Thailand Trip_01:マスタークラスを終えて。
2015-7-31 カテゴリー:その他 イベント フィッシング 取材(メディア関連)
先週の土曜日から昨日までの6日間、タイに行ってきた。
今回の訪タイの目的は大きくふたつ。ひとつはマスタークラスの開催。そしてもうひとつは、タイのネイティブフィールドに初トライすること。いずれもタイの雑誌や動画サイトなどの取材、および来年のタイのフィッシングショーをはじめとしたさまざまなイベントで使われるイメージムービーの撮影も行われた。
なにより、こうしたイベントや釣行をすることで、よりレベルの高いルアーフィッシングが普及するための活動にもつながるだろう。
この模様は日本においては、ルアーマガジンに掲載される予定なので、ぜひそちらもチェックしてほしい。
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タイに到着した夜は、地元のレストランでタイ料理。翌日のマスタークラスに参加する5名の当選者の方も合流し、懇親会となった。
さて、これまで自分はタイのフィッシングショーに2年連続で招待していただき、デモンストレーションを行ったり、現地のメジャーな釣りのスタイルのひとつである、釣り堀で取材を受けたりしてきた。今回のマスタークラスという、マンツーマンでのレクチャーは経験がない。
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そんな中で企画された、マスタークラス。これはラパラ(タイでDaiwa製品の販売を担っている)とDaiwaの共催によるイベントで、昨年、リリースされたスティーズのTN(Toshinari Namiki)モデルを、今年のキャンペーン期間中に購入した先着100名の方に自分のサイン入りキャップをプレゼントすると同時に、その中から抽選で5名の方が、釣り堀で実釣レクチャーを受けられる、というもの。
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今回、当選された5名はバンコク市内から参加の方もいれば、300~600kmも離れた遠いところから足を運んでくれた方までさまざま。
ちなみにスティーズのTNモデルは、タイにおけるちょっとした月収にも値する価格の商品。にもかかわらず、この5名をはじめとした多くの方が購入してくださり、またこのマスタークラスの後日、訪れたダム湖では、自分の存在に気付いた地元のアングラーの方が、ご自身のスティーズTNモデルを掲げながら手を振ってくれたり… 日本から遠く離れた国で、自分がプロデュースしたリールを使っていただいていることに、本当に感謝したい。
マスタークラスに当選した5名の方は、さすがにハイエンドなこのリールを購入するだけあって、ベイトリールの基本的な使い方はマスターされていた。そこで決して力任せではないキャスティングのコツや、多彩なキャスト方法と、そのために必要な体の使い方についてレクチャー。するとおもしろいように、みなさんキャストがうまくなり、何より自分の感想以上に参加された方や会場にいた方から、「うまくなった」という声を聞くことができた。
さらに、高確率でフッキングを決めて、いかにバラさずにランディングするか。そして最終的にはハンドランディングの方法まで、釣りにおける一連の動作は、すべてに意味があることを理解してもらうべく、実演を交えながら事細かに解説させてもらった。
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まずは参加者のみなさんに自由に釣りをしていただき、キャストフォームなどをひと通りチェック。その後、参加者を一堂に集めてレクチャー。さらに個々のレッスンを行うというスタイル。みなさん、おもしろいようにキャストが上達していった。
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こちらの女性(写真左)は、現地メディア「Fishing on Tours」という雑誌社の方。キャスト方法についてレクチャーすると、飛距離が格段にアップ。ご自身も驚きを隠せない様子だった。
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「百聞は一見に如かず」とはよく言ったもので、これまで自分がDVDや動画、そしてタイではフィッシングショーのデモンストレーションで説明、および解説してきたことの100%すべてを伝えきるのは難しいのだな、と。あとでセミナーの動画を自分で見返してみても、ひとつひとつの解説は一瞬で、いわば一方通行レクチャーの限界だと感じていた。なので、今回のような少人数の個人レッスンは本当に有効なんだと改めて思った、というのが率直な感想だ。
また、タイでの活動はフィッシングショーだけにも関わらず、自分の知名度やフィッシングスタイルの認知度の高さは、日本のテレビ番組やDVDなどの映像が見られていることによるもので、現代の情報が伝わるスピードの速さと広さに改めて感心もした。
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今回のマスタークラス、そして翌日からのネイティブフィールドの釣行、さらには最終日のバンコク観光&ショッピングには、現地の動画サイトが密着取材。こちらの映像も楽しみだ。マスタークラスが終わったあとは、参加者や取材に来ていたメディアの方々と一緒にランチタイム。
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5月にも訪れたこの釣り堀には日本人のお客さんも多く、いま、タイでは6万人もの日本人が住んでいるという。その中のひとりだという釣り好きのアングラーや、普段は琵琶湖に通っている親子連れの方などが声をかけてくれた。
いつも訪タイするたびに思うのだが、タイの情熱的かつ友好的な人々の温かさに触れられるのも、釣りをやってきて、そしてプロアングラーとして活動してきたからこそ。本当に、釣りをしていてよかったな、と思える瞬間でもある。
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いただいたオリジナルのトーナメントジャージには、自分の名前とメッセージが入っていた。「ユーアーマイ愛ドル」というメッセージ、本当にうれしい限りだ。
