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より良いメディアの在り方と、そこに携わる人々に求められる意識

2012-9-21 カテゴリー:その他 フィッシング

以前、T3という掲示板があった頃に「取材中、ヒットルアーの写真を付け替えたりしているのでは?」といった意味の書き込みがあったのだが、もちろん自分はそのようなことは断じてしていないし、自分以外でもそういったことが行われているという話は、まず聞いたことはない。

しかし、悲しいことにこれはゼロではないんだ・・・。

自分はプロとしてメディアへ出る際、そこに嘘偽りがあることを良しとは思っていないし、真実を伝えるのがプロとして一番大切な部分だと思っている。

ただし例外として、例えばアメリカでは、あるスポンサーの契約プロ用にブロマイドを作る時など、ウェイイン後に用意されているバスを持って何人ものプロが写真を撮るということもある。

これは釣果を偽るためではなく、あくまでもブロマイド用としてのイメージカットなので許される行為だよね。

ただ、アメリカのローカルテレビ番組などで同じバスを何度も使い何匹もの違ったバスに見えるように撮影したなどという話を、その撮影サポートで同行していた人から聞いたことがあるし、実際に映像を観ても気付く時があるのも事実なんだ・・・。

日本においてもこのような不正に関する噂話を聞いたことはゼロではないのだが、少なくとも自分が関わる仕事において行われたことは断じてないよ。

もちろん自分は根拠や証人のいない話、根も葉もない噂話はしないのだけれども、その中で耳にしたショックな話がある。

あるプロが実釣取材において、ワームで釣ったバスを自分がデザインしたプラグに付け替えて写真を撮らせようとした。その取材に同行していたカメラマン兼ライターは、たまたまスポットで行った人だったのだが、当たり前のことだが正義感があり撮影を断ったという。

雑誌社ではある程度の担当記者が決まっており、特定のライターが担当することも多いのだが、このような行為をたまたま行った人にまでやらせようとするということは、常習的に行われていたと疑わざるを得ないよね・・・。

ましてや、いつもお抱えのライターを使って取材を行っており、しかもトーナメントのオブザーバーまでそのライターを乗せていたのでは、それでオブザーバー本来の意義である監視員的な役割が果たせるのか?と問われたらノーと言わざるを得ない。

既に時効なので書かせてもらうと、実は映像においてもありえないシーンを目にしたことがあるんだ。

自分がトーナメントに本格参戦する前の出来事で、当然、有名選手がどのようなボートに乗っているかも知らなかった頃の話。

自分は友人と共に沖ブイへ着くサスペンドバスをランガンしながら釣っていた。

試合初日、禁止エリアの外周を示すブイではなく、その内側に1つだけ孤立してあったブイでカメラ船を引き連れながらグッドサイズのバスを釣り、入れ替えているシーンを目撃したんだけど、その時は、当然あれは選手ではないと思っていた。

しかし、その後に公開された映像を観て、それが試合に参加していた選手だったことを知り、とても残念な気持ちになったものだ。

更に初日はこの湖のルールで釣り禁止、2日目は解除になるという、映像を編集する上では当然のことながら文字テロップや開催日の日付、解説を入れるべき重要な点にも関わらず、そこには一切触れていない。

これには二重の意味でショックを受けた。

1つはメディアの取材陣が、おそらくはそこが禁止エリアと知りながら取材や編集をしていたこと。

もう1つは、それがトーナメントという場、つまりは公平な競技の場であるはずなのに、取材陣を引き連れながらもルールを犯して釣っていた選手がいたという事実。

こういった競技の場においての不正は、それによって順位が変わってしまうため、場合によっては出場している選手たちの人生を左右するようなことにもなりかねない。事実2位になってしまった選手は不憫でならない。タイトルを獲っていたら、彼の人生も変わっていただろう。このようなことが繰り返されない為にも、より一層の注意が必要だ。

古い話だから、もう時効ということで一例として書いたんだけど、これ以外にも自分がタイトル争いをした時にライバル選手が航路(禁止エリア)に浮いていたのを目撃し、大会役員に報告したものの取り合ってもらえなかったこともあった。

