釣りビジョンロケ&サンラインイベント、そして嬉しい報告。
2012-9-18 カテゴリー:お知らせ イベント 取材(メディア関連)
さて、この一週間もとても忙しかったのだが、まずは9月12日~13日は釣りビジョンのロケで霞ヶ浦へ行ってきた時の話から。(初回放映は10月2日の予定)
本来は西の方のリザーバーなどを予定していたのだが、渇水の影響によりボートが降ろせないという事情もあり、急遽、霞ヶ浦に変更となった。
覚えている範囲で初日は9匹、2日目は7匹ぐらい釣ったわけだが、特に初日のウエイトは5匹で6500g弱ほどと、数もウエイトも自分の予想以上に釣れた。
霞ヶ浦本湖のフィールド知識は少なく、またエキスパートとなるローカルがカメラ船をやりながら回ってくれたわけではないので、これは自分の知っている超メジャー一級エリアを回っただけの釣果である。
メジャーなトーナメントでは当然、多くの人が知らないようなプレッシャーの低い場所を数多く知っていないと成績を出すのは難しいが、メジャーな有名スポットでも上手く釣ればここまで釣れるというのは見せられたのではなかろうか。
何よりもバスの体型を見てもらいたい。体高のあるガッチリとした、これぞ霞バスという体型なのが写真からもわかるだろう。
みんなもこのバスに会いに、ぜひ霞ヶ浦へ釣りへ行ってもらいたいものだ。
初日のビッグウエイトの原動力はブレードジグ1/2ozにアクショントレーラーだった。(3/8ozでも1匹釣ったが)
水深1.5m前後を、ショートキャストめで時折ボトムに接触するようゆっくり引いてくる。
ブレーデッドジグカテゴリーにおいて、千鳥アクションのみが有効という風に思われている方も多いようだが、本来、多くの状況で、特にタフっている時こそゆっくりめで一定に引いてくるアクションが最終的な食わせのメソッドになると自分の中では決まっている。
数年前にフカシン(深江プロ)と話した時も同じ意見でまとまっているので間違いないだろう。
とにかく千鳥らせたり、速く引くことばかりを考えず、スローリトリーブする使い方を心掛ければ、よりバスを多くキャッチできるはず。
使用タックルはスティーズ・ストライクフランカーにスティーズ100H、FCスナイパー14ポンド。
スローリトリーブにおいては、特にフッキングパワーが足りずバラしてしまうことも多いので、自分はこのタックルが気に入っている。
一番数を釣ったのはブリッツEX-DR。これで水深1.5~2mぐらいの護岸際や浚渫、テトラなどを釣ったのだが、この時はバスが表層や中層に食い上げてくる状況ではなかったので、ブレードジグ1/2oz同様にボトムストラクチャーをなめるように引いてこられるブリッツEX-DRが効いたのだ。
久々にキムショーとも偶然、再会。
そして9月16日(日)は山口県の小野湖で開催されたサンライン「バスファンCUP」に行ってきた。
この大会はボート釣りの部とオカッパリの部を合わせて約100人強の参加があった。
水位の低さでスロープが干上がってしまい大会の開催が危ぶまれたり、また当日の朝まで台風の影響で本当に開催できるのか?そんな不安がつきまとったのだが、終わってみればみなさんの笑顔があふれかえる楽しい大会になった。
自分に会うのが目的で遠路はるばる来てくださった方々もいて、胸が熱くなってしまった。
ありがとう!またどこかでお会いしましょう。
ジャンケン大会は後出しの効かない後ろ向きでおこなってみたが、これが大ウケ(笑)
オカッパリの部、入賞者。
ボートの部、入賞者。みなさん、おめでとう!
自分のセミナーの様子。余興として前夜仕入れたネタの手品を見せたのだが、いきなり小学生にネタバレしてしっまった(汗)
いい言葉だと思う。
前夜あらわれた流し?のマジシャン。でも、さすがプロという技に感動!
色々とお世話になったエバーグリーンのプロスタッフでもある地元のガッツさん。
前夜祭の模様。広島~九州エリアから集まったサンラインのプロスタッフ、吉海さん、田中さん、白川さん、安藤さん、吉田さんたちと、いろいろな話で盛りあがった。ありがとう!
この夜、手品ネタを仕入れされてもらったのだが、結果は先ほど書いたとおり・・・練習します(笑)
帰りの宇部空港でばったり会った大学時代の先輩、吉崎さん。『サバがマグロを産む日』(つり人社)という本の著者で、現在は東京海洋大学の教授である
自分が部長を務めたアウトドアライフ部の、2つ上の代の部長であった。
それから、この週末に嬉しい知らせが2つ届いたので報告しよう。
WBSプロトーナメントでアングラーオブザイヤーをO.S.P社員である草深が獲得した。
試合前の時点で1位だったのだが、初日はいまひとつ出遅れたものの2日目はトップウエイトとなる6270gを釣ってタイトルを獲ったのだ。
以前、WBSクラシックを勝って、翌年のバサーオールスタークラシックに出場。そこで3位に入り次の年も出場と2年連続で出場した実績があるのだが、これで来シーズンに出場できるかもしれない。
彼はO.S.Pで営業や開発といった多くの仕事を持つサラリーマンである。家庭もあり、子供も最近2人目が産まれたばかり。
そんな状況の中、釣りに行ける週末は熱心にこのフィールドへ通い、その情熱と努力など、半端ない気持ちで獲得したタイトルと言えるだろう。
試合前に1日休みを取れるか取れないか、あとは週末のみの釣行という決して条件的に恵まれているわけではないが、そこでの獲得は自分も感動させられた。
同じく日曜日には、JB桧原湖戦でO.S.Pプロスタッフの鈴木隆之から「年間タイトルを獲った」という嬉しい電話連絡をもらった。
第1戦で3位になったのだが、これは彼の得意とするサイトの季節。
例年、夏になるにつれて成績を落としていくのがパターンだったので、その時に「もっと頑張れ!」と多少強気のハッパをかけたわけだが、それが効いたのかもしれない(笑)
そんな2つの嬉しい知らせも届いた週末だった。
この雨によってフィールドは一気に秋めいたはずだ。秋の巻物パターンを堪能しにフィールドへ足を運んでみて欲しい。