D.Aoki × T.Namiki at 利根川・・・
2012-8-31 カテゴリー:フィッシング
先日、写真だけアップしたのだが、今回は青木大介君と一緒に釣りをした時のことについて書くことにしよう。
彼とは2009年に山中湖、2010年に北浦でプライベートの釣りをしたので、今回が3回目となる。
1ヶ月ぐらい前「また一緒に釣りしませんか?」と誘ってもらい、別に勝負で釣りをしてるわけではないのだが、ここまでは1勝1敗だったので、今回が決着の場だね(笑)と冗談を言ったりしながら、とても楽しみにしていた。
今回はV6マリンさんから船を降ろしたのだが、かなり暑かったので霞ヶ浦・北浦よりは、少しでもカレントのある利根川や黒部川の方がいいだろうとなり、彼のボートで出船したんだ。
この水系は水位調整の水門をくぐったりと、バスボートが似合うフィールドだと思う。
また、広大なフィールドを楽しむバスフィッシングという部分でも、非常に魅力あるフィールドだろう。
初日はピュアフィッシングさんの社員も同船したのだが、「並木敏成さんの大ファンなので、ぜひ乗せてもらいたい!」とのことで、それならばいい機会だから一緒に釣りをしようということになったんだ。
ただし同船するのはいいけれども、「もし自分がバックラッシュする姿を見たら生かして帰さないから、それを覚悟の上でならいいよ。」と青木君に伝えておいたんだけどね(笑)
その言葉を鵜呑みにしたのかどうかはわからないが、釣りを始めてすぐは青木君がエレキを踏み、自分が真ん中、その彼が後ろというポジション。
彼は自分の姿を見ないよう、斜め後ろを向きながら釣りをしていたようだ(笑)
そんな感じで楽しい雰囲気の中、2日間釣りを楽しんだのである。
ピュアの社員の前で、大介にダイワのタックルを渡す(笑)
エグジグにゲーリーシュリンプ3”で。
大介がうどんを食べているスキに2対2に追いついた。
ドライブクローラー3.5"のワッキーで。
自分のバックラッシュを絶対見ないように釣るピュア社員。
ゲーリーのNewケロボーイでキャッチ。
Newバージョンは、ボディーの厚みをアップしてウエイトアップ。
虫っぽく使えるように4ヶ所からラバーを出している。ベイトフィネススタイルのフロッグとして戦力になりそうだ。
45cmクラスも。
ドラクロ3”、5gテキサス、FPPストレート2/0で。
2日目。
大介のボートを運転させてもらう。楽しみの1つだ。
自分が彼の姿を初めて見たのは2007年頃、JB TOP50亀山湖の模様を釣りビジョンで放映していたのが最初だったと思う。
そんなに長い時間ではなかったのだが、釣りをしている姿やコメントしている姿を観て、この子は近い内に必ずやってくれるだろうと思っていたら、その通りになった。
2009年に山中湖で一緒に釣りをした時、彼はジグヘッドをかなりスローにボトムから離さず、ひたすらシェイク。
一方、自分はバックシートでミノーや早いリズムのソフトルアーの釣りを試していたのだが、じっくり狙っていた彼は1匹1匹と確実にバスを釣り上げていたので、とても器用なアングラーだなという印象が残っている。
そんな青木君も年々、釣りの幅に厚みが出てきたようで、今回はさらにレベルアップしている部分も多分に感じた。
3人とも竿を握っていたので、真剣モードで黙々と釣りをしていた時間も長かったのだが、そんな中でもバス業界のことや、共通のスポンサーの話など、いろんな会話ができた。
後はお互いの釣りのテクニックを見られることでいい刺激になり、自分であればパワー系の釣り。青木君なら繊細な釣りと、そのリズム。
自分としても非常に勉強になったし、とても有意義な時間を過ごせた。
それと、それぞれが使い込んでいるタックル(特にロッドなど)を使わせてもらうのもとてもいい勉強になる。
1人で釣りに行くことが多い人は、こうやって何人かで釣りをすることでレベルアップにもつながり、更にモチベーションもアップするいい機会になると思う。
初日の夜、食事をしながら話した際には、トーナメントなど毎年同じことを繰りかえしていく中、いかにモチベーションを維持していくか?ということに悩んでいた様子。
以前はアメリカのトーナメントには興味がなかったのだが、今回「アメリカのトーナメントシーンやフィールドも見てみたい。」と語っていたのに少し驚いた。
どれぐらいの範囲を釣っていくのか?など、そういうことにも興味があるみたいだ。
とにかく、こういう威勢のいい若武者・・・年齢は30才前後だが、50~60才まで現役で活躍できるバスプロの中では若手の部類に入るだろう。
そういう若武者が出てきてくれるのは、とても嬉しいことである。
そして、今後も躍進に期待している!
V6マリンに現れた”怒”の川口直人。実はいいスマイルを持っている(笑)
3日目は古くからの友人、川嶋君も合流。不器用な部分もあるが(人のことは言えないが・・・。)ナイスガイだ。
3日目は、自分のアルミで未知の利根川下流域を走り回ってみた。
こんな景色があったのにはびっくりだ。
この日はほとんど釣りをしなかったが、最後にハイピッチャー3/8ozでキャッチ。
大介いわく、最近少しモチベーションを欠いているのでは・・・という”勝つ時は勝つ”のエグシュン。(こういう互いを心配し合える仲っていいよね。)
今度一緒に釣りをする約束をした。気合いを入れてやるぞ〜(笑)
それから、この週末WBS第4戦が土浦新港で開催された。
O.S.Pプロスタッフの橋本卓哉が3位入賞し、年間ランキング2位へ浮上した。
暫定ランキング1位はO.S.P社員の草深のままである。
2人の差は約800g、最終戦が楽しみだ。
地震の影響で土浦新港を使えなかったのが、今回から使えるようになったとのこと。
霞ヶ浦周辺でも被害が多くあったのだが、こうやって様々な部分が復旧してきていることは、地元の人達はもちろん、震災で心を痛めた人達にとっても、きっと励みになってくれていると信じている。
これから少しずつ涼しくなってくるので、皆さんも是非フィールドへ足を運んで頂きたい。
ちなみに今年も『Basserオールスタークラシック』が10月27日(土)~28日(日)に利根川(会場は「道の駅・川の駅 水の郷さわら」)で開催されることが決定し、自分も招待されることが決まった。
去年は北総マリン周辺を重点的に調べ上げたのだが、今年はもっと範囲を広げて、少しずつ準備を進めていきたいと思っている。