今回のマスタークラスで出会ったみなさん、本当にありがとうございました。
そして旅は続く……
Toshinari Namiki
今回の訪タイの目的は大きくふたつ。ひとつはマスタークラスの開催。そしてもうひとつは、タイのネイティブフィールドに初トライすること。いずれもタイの雑誌や動画サイトなどの取材、および来年のタイのフィッシングショーをはじめとしたさまざまなイベントで使われるイメージムービーの撮影も行われた。
なにより、こうしたイベントや釣行をすることで、よりレベルの高いルアーフィッシングが普及するための活動にもつながるだろう。
この模様は日本においては、ルアーマガジンに掲載される予定なので、ぜひそちらもチェックしてほしい。
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タイに到着した夜は、地元のレストランでタイ料理。翌日のマスタークラスに参加する5名の当選者の方も合流し、懇親会となった。
さて、これまで自分はタイのフィッシングショーに2年連続で招待していただき、デモンストレーションを行ったり、現地のメジャーな釣りのスタイルのひとつである、釣り堀で取材を受けたりしてきた。今回のマスタークラスという、マンツーマンでのレクチャーは経験がない。
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そんな中で企画された、マスタークラス。これはラパラ(タイでDaiwa製品の販売を担っている)とDaiwaの共催によるイベントで、昨年、リリースされたスティーズのTN(Toshinari Namiki)モデルを、今年のキャンペーン期間中に購入した先着100名の方に自分のサイン入りキャップをプレゼントすると同時に、その中から抽選で5名の方が、釣り堀で実釣レクチャーを受けられる、というもの。
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今回、当選された5名はバンコク市内から参加の方もいれば、300~600kmも離れた遠いところから足を運んでくれた方までさまざま。
ちなみにスティーズのTNモデルは、タイにおけるちょっとした月収にも値する価格の商品。にもかかわらず、この5名をはじめとした多くの方が購入してくださり、またこのマスタークラスの後日、訪れたダム湖では、自分の存在に気付いた地元のアングラーの方が、ご自身のスティーズTNモデルを掲げながら手を振ってくれたり… 日本から遠く離れた国で、自分がプロデュースしたリールを使っていただいていることに、本当に感謝したい。
マスタークラスに当選した5名の方は、さすがにハイエンドなこのリールを購入するだけあって、ベイトリールの基本的な使い方はマスターされていた。そこで決して力任せではないキャスティングのコツや、多彩なキャスト方法と、そのために必要な体の使い方についてレクチャー。するとおもしろいように、みなさんキャストがうまくなり、何より自分の感想以上に参加された方や会場にいた方から、「うまくなった」という声を聞くことができた。
さらに、高確率でフッキングを決めて、いかにバラさずにランディングするか。そして最終的にはハンドランディングの方法まで、釣りにおける一連の動作は、すべてに意味があることを理解してもらうべく、実演を交えながら事細かに解説させてもらった。
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まずは参加者のみなさんに自由に釣りをしていただき、キャストフォームなどをひと通りチェック。その後、参加者を一堂に集めてレクチャー。さらに個々のレッスンを行うというスタイル。みなさん、おもしろいようにキャストが上達していった。
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こちらの女性(写真左)は、現地メディア「Fishing on Tours」という雑誌社の方。キャスト方法についてレクチャーすると、飛距離が格段にアップ。ご自身も驚きを隠せない様子だった。
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「百聞は一見に如かず」とはよく言ったもので、これまで自分がDVDや動画、そしてタイではフィッシングショーのデモンストレーションで説明、および解説してきたことの100%すべてを伝えきるのは難しいのだな、と。あとでセミナーの動画を自分で見返してみても、ひとつひとつの解説は一瞬で、いわば一方通行レクチャーの限界だと感じていた。なので、今回のような少人数の個人レッスンは本当に有効なんだと改めて思った、というのが率直な感想だ。
また、タイでの活動はフィッシングショーだけにも関わらず、自分の知名度やフィッシングスタイルの認知度の高さは、日本のテレビ番組やDVDなどの映像が見られていることによるもので、現代の情報が伝わるスピードの速さと広さに改めて感心もした。
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今回のマスタークラス、そして翌日からのネイティブフィールドの釣行、さらには最終日のバンコク観光&ショッピングには、現地の動画サイトが密着取材。こちらの映像も楽しみだ。マスタークラスが終わったあとは、参加者や取材に来ていたメディアの方々と一緒にランチタイム。
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5月にも訪れたこの釣り堀には日本人のお客さんも多く、いま、タイでは6万人もの日本人が住んでいるという。その中のひとりだという釣り好きのアングラーや、普段は琵琶湖に通っている親子連れの方などが声をかけてくれた。
いつも訪タイするたびに思うのだが、タイの情熱的かつ友好的な人々の温かさに触れられるのも、釣りをやってきて、そしてプロアングラーとして活動してきたからこそ。本当に、釣りをしていてよかったな、と思える瞬間でもある。
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いただいたオリジナルのトーナメントジャージには、自分の名前とメッセージが入っていた。「ユーアーマイ愛ドル」というメッセージ、本当にうれしい限りだ。
今回のマスタークラスで出会ったみなさん、本当にありがとうございました。
そして旅は続く……
Toshinari Namiki