ダグラス戦と今シーズンを振り返って。
I look back on the event of Douglas Lake and this season.
今日はO.S.Pで溜まった仕事を片付けつつ、来週末に迫ったBasser Allstar Classicの準備も進めている。さて、ダグラスレイク戦で7位になったときの話しをしていなかったので、今日はその話題をお届けしようと思う。
この一戦で優勝したのは、エリートシリーズにも参戦しているオット・デフォー。ぶっちぎりの勝利だったわけだが、実はバスボートでは上がれないような浅瀬をアルミボートで上って釣るという戦略をとっていた。ほかにも上位に食い込んだ選手の中に、このようなパターンで戦っていたアングラーの姿も見受けられた。
自分はクランクベイトとジグがメイン。クランクはブリッツMRやブリッツEX-DRを、ある程度、カラーローテーションしながら使い、ウエイインしたバスのうちの4割ほどをキャッチ。また03ハンツストロングの1/2オンスおよび3/8オンスに、トレーラーはドライブシャッド3.5インチ。これでウエイインしたバスの5割。残りはアシュラやドライブクロー4インチのテキサスリグだった。
全体的に真夏っぽい釣りをしていた選手より、秋っぽい釣りをしたアングラーが上位に入ったという印象を受けた。
ちなみにクランクのフックはハヤブサのトリプルフックで、サイズを前は#6、後ろは#4に変えて日本以上にサイズがいいバスに備えた。またドライブクロー4インチのフックはノーマルのT・N・SオフセットとT・N・SオフセットHDの3/0を使い分けた。03ハンツストロングのラインについては、14ポンドと16ポンドを使い分けるなどして、ミスを減らすよう心掛けた。
とはいえ、今シーズンを振り返ってみると、あまりにもミスが多すぎたシーズンであったと反省。ロッドもアメリカのバスは日本のバス以上に口が硬く、フックアップした後はより引く。同じルアーを使っていても、日本で使用するとき以上に硬いロッドが必要となる。ハリアーよりも硬いロッドが必要になるときはエアエッジの721HB・Eという1サイズ、パワーがあるロッドが素晴らしい活躍を見せてくれた。
本来であればプラクティス中に魚をドンドン掛けて体を慣らしたいのだが、実際のところプラ中はサカナを釣ることよりも場所を探すことに集中している。魚探を掛け、エレキで流し地形を把握する… という作業に専念しているため、新しいタックルでサカナを掛けることなく試合に臨むことも多い。理想はプラクティス中に釣る動作の練習もしておかなければならないのだが…魚探の不具合の原因は最終戦直前に判明したものの、タックル類やルアーの準備は万端とは言えない。プラグ類のフックもアメリカ仕様に変えなくてはならないのだが、それも完璧な状態にはほど遠い。さらに自社ルアーですら、カラーローテーションの中核を担う色がないなど、不備が多すぎる中で少しずつ整ってきた。
そうこうしているうちにシーズンは終わり、果たして来年はどうするのか。その予定はまだ決めてはいない。正直、第3戦のプラクティスの段階では、今年の試合は夏場に集中してあったその疲れもあり、加えて腰以上に膝の関節痛がひどく、それらのケアを考えると来年の参戦はやめざるを得ないのではないかと言うことが頭をよぎった。フルではなく、1~2戦のスポット参戦が妥当ではないか、と。しかしシーズンを終えてみて、今は1シリーズ(来季からB.A.S.S.オープンは2シリーズになり、それぞれ年4戦になる)に出場したいという意欲に駆られている。そのための準備や体のメンテナンスについてじっくり煮詰めたいと思いながらも、眼前に迫るオールスタークラシックにまずは集中しようと思う…… by Toshinari Namiki
今日はO.S.Pで溜まった仕事を片付けつつ、来週末に迫ったBasser Allstar Classicの準備も進めている。さて、ダグラスレイク戦で7位になったときの話しをしていなかったので、今日はその話題をお届けしようと思う。
この一戦で優勝したのは、エリートシリーズにも参戦しているオット・デフォー。ぶっちぎりの勝利だったわけだが、実はバスボートでは上がれないような浅瀬をアルミボートで上って釣るという戦略をとっていた。ほかにも上位に食い込んだ選手の中に、このようなパターンで戦っていたアングラーの姿も見受けられた。
自分はクランクベイトとジグがメイン。クランクはブリッツMRやブリッツEX-DRを、ある程度、カラーローテーションしながら使い、ウエイインしたバスのうちの4割ほどをキャッチ。また03ハンツストロングの1/2オンスおよび3/8オンスに、トレーラーはドライブシャッド3.5インチ。これでウエイインしたバスの5割。残りはアシュラやドライブクロー4インチのテキサスリグだった。
全体的に真夏っぽい釣りをしていた選手より、秋っぽい釣りをしたアングラーが上位に入ったという印象を受けた。
ちなみにクランクのフックはハヤブサのトリプルフックで、サイズを前は#6、後ろは#4に変えて日本以上にサイズがいいバスに備えた。またドライブクロー4インチのフックはノーマルのT・N・SオフセットとT・N・SオフセットHDの3/0を使い分けた。03ハンツストロングのラインについては、14ポンドと16ポンドを使い分けるなどして、ミスを減らすよう心掛けた。
とはいえ、今シーズンを振り返ってみると、あまりにもミスが多すぎたシーズンであったと反省。ロッドもアメリカのバスは日本のバス以上に口が硬く、フックアップした後はより引く。同じルアーを使っていても、日本で使用するとき以上に硬いロッドが必要となる。ハリアーよりも硬いロッドが必要になるときはエアエッジの721HB・Eという1サイズ、パワーがあるロッドが素晴らしい活躍を見せてくれた。
本来であればプラクティス中に魚をドンドン掛けて体を慣らしたいのだが、実際のところプラ中はサカナを釣ることよりも場所を探すことに集中している。魚探を掛け、エレキで流し地形を把握する… という作業に専念しているため、新しいタックルでサカナを掛けることなく試合に臨むことも多い。理想はプラクティス中に釣る動作の練習もしておかなければならないのだが…魚探の不具合の原因は最終戦直前に判明したものの、タックル類やルアーの準備は万端とは言えない。プラグ類のフックもアメリカ仕様に変えなくてはならないのだが、それも完璧な状態にはほど遠い。さらに自社ルアーですら、カラーローテーションの中核を担う色がないなど、不備が多すぎる中で少しずつ整ってきた。
そうこうしているうちにシーズンは終わり、果たして来年はどうするのか。その予定はまだ決めてはいない。正直、第3戦のプラクティスの段階では、今年の試合は夏場に集中してあったその疲れもあり、加えて腰以上に膝の関節痛がひどく、それらのケアを考えると来年の参戦はやめざるを得ないのではないかと言うことが頭をよぎった。フルではなく、1~2戦のスポット参戦が妥当ではないか、と。しかしシーズンを終えてみて、今は1シリーズ(来季からB.A.S.S.オープンは2シリーズになり、それぞれ年4戦になる)に出場したいという意欲に駆られている。そのための準備や体のメンテナンスについてじっくり煮詰めたいと思いながらも、眼前に迫るオールスタークラシックにまずは集中しようと思う…… by Toshinari Namiki