更にある年のクラシックでは、優勝した選手が試合中に航路で釣りをしていたのを見たというのを信頼できる友人たちから聞いている。(あるメディアにも「航路を釣って優勝」と書かれていた。)

ここ近年でみても禁止エリアのボーダーラインが選手によって曖昧だったり、特定の選手だけは少しぐらい中に入っていても見逃されたりなど、誤解を招く、もしくは不公平なルールになっているという話を聞くこともある。

ここで問題なのは、こういった一部の悪意ある人の行為によって、夢を持って入ってきた若きトーナメンターたちが去ってしまうことや、若手の編集者のモラルが低下していくことだろう。

更には、こういった行為をしていたプロが「映像があれば嘘はない」といったことを口にしたり、自分の過去の行為を棚に上げ、他の不正行為を批判するような発言をしているのは、とても残念だ。

以前、ライバルの狙っているエリア(自分も狙っていた)を探しだして、試合前日にそこの数多くのベッドのバスを水槽に運んでしまい、役員会で大きな問題になったことがあった。

本人は、その直後のメディアで「オレはベッドのバスはトーナメント中しか釣らない。とてもとてもかわいそうだから」みたいなことを書いていたのだが、あまりにも人をバカにした発言で人間不信に陥ってしまった。

だが自分はそういう嘘はつきたくないし、何よりも自分たちの活躍を楽しみにしてくれているファンのみんなを裏切る行為は、プロとして絶対にやってはならないことだからね!

誰もが初めてメディアから取材をされた時は、憧れていた舞台に立つ喜びと緊張で胸が一杯になっていたはず。

それが回を重ねていくことで、どこかに「このぐらいなら」という慣れが出てくるのかもしれない。

しかし、そこで手を抜いたり、ましてや嘘をついてまで自分を良く見せたい、商品をプロモーションしたいと思うのは間違っているし、応援してくれるファンの気持ちを考えれば、そんな気は起きないはず。

自分は常に初心を忘れず、いつでもベストゲームをするように心掛けているよ。

そして自分に今まで関わってくれたライターやカメラマン、編集に携わる方々も、自然を相手にする釣りというスポーツの難しさと面白さを伝えられるよう日々頑張ってくれている。

極論を言ってしまえば広告を打つことによってページを確保し、馴染みのライターにいい話を書いてもらったり、自分で作り上げたストーリーをあたかも事実のような記事として載せたりすることも、まったく不可能なことではない。

しかし、たった1人のバスプロ、たった1人の編集者がそういった誘惑に負けて不正に手を染めることでバスプロやメディア、更には釣り業界全体の信頼を失ってしまうことにもなりかねないよね。

出演者、取材陣いずれも、「釣りという素晴らしいスポーツの面白さを伝えていく」という信念を持ってメディアに携わっていってもらいたいと心から願っている。

他にもT3があった頃にもらった質問がいくつかあるので、時期をみてまた熱く答えていきたいと思っているよ。

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P.S.

Newレンジャーのラッピングデザインが決まった。

このボートは、ダイワ(グローブライド)メインのラッピングになる。完成が楽しみだ。

釣りビジョンロケ&サンラインイベント、そして嬉しい報告。

さて、この一週間もとても忙しかったのだが、まずは9月12日~13日は釣りビジョンのロケで霞ヶ浦へ行ってきた時の話から。(初回放映は10月2日の予定)

本来は西の方のリザーバーなどを予定していたのだが、渇水の影響によりボートが降ろせないという事情もあり、急遽、霞ヶ浦に変更となった。

覚えている範囲で初日は9匹、2日目は7匹ぐらい釣ったわけだが、特に初日のウエイトは5匹で6500g弱ほどと、数もウエイトも自分の予想以上に釣れた。

霞ヶ浦本湖のフィールド知識は少なく、またエキスパートとなるローカルがカメラ船をやりながら回ってくれたわけではないので、これは自分の知っている超メジャー一級エリアを回っただけの釣果である。

