I enjoyed easy fishing!! Pack rod “BBB” from DAIWA brought me many fish.
明日から取材が3連発。そしてその後はトーナメントのため、再びアメリカへ。過酷なスケジュールがスタートする…
その前に、今年になってはじめてまとまった休みをもらえたので、グァム島へ行ってきた。
休日に海外へ行けるようになったのはここ数年の話し。本当にありがたいね。
海外への旅行とは言え、そこはアングラーT.Namiki。ロッドを振らないはずがない。
キレイな海に腰まで浸かって、ルアーをキャスト。パターンを掴むと小1時間で20匹ほどのペースでサカナが釣れて、とても楽しめた。
釣れてくるサカナは10~20cmクラスのハタ系がメイン。80cmクラスの細長いサカナ(おそらく、ヤガラ)なども混じって楽しむことができた。
TDミノー1062などの小型ミノーでよく釣れ、9cmクラスの阿修羅O.S.P925を入れるとサイズが上がった。
ちなみに阿修羅O.S.P925は、このボディで3本フックを搭載した世界初のミノープラグ。フルフラットボディーデザインやただ巻き性能とダートアクションの両立も評価を得たが、フックアイを横向きにするなど、当時、O.S.P独自のアイデアを盛り込んで、フックが絡むトラブルを解消した。
発売から約18年の時が経ち、いま使っている金型ではこれ以上の生産が困難となってしまったので、今年は作れていない。
そこで金型をリニューアルし、まったく同じではなく、じゃっかんテイストを変えた「ニュー阿修羅」を、まだ少し先になるのだがリリースする予定だ。
とはいえ、これまでの阿修羅O.S.P925ならではのよさもあるので、自分は今後、両方を使い分けていくことになる。
話しを戻して、ミノー以外にはジグヘッドでもサカナをキャッチすることができた。Hayabusa・FPJ 960の1/32オンスという軽めのジグヘッドにHPミノー3.1インチやHPシャッドテール2.5インチ、そしてマイラーミノー3.5インチをセット。すると狭い範囲でのバイトは増えるがワームがちぎられたり、釣れるサカナがサイズダウンしたり、根掛かりが頻発したり……
ミノーを使っているときも水深によるのだが、ロッドを立てて巻く「レンジコントロール」を怠ると、やはり引っかかってしまう。
今回、ベストだったのがオーバーライド1/8オンス。小型メタルバイブの速巻きだった。
オーバーライドは上向きのダブルフックで根掛からず、1/8オンスという小型ながら2本搭載している。これで根掛かりのしにくさとフッキングを両立。ロングキャストが可能で、この小型サイズゆえサカナは丸呑みで掛かりも非常にいい。最も効率がよく、サイズ、数ともに釣れたルアーだった。
どんなルアーでもそれなりに釣れるが、食わせ能力が高いバイブレーションプラグのように使うと最強のメソッドになる、ということを実感することができた。
バスフィッシングにおいても、浅い野池や河川、そしてウィードの上を引いてきてもおもしろいように数釣りができるので、ぜひお試しいただきたい。
また、4月下旬に発売になる新サイズ、ラウダー50でも釣果を得たことを補足しておこう。
ちなみにタックルについて、参考まで。
ロッドはDAIWAのパックロッドBBB 636TLFS。リールはイグジスト。マグシールド搭載で、海水でも安心して使える。ラインはキャスタウェイPEの0.8号。リーダーはトルネード・ブラックストリーム(フロロ)の3号(いずれもサンライン)。サンゴや根があるので、これぐらいの太さをチョイスした。
パックロッドがあれば、旅先でも気軽に釣りが楽しめる。みなさんも、ぜひ!
by Toshinari Namiki