Thailand Trip_03:スネークヘッドをキャッチ!
2015-8-06 カテゴリー:その他 フィッシング プライベート 取材(メディア関連)
釣行2日目は13時にストップフィッシング。この日は前日とは違って、スネークヘッド系をフルに狙ってみることにした。
初日の朝と夕方も少し狙ってみたのだが、エリアが違うのか、それとも攻め方が合っていないのか。そもそも、スネークヘッド系を手にするのはそう甘くない。遠投性能に優れた01バズでド派手なバイトを得たのみだった。
スネークヘッド系にはバズベイトやスピナーベイト、およびリビットなどのバジンフロッグ系といった、バスでも使われているルアーが有効とのこと。
あとはタイでメジャーなカエル型ルアーも忘れてはならない。
ガイドによるとバンク際のトップ攻めが一般的らしく、出にくいときはスピナーベイトも使われている。特に産卵後、スネークヘッド系はバスと違ってオスとメスの両方が稚魚を守る習性があるそうで、その状態のサカナが釣りやすいとのこと。
ここではトップウォーターもやるが、驚きだったのはディープクランク。稚魚を守っているサカナの向こう側に入れて通してきて食わせるという。また、沖でじっとしていて、水面で呼吸する習性をついた釣り方もあるらしい。スネークヘッド系は肺呼吸のため、息継ぎにきたところを見逃さず、その向こうにクランクを投げて通してくる。あとは岸際で捕食する個体を、何らかの方法で食わせるという作戦。これらがスネークヘッド系を狙う、オーソドックスなパターンだと聞いた。
朝イチ、スピナーベイトで狙うも不発。その後、川を遡上してよりビッグサイズのジャングルパーチ狙いにスイッチするも、美しいキャットフィッシュ2匹と、ヘラのような銀色に輝くティンホイルバーブというサカナ(スレ掛かり)や小型のジャングルパーチをキャッチして終了。
この時点で残り時間はあとわずか。しかしあきらめることなく、最後までスネークヘッド系との出会いを求めてキャストを続けた。
貴重な大型種のスネークヘッド、トーマンよりも、35~40cmでナイスサイズと言われる“コモンスネークヘッド”が主流らしい。このサカナの写真はタイの雑誌でも目にしたことがある。このスネークヘッドを手にすることに成功した。
アプローチは非常にデリケートで、ドライブシャッド4.5in(コスモブラック・TNSオフセット5/0)のノーシンカーを一度、バンクに乗せてから水に入れ、ベジテーションに絡めながら泳がせると、その少し沖でバイトする。普通のルアーをダイレクトに着水させると逃げるというシビアな状況で、自分にとって価値ある2匹をキャッチ。使用したロッドはマシンガンキャストTYPEⅢ、リールはタトゥーラ103SH-TWだった。
今回のタックル。左写真、上から順に、スティーズ・マシンガンキャストTYPE-Ⅰ+スティーズリミテッド8.1+マシンガンキャスト16lb。BL+661MLFB+スティーズリミテッドSV 103H-TN+キャスタウェイ1.5号+ポケットショックリーダーFC 20lb。スティーズ・スペクター+タトゥーラ103SH-TW+キャスタウェイ2.5号+ポケットショックリーダーFC 40lb。続いて右写真、上からスティーズ・スペクター+スティーズリミテッドSV 103H-TN+キャスタウェイ2.5号+ポケットショックリーダーFC 30lb。BL+661M/MLFB+スティーズリミテッドSV 103H-TN+キャスタウェイ2.5号+ポケットショックリーダーFC 30lb。スティーズ・マシンガンキャストTYPE-Ⅲ+タトゥーラ103SH-TW+キャスタウェイ2.5号+ポケットショックリーダーFC 40lb。
スティーズリミテッドSV 103HL-TNをモチーフに作られた、タイで売られているレブロス。赤と黒のカラーリングがイケてるよね。右写真は今回のメインルアー。左からドライブシャッド4.5in、ハイカットDR SP、アシュラ925 SP、そしてベントミノー86。ドライブシャッド4.5inはサイトスペシャルVer.2のほか、シナモンブルーフレークも使用。ヒットカラーはコスモブラックだった。
エレキは自分で踏む必要がなく、ドライバーが手元のリモコンで遠隔操作してくれる。右の写真は自分で操作するときのコントローラー。一般的なエレキ同様、足で操作する。水中に隠れている木などが多いため、基本的にボートはドライバーが操船。先日のブログでご紹介した和船タイプは船から釣りをする場合と、普通のボートでは上がれないような浅瀬を遡上し、岸につけておかっぱりをする場合がある。
左の写真はガイド、および撮影艇で協力してくれた、ラパラ・タイランドのプロスタッフ。O.S.Pサインで一枚。そして釣行終了後、関係者のみんなで記念撮影! ありがとう!!