メジャーなトーナメントでは当然、多くの人が知らないようなプレッシャーの低い場所を数多く知っていないと成績を出すのは難しいが、メジャーな有名スポットでも上手く釣ればここまで釣れるというのは見せられたのではなかろうか。

何よりもバスの体型を見てもらいたい。体高のあるガッチリとした、これぞ霞バスという体型なのが写真からもわかるだろう。

みんなもこのバスに会いに、ぜひ霞ヶ浦へ釣りへ行ってもらいたいものだ。

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初日のビッグウエイトの原動力はブレードジグ1/2ozにアクショントレーラーだった。(3/8ozでも1匹釣ったが)

水深1.5m前後を、ショートキャストめで時折ボトムに接触するようゆっくり引いてくる。

ブレーデッドジグカテゴリーにおいて、千鳥アクションのみが有効という風に思われている方も多いようだが、本来、多くの状況で、特にタフっている時こそゆっくりめで一定に引いてくるアクションが最終的な食わせのメソッドになると自分の中では決まっている。

数年前にフカシン(深江プロ)と話した時も同じ意見でまとまっているので間違いないだろう。

とにかく千鳥らせたり、速く引くことばかりを考えず、スローリトリーブする使い方を心掛ければ、よりバスを多くキャッチできるはず。

使用タックルはスティーズ・ストライクフランカーにスティーズ100H、FCスナイパー14ポンド。

スローリトリーブにおいては、特にフッキングパワーが足りずバラしてしまうことも多いので、自分はこのタックルが気に入っている。

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ハリアー80にドライブクロー3インチのテキサスでも。
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このロケは土浦にあるグランパスヨットよりランチング。桜川河口も良かった。
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一番数を釣ったのはブリッツEX-DR。これで水深1.5~2mぐらいの護岸際や浚渫、テトラなどを釣ったのだが、この時はバスが表層や中層に食い上げてくる状況ではなかったので、ブレードジグ1/2oz同様にボトムストラクチャーをなめるように引いてこられるブリッツEX-DRが効いたのだ。

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久々にキムショーとも偶然、再会。

 

そして9月16日(日)は山口県の小野湖で開催されたサンライン「バスファンCUP」に行ってきた。

この大会はボート釣りの部とオカッパリの部を合わせて約100人強の参加があった。

水位の低さでスロープが干上がってしまい大会の開催が危ぶまれたり、また当日の朝まで台風の影響で本当に開催できるのか?そんな不安がつきまとったのだが、終わってみればみなさんの笑顔があふれかえる楽しい大会になった。

自分に会うのが目的で遠路はるばる来てくださった方々もいて、胸が熱くなってしまった。

ありがとう!またどこかでお会いしましょう。

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ジャンケン大会は後出しの効かない後ろ向きでおこなってみたが、これが大ウケ(笑)

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オカッパリの部、入賞者。

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ボートの部、入賞者。みなさん、おめでとう!

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自分のセミナーの様子。余興として前夜仕入れたネタの手品を見せたのだが、いきなり小学生にネタバレしてしっまった(汗)

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いい言葉だと思う。

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前夜あらわれた流し?のマジシャン。でも、さすがプロという技に感動!

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色々とお世話になったエバーグリーンのプロスタッフでもある地元のガッツさん。

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前夜祭の模様。広島~九州エリアから集まったサンラインのプロスタッフ、吉海さん、田中さん、白川さん、安藤さん、吉田さんたちと、いろいろな話で盛りあがった。ありがとう!

