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2022/9/10_1

2022-9-15 カテゴリー:その他

かねてより、並木敏成を象徴するルアーといえば「スピナーベイト」と連想する方も多いのではないだろうか。
自分の得意な釣りの一つに、シャローのバンクをテンポ良く流していくスタイルがある。
その一連の動作を、当時取材していたライターさんが「マシンガンキャスト」と命名してくれたのだが、その時よく投げていたルアーこそがスピナーベイトだった。
日米問わず、トーナメントでも投げ続けてきたルアーの一つだね。
そんな経験をふまえて、いままでのスピナーベイトにないコンセプトを打ち出して形にしたのがハイピッチャーである。
そのハイピッチャーのコンセプトとは…
・ウエイトごとに明確なレンジの釣りわけが可能なシステムスピナーベイトであること。
・着水直後から高回転、バスを喰わせるために機能するブレード。
・瞬時にウエイトを見分けられるカラービーズ。
これについてひとつずつ解説していこう。
まず、かつてのスピナーベイトは同じシリーズであっても、ウエイトが変われば全体のボリュームが大きく変わるものが大半。
特にストレスなのが、ウエイトが重くなるにつれてブレード大きくなってしまうこと。
あとは全体的なボリュームが大きくなるにつれてフックサイズも大きくなることもストレスに感じていた。
スピナーベイトの性質として、ブレードサイズが同じ(浮き上がる力が同じ)であれば、ウエイトを上げることで同じ速度で一段下を引ける。
より遠投も効くし、ひとつ軽いウエイトと同じレンジをより速い速度でトレースできるセッティングにできるんだ。
そこで、ハイピッチャーでは5/16oz~1ozまで、ブレードサイズを共通のものにした。
そして、当然アームの長さが変わればボリュームも変わる。
たとえばクランクベイトを使っていてレンジを変えたいだけなのに、ボディサイズも変わってしまうようなもの。
また、フックサイズが大きくなればフッキングパワーもより必要になり、それに対応するため何本もの竿が必要になってしまう。
そのため、フックは1/4oz~1/2ozまで共通(5/8ozと1ozでも共通)、全体的なボリュームもなるべく統一させることに成功。
そして、ハイピッチャーの釣れる秘密でもあるブレード。
ハイプレッシャーに強い、回転角度がタイトに回る設定にしていながらも、パワフルに水をかく。なおかつ厚めの真鍮素材なのに着水直後から鋭く立ち上がる。
この両立の難しいセッティングを完璧に実現できているハイピッチャーのブレードは、いまもなおスペシャルである。
そしてもうひとつがカラービーズ。
これまでのスピナーベイトは、使っていてウエイトの見分けがつきにくいのがストレスだった。
そこで行き着いたのが、ウエイトごとにビーズの色を変えるというもの。
ちなみに、ハイピッチャーのサイズは、中小型としている。
小さすぎない範囲でボリューム感を持たせているので、臆病になりがちな日本のバスも脅かすことがない。
また、ブレードの回りだしも極めて速いため、浅い、もしくは狭いスポットに対してタイトに刻める
スピナーベイトといえば一直線に引くルアーというイメージしかなかった時代に、カーブフォールやリフト&フォール、見えているバスの目に前に投げるサイトテクニック、更にはスキッピングテクニックなど、多彩な使い方をハイピッチャーを使って自分は古くから紹介してきた。
これはトータルバランス、基本性能に優れたハイピッチャーがあったからこそできたことでもあると言える。
やはりハイピッチャーは、日本のタフなフィールドでも確実に釣果をもたらすサイズ感と、強さのツボをついていると思う。
それを象徴するかのように、スポンサード外の選手が
Basser Allstar Classicをはじめとした日本の多くのトーナメントシーンでもハイピッチャーが使われウイニングルアーになってきた。
この秋、ぜひ皆さんもハイピッチャーを巻いてエンジョイしてみてほしい。

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