく集中して頑張ることだ」と言っている。

あるフィールドを前にした時、試合の季節とフィールドの特性を踏まえててベクトルさえ合っていれば、あとは掛けた時間に比例して結果がついてくるはずだから。

アメリカみたいに馬鹿デカすぎるフィールドと違い、日本の中で広大とされるフィールド規模なら、情報に恵まれなくても人一倍の時間を掛けてフィールドを調べ、釣りのテクニックを磨きあげれば結果はついてくるはず。

頑張っているのに成績がついてこないという人は、その人からすれば頑張っていても、それ以上に頑張っている人が上位にいると考えれば、もっと努力すべき点を見つめ直すヒントになるんじゃないかな?

 

トーナメントを戦う上でつらいことも多いだろうけれども、その「つらさ」にも正しいものと理不尽なものがある。

理不尽な部分というのが前記したような内容になるのだが、そういった理不尽な部分は正していく必要があるから、そういった面を正すために自分は力になれる。

自分自身のレベルアップ、スキルアップを目指し、純粋にバス釣りの技術を向上させていくことで成長していくのがバスプロとしてあるべき姿だし、そうすれば、いつか必ず評価される日がくると信じて頑張ってもらいたい!

 

-P.S.-

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新しいレンジャーのセッティングで潮来のサイト51に行ってきた。

GPS、魚探系の最終セッティングを行ってきたわけだが、近いうちにラップされる予定なので楽しみだ。

相模湖ロッドテスト&JBトップ50にて茂手木プロ優勝!

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後ろに見えるのは・・何と!

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先週、ダイワのロッドテストで相模湖へ行ってたんだけど、そこで田辺さんに会ったんだ。

実は今年の春、利根川に行った時もバスボートで走っている姿を見掛けたことはあったんだけど、こうやってメジャーなフィールドで釣りをしていると色んなプロと会うことって本当に多いんだ。

でも、対岸にいたりとか走っていたりで、なかなか挨拶したり会話できる機会って少ないんだよね。

今回は同じ柴田ボートさんで出船していたというのもあり、いろいろと話をすることができた。

いつも思うんだけど、田辺さんも本当に釣りが大好きだというのが話をしていても伝わってきて、ついつい長話してしまったよ(笑)

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そして昨日の夕方、実はゴルフの打ちっ放しに行ってきたんだ。

といっても数週間前行って以来、今回が人生で3回目なんだけどね。

これは急にゴルフに興味が出たわけではなく、トレーニングの一環として取り入れてみた。

左右両方で打ってるんだけど、これはバランス良く筋肉を鍛えたいと思ったからなんだ。

いずれ自分のゴルフ談義が語れる日が来るかもしれないね(笑)

 

その時に携帯が鳴ったんだけど、これはO.S.Pプロスタッフの茂手木君からの電話だった。

先週末は桧原湖でJBトップ50が開催されており、茂手木君が2日目の時点で上位にいたというのは知っていた。

結果がどうなったのか気にしながら電話に出たんだけど、第一声がとても爽やかだったから内容を聞く前に優勝したんだなというのがわかったよ。

初日と2日目以降はパターンがかなり変わったみたいだけど、うまくアジャストできたと嬉しそうに話していたね。

もちろん茂手木君のことは古くから知っていたし、ダイワのプロスタッフでもあり、キャスティングでセミナーをやる時は司会進行などもしてくれる、ある意味、弟分みたいな感じの存在なんだ。

トーナメンターとしてのキャリアも長く、トップ50に上がってから2009年には年間6位という成績も残っているが、ここ2年はなかなか成績も残せず悩んでいたと思う。

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以前、茂手木君とトーナメントの戦い方について話していた中で、自分は「毎回5位ぐらいを狙う感じでやってみては」とアドバイスしたことがある。

そうすると上位陣が崩れたら勝てるし、逆にギャンブルも必要以上にすることもないから大外しすることも少なくなるから。

かつて自分がJBに出てた頃はそんなイメージで戦略を立てていたんだけど、日本の場合はフィールドの規模もアメリカのようにとてつもなく広大というわけではないよね。

日本なら「あのエリアで何をやれば何キロぐらい」という、おおまかな感覚が掴めるから、その中で5位狙いというのが一番クレバーな戦略だと思うから。

「そのアドバイスがすごく役に立ちました」なんて話をしてくれたのが2009年シリーズの時なんだけど、今シーズンが始まる前にも話をする機会があった。

そこで自分は「トーナメントをずっと続ける気があるのか?」というのを聞いたんだ。

お店の仕事や自分の生活がある中で、いつまでと区切って考えているのか?それとも違うのか?