この夜、手品ネタを仕入れされてもらったのだが、結果は先ほど書いたとおり・・・練習します(笑)

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帰りの宇部空港でばったり会った大学時代の先輩、吉崎さん。『サバがマグロを産む日』(つり人社)という本の著者で、現在は東京海洋大学の教授である

自分が部長を務めたアウトドアライフ部の、2つ上の代の部長であった。

 

それから、この週末に嬉しい知らせが2つ届いたので報告しよう。

WBSプロトーナメントでアングラーオブザイヤーをO.S.P社員である草深が獲得した。

試合前の時点で1位だったのだが、初日はいまひとつ出遅れたものの2日目はトップウエイトとなる6270gを釣ってタイトルを獲ったのだ。

以前、WBSクラシックを勝って、翌年のバサーオールスタークラシックに出場。そこで3位に入り次の年も出場と2年連続で出場した実績があるのだが、これで来シーズンに出場できるかもしれない。

彼はO.S.Pで営業や開発といった多くの仕事を持つサラリーマンである。家庭もあり、子供も最近2人目が産まれたばかり。

そんな状況の中、釣りに行ける週末は熱心にこのフィールドへ通い、その情熱と努力など、半端ない気持ちで獲得したタイトルと言えるだろう。

試合前に1日休みを取れるか取れないか、あとは週末のみの釣行という決して条件的に恵まれているわけではないが、そこでの獲得は自分も感動させられた。

同じく日曜日には、JB桧原湖戦でO.S.Pプロスタッフの鈴木隆之から「年間タイトルを獲った」という嬉しい電話連絡をもらった。

第1戦で3位になったのだが、これは彼の得意とするサイトの季節。

例年、夏になるにつれて成績を落としていくのがパターンだったので、その時に「もっと頑張れ!」と多少強気のハッパをかけたわけだが、それが効いたのかもしれない(笑)

そんな2つの嬉しい知らせも届いた週末だった。

この雨によってフィールドは一気に秋めいたはずだ。秋の巻物パターンを堪能しにフィールドへ足を運んでみて欲しい。

ルアマガモバイルにてO.S.Pコーナーが始まる。

2012-9-11 カテゴリー:お知らせ 取材(メディア関連)

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ルアマガモバイルでO.S.Pコーナーが9/18から始まる予定。

そのために先日、相模湖に行ってきた。

解説メインだが、釣りもしてきた。

充実した内容を盛り込んでいくので、楽しみにしておいて欲しい。

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FINA(ハヤブサ)のメバルロケット。要は飛ばしウキだ。

フローティングタイプを使い、カップ側が前に来るようにセットしてポッパーのようにバスを誘う。そして、後ろにはリーダーと小さなワームを付ける。

自分もそんな使い方を試してみたいと思い、入手していたものの使っていなかった。

しかし、先日の亀山ロケでこれでよく釣ってる人がいたんだ。

バス釣りって工夫次第でどんどん面白さが増すよね。

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日曜日は高滝へ。

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ナイスキャラのオリキン。

『チームサバス』のトーナメントがあった訳だが・・・めずらしくこの日はダメだった。

次回に期待!

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中1の安藤君から写真が送られてきた。

津久井湖で、手漕ぎボートで、しかもクランクベイトで!!

Good job!!

O.S.P復興サポーターズカラビナホイッスル

2012-9-10 カテゴリー:お知らせ

『O.S.P復興サポーターズカラビナホイッスル』を先週から発売を開始したわけだが、これは復興支援グッズの第二弾である。

昨年は『O.S.P復興サポーターズバンド』を販売し、非常に多くの方にご協力して頂きました。本当にどうもありがとう。

最終的には、約8,000個販売し、約210万円の寄付につながった。皆さんの1つ1つの思いが、この義援金に込められているのを実感するとともに、自分もより一層の復興支援への思いを強く抱きました。

そして、第二弾となる『O.S.P復興サポーターズカラビナホイッスル』。カラーはレッド、ブルー、パープル、グリーンの4色。

適した物を色々と思案したが、もしもの時にカラビナに付いたホイッスルで居場所を知らせることができたり、個人データを携帯できるIDカプセル機能付(専用IDペーパー付)と、そういった部分での機能も考え、このホイッスル付きカラビナというアイテムを選んだ。

昨年のリストバンドに続いて、今回も売上全額を義援金として寄付する予定である。

ちなみに売上金とは630円(税込)の9割にあたる567円(税込)であり、残りの1割は販売時に発生する小売店の各諸経費として充てさせてもらう。

いつまでも忘れることなく団結し、被災者の方々と一緒に頑張っていこうという願いを込めて、皆さんのご協力お願いします。

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9月下旬発売のBasser「亀山ロケ」

2012-9-06 カテゴリー:取材(メディア関連)

