サンライン・マシンガンキャスト解説動画のロケ。
2017-7-21 カテゴリー:お知らせ フィッシング 取材(メディア関連)
I went to Tone river for filming. I will tell you about this fishing story.
昨日、おとといは利根川でサンライン・マシンガンキャストの実釣解説動画の撮影に行っていた。初日は10数匹、2日目は午前中だけで7~8匹。お昼に上がって解説シーンを撮影し、すべての予定を終えることができた。
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先週の釣りビジョン「Osprey’s EYE」の霞ヶ浦水系のロケでもそうだったが、ここのところ関東は水不足と晴天続きで、バスの表層への反応は極めて悪い。そんな中、水面下10cm~1mを引けるブレードジグSPEC2やブリッツマックスへの反応がすこぶるよく、特にブレードジグSPEC2の釣れっぷりは目を見張るものがあった。 45~50cm未満のバスはブレードジグSPEC2をはじめ、ブリッツマックスやドライブシャッド3.5インチ(ノーシンカー)のフォールから、ドライブシュリンプ4インチ(5gジカリグ)でのシャローブッシュのサイトでキャッチ。またシャローのブッシュ撃ちではドライブクロー4インチ(7gテキサス)でも同クラスのバスを手にした。中~小型のバスにおいてはドライブカーリー4.5インチ(ネコリグ3.1g)で、釣る気になればいくらでも釣れるような状況だった。ただしエサを追っているコンディションのいい大型は、先にも話した通りブレードジグSPEC2が非常によく効いた。
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詳細は、約ひと月後にアップ予定のアピスTVをお楽しみに。
ここでは今回のロケでメインに使用したタックルをそれぞれご紹介させてもらおう。
まずはブレードジグSPEC2。トレーラーにはドライブスティック4.5インチのノンソルトをセット。塩の少ないSPEC2とは違い、こちらは完全ノンソルト。耐久性がさらに上がり、トレーラーとして使う分においても非常におすすめ。塩が入っていないため、トレーラーとしてセットしたままでも、フックが錆びる心配がないのもうれしい。
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そもそもこのモデルは琵琶湖の名古屋釣法、つまりジグヘッドにセットして中層をロッドを揺らしながらスイミングさせる釣り方に最適なシェイプとアクションという評価を得て、琵琶湖周辺のショップ様からのリクエストを受けて誕生した。この名古屋釣法だけでなく、オフセットフックのノーシンカーによるトゥイッチングでの使用でも、より表層付近での攻めや、よりスローフォール性能が期待でき、これが釣果につながることも多い。
ちなみにカスミ、利根川水系ではボラやワカサギを意識したホワイト系のカラーが効果的。
ロッドはスティーズ・マシンガンキャストtype-Ⅲ、ラインはマシンガンキャスト16lb。
次にブリッツマックス。利根川の乱杭など、縦や横にウッドカバーが入っており、その上や際を引くとき、浮かせてスタックさせないように引けるのは、高浮力のたまもの。タイニーやレギュラーサイズのブリッツより、マックスのボディのほうがまったく根掛からず引いてこれることもあり、結果、小型のバスですらよく釣れた。晴れていれば写真のテイスティシャッドで決まり!