そういった人生相談の話をしていたんだけど、茂手木君は「ずっと続けたい」と答えた。

いまさら「死ぬ気で頑張れ!」と言うタイミングでもないし、それは言わなくても彼もわかっているだろうから、自分は「順位を気にせず大好きなバス釣り、そしてトーナメントができることに感謝しながら、のびのびとやるといいよ」とアドバイスしたんだ。

そうしたらこの第3戦、桧原湖で見事にやってくれた!

トップ50では初優勝とのことなんだけど、自分のことのように嬉しかったよ。

それと五十嵐誠君も4位入賞と、こうやって若手が頑張ってくれているのを聞くと、とても嬉しくなる!

一方、利根川のTBCではO.S.P社員のヘンプ君がレギュラー部門で1816gというナイスフィッシュを釣り、ビッグフィッシュ賞を獲得した。

ヒットルアーはドライブクローラー4.5インチの1.3gジグヘッドワッキー。

そしてもう1匹は02ビートで釣り総合8位。

TBCに参戦したのは今年からなんだけど、年間では3位という好位置につけている。

こうやってまわりのスタッフたちも頑張ってくれているので、自分も応援していきたいと思っているよ。

I ♥ Bass Fishing(U.S.A編)

2012-7-18 カテゴリー:お知らせ フィッシング

さて今回は、昨年から3回アメリカに行っているんだが、その中からナイスな写真をランダムにUPさせてもらうよ。

以前、Talk to Toshiのコーナーがあった時にも、UPするからと約束していながら出来ずじまいだったから。

こう見えても、自分は結構りちぎだし、記憶力がいいんだ。

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友人のフランクと!!
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テキサス州の湖畔にあるレストラン。

名前がスタンプ(切り株)とはイケてる。必ず寄りたくなるね。
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そのレストラン内には、有名バスプロのトーナメントシャツが飾ってあった。

これは、バスプロのレジェンドとされるリック・クランのもの。

釣果もさることながら、相手のことを気づかいながらマナーや、モラルを重んじて釣る姿に、多くの共に戦う者達から支持を集める。釣りに対する姿勢に於いて、自分が最も尊敬しているアングラーだ。

最近のラッキーストライク社からの彼モデルとしてのミノーは?だが・・・。まっ、ある意味アメリカらしい。
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上段左から2番目は、日本人としての誇りでもあるT.O(大森君)のもの。

1つの歴史を作った彼のさらなる活躍にとても期待している。

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元FLWプロのクリスがなんとショップを開いていた。

名前は『タックルモンキー』だ。

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店内である。

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こんなボートトレーラーもアメリカらしい。
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同行してくれた自分の用心棒のボブ。

 

ここから先はトライアルドリームツアーのもの。

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琵琶湖で世界記録のバスが釣られる前までのワールドレコード22lb.4ozは、このルアーで釣られていた。(1932年)

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2011年JB霞ヶ浦シリーズのチャンピオン中川君と。

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将来の日本の、いや、世界のバスフィッシングをけん引していって欲しい。

とにかく、頑張れよ!!

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さて今年は、なるべく多く日本にいたいから、次にアメリカに行く予定は今のところ立ててないけど、年末頃かな・・・。

とにかく、アメリカが元祖のバスフィッシングなんだけど、なんとか日本にずっと残してあげたいよね。

 

明日は、日本の某フィールドに行ってくるけど、皆さんも釣行の際は熱中症に充分気を付けて下さい。

では、今日はこの辺で・・・。

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