昨日、半日ではあるが相模湖へテスト釣行に行ってきた。
先週のH-1グランプリでディープで優勝者が出たと言うことと、テスト内容や自分のトレーニングしたい項目がディープだったのでこの日は相模湖をチョイスしたんだ。
11時ごろから柴田ボートさんより出船。
自分の相模湖釣行において、普段まずやらない本湖のディープで一日粘ってみた。
先週と違って、今はシャローでしか釣れないよと言うボート屋さんの情報もあったのだが・・・。
当日投げた主なルアー。
上がストライクキングのスーパービッグクランク10XD、下がブリッツマックスDR
ダイワのビッグスプーン「D-SPOON」。
これまでは7.1ftのハリアーでやることが多かったが6.3ftのリベレーターも適している。むしろ日本でやるならリベレーターの方が操作性は上かな。
HONDEX HE840。画面右側107kHz・左側ワイドスキャン。
これについてはいずれ解説できたらと思う。
ワイドスキャン用のトランスデューサーも持ち込んだ。
さて、結果から言うとスカった。
ディープにも多少のバスはいたのかもしれないが、数日前からの低気圧などによりバスは明らかに上ずっているようだった。
ビッグスプーンで唯一の1匹。
と言っても、ディープではなく、フローティングカバー際にキャスト。2~3mまで落とし、その後巻き上げてきた時に表層付近でひったくったバイトだった。
テストしていたブレードジグのヘビーウェイトタイプに「きた!」と思ったら・・・体高ありまくりの超人気魚種が釣れてしまった。
思わずニンマリか?(笑)
ちなみに、この人物がこのブログでおなじみ「Mr.D君」である。
釣りのレベルは中低級。ボート釣りの経験があまりないので研修を兼ねてセッティングもさせた。
ちなみに船外機の使用方法はこの日学んだ。
大学時代には卒論でゾウリムシに極小の注射を打っていたという手先の器用さにこれから期待したいね(笑)
ここでこの日のパターンなんだが、明らかにシャローだったね。
事実我々が出船する11時ごろに桟橋で会ったお客さんはカバー攻めで既に5匹釣っていた。
(9グラムのラバージグで40cmクラスを2本、後はスモラバでアベレージサイズ(30cm)を3本。)
そして、夕方桟橋に戻ると、15匹くらい釣ったと言うアングラーもいて、その人はオーバーハングのシェード打ち。メインはドライブスティック4.5インチのバックスライドセッティングで、6インチでもバイトはあるそうだが乗りが悪いとのこと。あとはハイカットやタイニーブリッツMRで釣ったとも言っていた。
そんな感じで(前回も書いたが)40アップを狙って釣るには結構難しいが、20~30cmを数多く釣るには、特に夏場の相模湖は最適である。(ちなみに津久井湖もこんな感じで数釣りができると聞いた。)
そして、数・サイズ共に狙いたい時のルアーを1つ選ぶのであれば、ドライブスティック4.5インチのバックスライドセッティングをお勧めする。
抑えや、見えるデカバスをサイトで狙う場合は3.5インチもあるといいだろう。
とにかく夏場のシェード打ちで、特にリザーバーのように水がきれいであったり、バスが見切りやすい、もしくは表層に浮くベイトフィッシュを食べているような時は通常のクロータイプのバックスライドワームよりもドライブスティックによるバックスライドセッティングは極めて有効なので相模湖で確実に釣りたい人は是非トライしてみて欲しい。
ちなみにラインは
3.5インチの場合はフロロ8ポンド、
4.5インチの場合はフロロ12ポンド、
6インチの場合はフロロ14ポンド以上、
が標準だろう。
それ以外と言われれば、ベント76に04シンクロ、オリカネムシ、ドライブシュリンプ3&4インチのライトテキサス。活性が上がった時用に02ビートやヤマトJr.があれば大方OKだろう。
ちなみに自分の相模湖攻めの映像は『BEGIN vol.2実践編』か『T.NAMIKI'S JAPANTRAIL part1』にあるので興味のある方は見て下さい。
全国の皆さんも夏休みに近場のメジャーレイクでバスフィッシングにトライして欲しい。パターンさえ分っていれば夏は最高にバスを釣り易いシーズンだから・・・。