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ロッドはスティーズ・2016ブリッツ、マシンガンキャストは14lbをチョイス。
続いてドライブシュリンプ4インチのジカリグ。ブッシュの際でボイルしているバスはテナガエビを追っていた。そこでいろんなルアーを入れたあと、このリグを入れると一撃で食うというシーンも。4インチであればシンカーは5g。フックはFPPオフセットの1/0がベスト。
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ロッドはスティーズ・ブラックジャック。マシンガンキャストは14lbだった。
そしてドライブクロー4インチは、7gのテキサスリグで使用。大きなオーバーハングにおいてはドライブクロー4インチのテキサスや、O.S.Pジグ01(9g)に同じくドライブクロー4インチをセットしたものが最も高確率である。
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ロッドはスティーズ・ハリアー。マシンガンキャストは25lb。
さらにドライブシャッド3.5インチのノーシンカーリグ。グリパンシャッドという下半分が透けたホワイトカラーが、ここのところの渇水気味のタフコンディション下において、ドライブスティックとともに当たりカラーだ。ローライト時やバスの活性が高いときは、浦川君が考案したライムチャートバックシャイナーも活躍しそうだ。
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ロッドはスティーズ・ウェアウルフ。マシンガンキャストは10lbをセット。
最後にドライブカーリー4.5インチのネコリグ。3.1gとシンカーは重めだが、フォールスピードを速くできたり、込み入ったカバーにねじ込めるよう、このウエイトをチョイスした。このワームはネコリグだけでなく、ダウンショットやキャロ、ノーシンカーのi字引きにも対応。カバー内で手にしたバスはテナガエビがのどの奥から出ているものが多かった。
ドライブシュリンプでは4インチをはじめとした全サイズ、HPシャッドテールにおいては3.6インチを中心とした全サイズをネコリグで使用することもあるが、抵抗が大きくフォールはゆっくりめ。したがってバスが水面に浮く初夏にはいいが、濃いカバーにねじ込む必要がある状況や、速いフォールスピードでリアクションストライクを取りたい夏向けではない。
ドライブカーリー4.5インチのフォールスピードはストレートワームと変わらないぐらい速く、かつ2本のカーリーテールが小魚だけでなく、甲殻類の触覚やハサミにも見え、シェイク時には極めて繊細に震えてアピールしてくれる。ボディ断面は扁平で、ネコリグでの使用において手前に寄ってきにくいという優れた性能も持っている。
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ロッドはスティーズ・マシンガンキャストtype-1.5、ラインはマシンガンキャストの12lbだった。
これらを参考に、みなさんもぜひ夏バスを攻略してほしい。
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ただしくれぐれも、熱中症にはご注意を!
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スタッフの皆さん、ありがとうございました!
by Toshinari Namiki
昨日、おとといは利根川でサンライン・マシンガンキャストの実釣解説動画の撮影に行っていた。初日は10数匹、2日目は午前中だけで7~8匹。お昼に上がって解説シーンを撮影し、すべての予定を終えることができた。
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先週の釣りビジョン「Osprey’s EYE」の霞ヶ浦水系のロケでもそうだったが、ここのところ関東は水不足と晴天続きで、バスの表層への反応は極めて悪い。そんな中、水面下10cm~1mを引けるブレードジグSPEC2やブリッツマックスへの反応がすこぶるよく、特にブレードジグSPEC2の釣れっぷりは目を見張るものがあった。 45~50cm未満のバスはブレードジグSPEC2をはじめ、ブリッツマックスやドライブシャッド3.5インチ(ノーシンカー)のフォールから、ドライブシュリンプ4インチ(5gジカリグ)でのシャローブッシュのサイトでキャッチ。またシャローのブッシュ撃ちではドライブクロー4インチ(7gテキサス)でも同クラスのバスを手にした。中~小型のバスにおいてはドライブカーリー4.5インチ(ネコリグ3.1g)で、釣る気になればいくらでも釣れるような状況だった。ただしエサを追っているコンディションのいい大型は、先にも話した通りブレードジグSPEC2が非常によく効いた。
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詳細は、約ひと月後にアップ予定のアピスTVをお楽しみに。
