本日はOSPルアーの顔であるブリッツの構造にまつわるストーリーについて‼️🤔
お尻をブリブリと泳ぐことからブリッツというシャレたネーミングもあったりなかったりするブリッツだが、ブリッツ以前に開発したHPFクランクと同様に世界初のプラスチックボディにサーキットボートリップを埋め込んだルアーとなっている。
それ以外にも、ハニカム構造のボディ、球形ワンウエイトの低重心設計、前後のフック移動を減らしてフック絡みを抑えると同時にボディの軽量化にも繋がる横向きアイなど自分が考え、OSPより世に先駆けて動きに於いて大きなアドバンテージを備えたクランクベイトを作り出すことが出来た❗️
自分がOSP以外で好きなシャロークランクベイトを挙げるとすると、ラッキークラフト社のRC(現在のRTO)シリーズがある。ブリッツがプラスチックボディでありながらハイピッチかつ対カバー回避能力に長けたクランクベイトの元祖だとすれば、RC は高性能チドリ系クランクの元祖と言えるだろう❗️
このルアーは現在もアメリカのバスマスターエリートシリーズに参戦するリック・クランがデザインした名作だ。彼はアメリカでクランキングを得意としており、バスフィッシング界のレジェンドとして名高い。
実はリック・クランとちょっとした縁がある。それは、RCシリーズを開発する企画会議に於いて、リック・クランが「OSPのHPFクランクのような、泳ぎに於いて物理的理論で有利な構造を持つクランクベイトを作りたい」と言って、あの名作が誕生したという話。これはラッキークラフトUSA代表であるミノルさんがかつて教えてくれたものだ。
自分はアメリカに行って色々なトーナメントに参戦して優勝したことも嬉しい記憶として残っているが、ラッキークラフト社の名作であるあのRCシリーズに自分のルアー作りの理論が影響を与えたということを聞いて大変嬉しく思っている。
これを聞いて改めてOSPルアーの10 Years Standardへの揺るぎない自信を再確認することが出来た。
最後ちょっと自慢っぽくなっちゃったけど、こういった背景があることからもブリッツを手に取る皆さんは是非自信をもって使って頂けたらと思っている。