湖が目の前のコテージが、今回の拠点。ヤモリがたくさんいたけれど、釣りをするには非常にいい環境だった。
バンコクへの道中で立ち寄ったセブレブでアイスクリーム。鮮やかなグリーンが異彩を放っていた。美味しかったけどね。夜はまたまたタイ料理を堪能。口にほおばった料理がスパイシーすぎて、思わずこの表情。決して、にらんでいるわけではない…
ラパラ・タイランドのジャックさんが、赤と黒の配色がクールなレブロスをプレゼントしてくれた。ジャックさん、ありがとうございました!!
ネイティブフィールドの釣行を終えたあと、次の日はバンコク市内の観光とショッピングへ。タイは今回を含めて4回、来たことがあるが、はじめてこういった機会を持つことができた。
有名な寺院で手を合わせ、人気のショッピングモールで買い物。この日も撮影が行われたのだが、エンジョイすることができた。
タイでは自分の好きなファッションセンスと共通している部分もあり、たくさんのウェアなどを購入。できればもう一日ほしかった……
タイの釣り雑誌のひとつ、「Fishing on Tours」。このページは5月、フィッシングショーで訪れた際に、釣り堀で取材を受けた記事。日本のメーカーが広告を出したりしていて、なかなか興味深い。
今回の訪タイで、お世話になったみなさん、ありがとう。
マスタークラスを受けた生徒のみなさんが、各地でいろんなアングラーにルアーフィッシングの喜びやゲーム性の高さ、そして今回、自分が解説したテクニックを伝えてくれることを祈っています。
Toshinari Namiki
初日の朝と夕方も少し狙ってみたのだが、エリアが違うのか、それとも攻め方が合っていないのか。そもそも、スネークヘッド系を手にするのはそう甘くない。遠投性能に優れた01バズでド派手なバイトを得たのみだった。
スネークヘッド系にはバズベイトやスピナーベイト、およびリビットなどのバジンフロッグ系といった、バスでも使われているルアーが有効とのこと。
あとはタイでメジャーなカエル型ルアーも忘れてはならない。
ガイドによるとバンク際のトップ攻めが一般的らしく、出にくいときはスピナーベイトも使われている。特に産卵後、スネークヘッド系はバスと違ってオスとメスの両方が稚魚を守る習性があるそうで、その状態のサカナが釣りやすいとのこと。
ここではトップウォーターもやるが、驚きだったのはディープクランク。稚魚を守っているサカナの向こう側に入れて通してきて食わせるという。また、沖でじっとしていて、水面で呼吸する習性をついた釣り方もあるらしい。スネークヘッド系は肺呼吸のため、息継ぎにきたところを見逃さず、その向こうにクランクを投げて通してくる。あとは岸際で捕食する個体を、何らかの方法で食わせるという作戦。これらがスネークヘッド系を狙う、オーソドックスなパターンだと聞いた。
朝イチ、スピナーベイトで狙うも不発。その後、川を遡上してよりビッグサイズのジャングルパーチ狙いにスイッチするも、美しいキャットフィッシュ2匹と、ヘラのような銀色に輝くティンホイルバーブというサカナ(スレ掛かり)や小型のジャングルパーチをキャッチして終了。
この時点で残り時間はあとわずか。しかしあきらめることなく、最後までスネークヘッド系との出会いを求めてキャストを続けた。
貴重な大型種のスネークヘッド、トーマンよりも、35~40cmでナイスサイズと言われる“コモンスネークヘッド”が主流らしい。このサカナの写真はタイの雑誌でも目にしたことがある。このスネークヘッドを手にすることに成功した。
アプローチは非常にデリケートで、ドライブシャッド4.5in(コスモブラック・TNSオフセット5/0)のノーシンカーを一度、バンクに乗せてから水に入れ、ベジテーションに絡めながら泳がせると、その少し沖でバイトする。普通のルアーをダイレクトに着水させると逃げるというシビアな状況で、自分にとって価値ある2匹をキャッチ。使用したロッドはマシンガンキャストTYPEⅢ、リールはタトゥーラ103SH-TWだった。