ここでは今回のロケでメインに使用したタックルをそれぞれご紹介させてもらおう。
まずはブレードジグSPEC2。トレーラーにはドライブスティック4.5インチのノンソルトをセット。塩の少ないSPEC2とは違い、こちらは完全ノンソルト。耐久性がさらに上がり、トレーラーとして使う分においても非常におすすめ。塩が入っていないため、トレーラーとしてセットしたままでも、フックが錆びる心配がないのもうれしい。
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そもそもこのモデルは琵琶湖の名古屋釣法、つまりジグヘッドにセットして中層をロッドを揺らしながらスイミングさせる釣り方に最適なシェイプとアクションという評価を得て、琵琶湖周辺のショップ様からのリクエストを受けて誕生した。この名古屋釣法だけでなく、オフセットフックのノーシンカーによるトゥイッチングでの使用でも、より表層付近での攻めや、よりスローフォール性能が期待でき、これが釣果につながることも多い。
ちなみにカスミ、利根川水系ではボラやワカサギを意識したホワイト系のカラーが効果的。
ロッドはスティーズ・マシンガンキャストtype-Ⅲ、ラインはマシンガンキャスト16lb。
次にブリッツマックス。利根川の乱杭など、縦や横にウッドカバーが入っており、その上や際を引くとき、浮かせてスタックさせないように引けるのは、高浮力のたまもの。タイニーやレギュラーサイズのブリッツより、マックスのボディのほうがまったく根掛からず引いてこれることもあり、結果、小型のバスですらよく釣れた。晴れていれば写真のテイスティシャッドで決まり!
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ロッドはスティーズ・2016ブリッツ、マシンガンキャストは14lbをチョイス。
続いてドライブシュリンプ4インチのジカリグ。ブッシュの際でボイルしているバスはテナガエビを追っていた。そこでいろんなルアーを入れたあと、このリグを入れると一撃で食うというシーンも。4インチであればシンカーは5g。フックはFPPオフセットの1/0がベスト。
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ロッドはスティーズ・ブラックジャック。マシンガンキャストは14lbだった。
そしてドライブクロー4インチは、7gのテキサスリグで使用。大きなオーバーハングにおいてはドライブクロー4インチのテキサスや、O.S.Pジグ01(9g)に同じくドライブクロー4インチをセットしたものが最も高確率である。
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ロッドはスティーズ・ハリアー。マシンガンキャストは25lb。
さらにドライブシャッド3.5インチのノーシンカーリグ。グリパンシャッドという下半分が透けたホワイトカラーが、ここのところの渇水気味のタフコンディション下において、ドライブスティックとともに当たりカラーだ。ローライト時やバスの活性が高いときは、浦川君が考案したライムチャートバックシャイナーも活躍しそうだ。
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ロッドはスティーズ・ウェアウルフ。マシンガンキャストは10lbをセット。
最後にドライブカーリー4.5インチのネコリグ。3.1gとシンカーは重めだが、フォールスピードを速くできたり、込み入ったカバーにねじ込めるよう、このウエイトをチョイスした。このワームはネコリグだけでなく、ダウンショットやキャロ、ノーシンカーのi字引きにも対応。カバー内で手にしたバスはテナガエビがのどの奥から出ているものが多かった。
ドライブシュリンプでは4インチをはじめとした全サイズ、HPシャッドテールにおいては3.6インチを中心とした全サイズをネコリグで使用することもあるが、抵抗が大きくフォールはゆっくりめ。したがってバスが水面に浮く初夏にはいいが、濃いカバーにねじ込む必要がある状況や、速いフォールスピードでリアクションストライクを取りたい夏向けではない。
ドライブカーリー4.5インチのフォールスピードはストレートワームと変わらないぐらい速く、かつ2本のカーリーテールが小魚だけでなく、甲殻類の触覚やハサミにも見え、シェイク時には極めて繊細に震えてアピールしてくれる。ボディ断面は扁平で、ネコリグでの使用において手前に寄ってきにくいという優れた性能も持っている。
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ロッドはスティーズ・マシンガンキャストtype-1.5、ラインはマシンガンキャストの12lbだった。
これらを参考に、みなさんもぜひ夏バスを攻略してほしい。
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ただしくれぐれも、熱中症にはご注意を!
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by Toshinari Namiki