今回は、月・火とBASSERの取材で亀山ダムに行ってきたので、その話をしよう。

おそらく4mぐらい水位が下がっていたのだが、これは亀山にしてはとても大減水と言えるようだ。

(実は、このロケの1週間前に行って減水時に見える立木をGPSに入れて来た。満水時が楽しみだ。)

自分にとっても、こんなに水位の低い亀山は初めてだったのだが、そんな中、のむらボートさんから出船した。

初日は17本、内40アップが8本。

2日目は初日と違ったパターンを試したのもあり9本で最大は44cmだった。

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あらゆるパターンで釣ったのだが、中でも良かった1つがスピンテールフロッグ。

これで最大魚の47.5cmを含み40アップを4本釣ったと思う。

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浮き草の上を引いてきたのだが、スピンテールフロッグゆえの浮き姿勢とアクションと、ブレードが浮き草の下にいるバスに対して確実にその存在を知らせられる効果。

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さらには通常、乗りが悪いとされるスレきった亀山バスをも確実に掛けられるフッキング性能によるものだと思う。

(スケーティングフロッグも同性能)

あとは自分のテクかな?(笑)

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もう1つ大活躍したのがブリッツEX-DRだ。

(ロッドは、スティーズ ブリッツ。シャロクラをやるようなMLクラスのロッドで引けるのがいい。)

これで初日6本のバスを釣った。内40アップは1本で、他に3度のバラシもあった。

投げていた時間的には決して長くなかったのだが、集中して釣れたので釣果を伸ばせたよ。

ブリッツシリーズは本物王道路線のクランクベイトを追求したシリーズなのだが、このブリッツEX-DRは本物路線を追求しながらも、5cmというボディサイズながらトータルバランスに優れ、急角でより深いレンジへと到達させられるクランクベイトとしては類を見ない性能になっている。

アクションはタイトゆえ、スレきった亀山バスにも効果が高いのだ。

TDバイブType-Rでも

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i-Waverや
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ドライブシュリンプでも

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2日目は初日と違うエリアへ行ったこともありキャッチしたのは9匹、最大は立木の中からドライブクローラー4.5インチの5gダウンショット、FCスナイパー12ポンドで引きだしたファットな44cm。

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タックルはハリアーFスペック、7フィート1インチゆえの垂直な枝ですら、ラインを枝に持たせて中層にルアーを止めるような技ができたり、ランディング率のアップといったアドバンテージを感じた瞬間である。

浮き草のスピンテールフロッグにしても、ブリッツEX-DRの入れ食いスポットにしても、もしくは立木を釣るにしても場所やその日のコンディションといった、いろんな要素がキモになった。

数時間単位で変わる状況をうまく釣ったからこそ、いい釣果が出せたのだ。

また釣ったルアーも10種類以上にも及んだ。

(ドラクロ3”,センコー4”,スピンテールフロッグ,ドラクラ4.5”ネコ,TDバイブ,ドラクラ3.5”,ドラスティ3.5”,

ブリッツEX-DR,アイウェバー,ドラクラ4.5”DS,ドラシュリ等)

これは同じ場所で何でも釣れたのではなく、場所や状況に合わせて正しく釣ったゆえの結果なのだ。

このあたりの詳細はBASSERの誌面をじっくり読んでもらいたい。

最後になるが、今年は9月とはいえまだまだ暑い日が続いている。

ベジテーションなりカバーのあるフィールドではフロッグゲームが長く続きそうだし、逆にミドルに落ちた状況ではブリッツMAX DRやブリッツEX-DRのようなミドル~ディープクランクの出番が多そうだ。

ちなみに亀山のフロッグといえばO.S.Pプロスタッフの斉藤くんがかつて実釣した映像がO.S.Pweb内にもあるので、興味のある方はチェックしていただきたい。

とても参考になるはずだ。

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