今回のタックル。左写真、上から順に、スティーズ・マシンガンキャストTYPE-Ⅰ+スティーズリミテッド8.1+マシンガンキャスト16lb。BL+661MLFB+スティーズリミテッドSV 103H-TN+キャスタウェイ1.5号+ポケットショックリーダーFC 20lb。スティーズ・スペクター+タトゥーラ103SH-TW+キャスタウェイ2.5号+ポケットショックリーダーFC 40lb。続いて右写真、上からスティーズ・スペクター+スティーズリミテッドSV 103H-TN+キャスタウェイ2.5号+ポケットショックリーダーFC 30lb。BL+661M/MLFB+スティーズリミテッドSV 103H-TN+キャスタウェイ2.5号+ポケットショックリーダーFC 30lb。スティーズ・マシンガンキャストTYPE-Ⅲ+タトゥーラ103SH-TW+キャスタウェイ2.5号+ポケットショックリーダーFC 40lb。
スティーズリミテッドSV 103HL-TNをモチーフに作られた、タイで売られているレブロス。赤と黒のカラーリングがイケてるよね。右写真は今回のメインルアー。左からドライブシャッド4.5in、ハイカットDR SP、アシュラ925 SP、そしてベントミノー86。ドライブシャッド4.5inはサイトスペシャルVer.2のほか、シナモンブルーフレークも使用。ヒットカラーはコスモブラックだった。
エレキは自分で踏む必要がなく、ドライバーが手元のリモコンで遠隔操作してくれる。右の写真は自分で操作するときのコントローラー。一般的なエレキ同様、足で操作する。水中に隠れている木などが多いため、基本的にボートはドライバーが操船。先日のブログでご紹介した和船タイプは船から釣りをする場合と、普通のボートでは上がれないような浅瀬を遡上し、岸につけておかっぱりをする場合がある。
左の写真はガイド、および撮影艇で協力してくれた、ラパラ・タイランドのプロスタッフ。O.S.Pサインで一枚。そして釣行終了後、関係者のみんなで記念撮影! ありがとう!!
湖が目の前のコテージが、今回の拠点。ヤモリがたくさんいたけれど、釣りをするには非常にいい環境だった。
バンコクへの道中で立ち寄ったセブレブでアイスクリーム。鮮やかなグリーンが異彩を放っていた。美味しかったけどね。夜はまたまたタイ料理を堪能。口にほおばった料理がスパイシーすぎて、思わずこの表情。決して、にらんでいるわけではない…
ラパラ・タイランドのジャックさんが、赤と黒の配色がクールなレブロスをプレゼントしてくれた。ジャックさん、ありがとうございました!!
ネイティブフィールドの釣行を終えたあと、次の日はバンコク市内の観光とショッピングへ。タイは今回を含めて4回、来たことがあるが、はじめてこういった機会を持つことができた。
有名な寺院で手を合わせ、人気のショッピングモールで買い物。この日も撮影が行われたのだが、エンジョイすることができた。
タイでは自分の好きなファッションセンスと共通している部分もあり、たくさんのウェアなどを購入。できればもう一日ほしかった……
タイの釣り雑誌のひとつ、「Fishing on Tours」。このページは5月、フィッシングショーで訪れた際に、釣り堀で取材を受けた記事。日本のメーカーが広告を出したりしていて、なかなか興味深い。
今回の訪タイで、お世話になったみなさん、ありがとう。
マスタークラスを受けた生徒のみなさんが、各地でいろんなアングラーにルアーフィッシングの喜びやゲーム性の高さ、そして今回、自分が解説したテクニックを伝えてくれることを祈っています。
Toshinari Namiki