昨日は来年発売に向けて開発している偏光グラス(ダイワブランド)の打ち合わせをやってきた。
今までにないぐらい、細かいディテールにまで懲りまくって作っており、何度も打ち合わせを重ねてきている。
フレームの問題点を何度も見直し、入れるレンズについても専門家を交えて厳選してきたので、楽しみに待っていてもらいたい。
ちなみに今日6/26(火)22:00から川村光大郎が霞ヶ浦水系でロケを行った釣りビジョン「バスGallaly」の放映が開始される。
この時期の霞ヶ浦というとドラクロのテキサスが真っ先に思い浮かびそうなものだが、実はそれ以外の多彩なパターンがハマったようなので、自分も映像を観るのが楽しみだ。
「バスGallaly OKAPPARI de BIG BASS」
それと来週の7/3(火)21:00に初回放送となるのが、自分の「Osprey's EYE」。
先々週に亀山ダムでロケをしたのだが、これまた予想に反した展開に、皆さんが持っている自分へのイメージとはまた違った姿に見えるのでは・・・。
とにかく、結構見応えのある番組になっているので、ぜひご覧頂きたい。
「Osprey's EYE #14 千葉県亀山ダム」
今回は「LURE FREAK」という番組でジャッカルの加藤さんと川島君が、やはり亀山ダムでロケを行ったと聞いている。
同じフィールドでもロケ日の違いや攻め方の違いで、どう変わってくるのか?というのには興味があるので、自分も楽しみにしている。
ところで先週末、北浦(潮来マリーナ)でWBSの『スーパースリーデイズ』が行われ、O.S.Pの草深と川村がチームを組んで出場し3位に入賞した。
立派な成績だが、彼らとしては悔しがっているようだ。
3年前は自分もO.S.Pプロスタッフの千葉君とチームを組んで出場し2位だった。そして、2年前に草深・川村チームが優勝して「社長を超えた!」と盛りあがっていたのだが(笑)
今年は、2日目までトップとのウエイト差が30gの2位というポジションにつけており、最終日に期待していたが惜しくも3位。
5本リミットなのだが初日はあと1本のところで達成できず、ラインブレイクでミスしてしまったとのこと。
「その1匹があれば・・・」と悔しがっていた。
それ以外はノーミスだったみたいだが、これがトーナメントの難しさというところだろう。
だが、自分としてはそれでも立派な成績だと思っている。
そういえば、その先々週には同じ会場で『JB TOP50第2戦』が開催され、岩堀君が優勝した。
ヒューマンフィッシングカレッジに在学中か卒業後かは忘れてしまったが、その頃(約10年前)から岩堀君のことはよく知っている。
河口湖のボート屋さんでアルバイトをしながらトーナメントに挑み続けたり、あとは霞ヶ浦の近くにアパートを借り、そこに住みながらJBトーナメントに出ていた時もあった。
TOP50で戦うのは2年目になると思うが、自分が河口湖に行った際に会ったり、電話で話したりと、彼の動向は気になっていたところでもある。
何年も前からスポンサーはついていたのだが、そろそろトーナメンターとして頭角を現して欲しいと思っていたし、本人的にも「今年こそは」と語っていたのが印象に残っている。
優勝という彼の1つの夢が叶ったことを、自分もとても嬉しく思っている。
経済的にも決して恵まれた状況ではない中でトーナメントに参戦し続け、シーズン中もオフシーズンも空いた時間はアルバイトの日々。
たまに釣り場で会うと、色あせた服を着ていたのが印象的だ。
自分も過去に生活を切り詰めてトーナメントへ参戦していた頃、このような服を着ていたのだが、これは服が色あせるほどフィールドに出ている証拠でもある。
そんな自分の思い出とも重なり、彼の優勝はとても嬉しく思っている。
第1戦で優勝した山岡君とも、七色ダムでプライベートフィッシングを一緒にしたことも二度ほどあって、特にクリアウォーターでのサイトやミドストのテクニックには目を見張るものがあった。
昨年の北浦戦前にO.S.Pへ寄ってくれて、プールでミドストテクニックを自分と光大郎の前で披露してくれたのだが、板についているその姿を見て光大郎も感心しきりだった。
山岡君にしても七色ダムや池原ダムが地元ということで、ことトーナメント参戦という点で言えば、決して地理的に恵まれてはいない。
そんな彼の優勝もとても嬉しい出来事だった。
岩堀君にしても山岡君にしても30歳そこそこ。これからの時代を担う若い世代の頑張りというのは嬉しいものだ。
そういえば、七色ダムで思うのだが、個人的には七色みたいなクリアーかつ、オーバーハングが豊富にあるようなフィールドでのTOP50の試合も見てみたい。
クリアーゆえのボートポジの大切さや、真のキャストスキルも必要。
70クラスもいて、ビッグベイトからフィネス、サイトまで多彩な釣り方が考えられ、バスの動きもとても速い。
その反面、たとえ広大なフィールドのバンクから沖の沈み物まで熟知していなくても、湖の形や水上の景色から、力さえあればバスの多そうなストレッチがわかり、正確な釣りのパターンを読む力や真のフィッシングスキルさえ伴えば、フィールドの水中地形的知識やローカルヘルプ、また、プラにかける時間などが多くとれない新人や若手、サラリーマンプロでも勝てるフィールドタイプとも言える。
この前、亀山ダムを釣ってても思ったんだが、亀山や七色のような、釣るという動作により多彩なテクニックを要するようなタイプのフィールドでの試合って最近少ないなと思った。
トーナメントで勝つにはフィールドの知識とテクニックの両方が必要なんだけど、バランスでいうとテクニックよりもフィールド知識がより重要となるようなフィールドやシーズンに試合が多いと思われる。
条件が整っていないアングラーに夢をあたえる意味でも、また、トーナメントの上位パターンという結果を楽しみにしている自分からしても、少し物足りなさを感じてしまう今日この頃。