2022/9/3_1
2022-9-15 カテゴリー:その他
今回はラバージグ、特にゼロワンジグにフォーカスを当ててみようと思う。
ゼロワンジグが生まれたのももうだいぶ昔の話になるが…それまでのカバージグにおける難点に大きなメスを入れ、その工夫がいまや広く浸透するまで一般化したと自負している。
その工夫は、大ききな点で言えばふたつ。
ひとつはウエイトごとに必要なブラシガードの量を変えること。
そしてもうひとつはより効率のいいガード力の実現と、フッキング率を両立するためにブラシガードを真円ではなく横長に植えたこと。
これらは、これまでカバージグを使ってきたなかで感じてきた不満を解決するためのアイデア。
そもそもこれまでのラバージグには、ウエイトごとにガードの本数を変えるという発想はなかった。
同じシリーズのジグを使ったときに、軽いウエイトではガード力が強すぎるし、重いものを使うとガード力が弱すぎて根掛かりが多発してしまう。
同じブラシガードの量では、たとえわずか2gウエイトが重くなっただけでも自分の実釣のなかではかなりストレスに感じるところだった。
カバージグにおいて、ジグのウエイトが重くなるほどより強いガード力が必要になる。
重たいほど、カバーに入れ込んで、ピックアップで抜いてくるときのジグにかかる衝撃は大きくなるからだ。
反対により軽ければ、ジグがカバーに接触する衝撃はソフトになるので、強すぎるガード力ではフッキングが悪くなってしまう。
ゼロワンジグをつくるときは、それぞれのウエイトごとに最適なブラシガードの本数を割り出して植えることで、ベストなフッキング率とスナッグレス性能を実現した。
そしてそのブラシガードの植え方にも工夫した。
真円ではなく、横長にブラシガードを植えることで、フッキングの良さと、横からの根掛かりを防ぐことも可能に。
より少ないガード力で、効率よく針先をガードするための工夫だね。
そしてフックについても妥協はない。
ゼロワンジグは全ウエイトにおいて同じフックサイズであることにこだわった。
これについても先ほどの話に通じるものがあり、ウエイトごとにフックサイズが変わってしまうと、バスの口にフックを掛けるため必要となるフッキングパワーが変わってしまうことになる。
フックサイズを共通にすることで、掛け感が変わることもなく、トレーラーワームも共通のものを使うことができる。
そしてフック同様、アイに関しても工夫がある。
ゼロワンジグのラインアイは60度に設定されている。ラインアイの角度は、フッキングの良さとすり抜けの良さとの兼ね合い。
快適なすり抜けと、バスの口に深くかける掛け性能のちょうどいいバランスがこの60度ラインアイなんだ。
それにくわえ、「ハイポジショニングアイ」という、横アイを高いポジションに持ってくることで、スナッグレス性能、掛け性能、誘い性能のすべてが向上。
カバージグに求められる要素をすべて高い次元で実現した、トータルバランスの高いジグができたんだ。
ちなみに、ゼロワンジグにはシリコンスカート、ファインラバー(ゴム製)のふたつがラインナップされている。
ファインラバーはアクションを重視するときに使う。止めていても蠢くようなアクションは、タフな時に必須なスカートだね。
逆に、色鮮やかな配色、透けるような色にすることが可能なのがシリコンスカート。
カラーに対してセレクティブな時は、シリコンに分があるね。
ゼロワンジグストロングという、極太リビングラバーを搭載しているモデルもあるが、こちらはシリコンもMIXされている。
より強アピール&ハイボリュームで、より大きなトレーラーワームに対応するためフックも大きくなっているが、基本のコンセプトは同じ。
ここぞという時、ぜひ一度ストロングを試してみてほしい。
これまで釣れなかったようなビッグフィッシュに会えると思う。
ゼロワンジグが生まれたのももうだいぶ昔の話になるが…それまでのカバージグにおける難点に大きなメスを入れ、その工夫がいまや広く浸透するまで一般化したと自負している。
その工夫は、大ききな点で言えばふたつ。
ひとつはウエイトごとに必要なブラシガードの量を変えること。
そしてもうひとつはより効率のいいガード力の実現と、フッキング率を両立するためにブラシガードを真円ではなく横長に植えたこと。
これらは、これまでカバージグを使ってきたなかで感じてきた不満を解決するためのアイデア。
そもそもこれまでのラバージグには、ウエイトごとにガードの本数を変えるという発想はなかった。
同じシリーズのジグを使ったときに、軽いウエイトではガード力が強すぎるし、重いものを使うとガード力が弱すぎて根掛かりが多発してしまう。
同じブラシガードの量では、たとえわずか2gウエイトが重くなっただけでも自分の実釣のなかではかなりストレスに感じるところだった。
カバージグにおいて、ジグのウエイトが重くなるほどより強いガード力が必要になる。
重たいほど、カバーに入れ込んで、ピックアップで抜いてくるときのジグにかかる衝撃は大きくなるからだ。
反対により軽ければ、ジグがカバーに接触する衝撃はソフトになるので、強すぎるガード力ではフッキングが悪くなってしまう。
ゼロワンジグをつくるときは、それぞれのウエイトごとに最適なブラシガードの本数を割り出して植えることで、ベストなフッキング率とスナッグレス性能を実現した。
そしてそのブラシガードの植え方にも工夫した。
真円ではなく、横長にブラシガードを植えることで、フッキングの良さと、横からの根掛かりを防ぐことも可能に。
より少ないガード力で、効率よく針先をガードするための工夫だね。
そしてフックについても妥協はない。
ゼロワンジグは全ウエイトにおいて同じフックサイズであることにこだわった。
これについても先ほどの話に通じるものがあり、ウエイトごとにフックサイズが変わってしまうと、バスの口にフックを掛けるため必要となるフッキングパワーが変わってしまうことになる。
フックサイズを共通にすることで、掛け感が変わることもなく、トレーラーワームも共通のものを使うことができる。
そしてフック同様、アイに関しても工夫がある。
ゼロワンジグのラインアイは60度に設定されている。ラインアイの角度は、フッキングの良さとすり抜けの良さとの兼ね合い。
快適なすり抜けと、バスの口に深くかける掛け性能のちょうどいいバランスがこの60度ラインアイなんだ。
それにくわえ、「ハイポジショニングアイ」という、横アイを高いポジションに持ってくることで、スナッグレス性能、掛け性能、誘い性能のすべてが向上。
カバージグに求められる要素をすべて高い次元で実現した、トータルバランスの高いジグができたんだ。
ちなみに、ゼロワンジグにはシリコンスカート、ファインラバー(ゴム製)のふたつがラインナップされている。
ファインラバーはアクションを重視するときに使う。止めていても蠢くようなアクションは、タフな時に必須なスカートだね。
逆に、色鮮やかな配色、透けるような色にすることが可能なのがシリコンスカート。
カラーに対してセレクティブな時は、シリコンに分があるね。
ゼロワンジグストロングという、極太リビングラバーを搭載しているモデルもあるが、こちらはシリコンもMIXされている。
より強アピール&ハイボリュームで、より大きなトレーラーワームに対応するためフックも大きくなっているが、基本のコンセプトは同じ。
ここぞという時、ぜひ一度ストロングを試してみてほしい。
これまで釣れなかったようなビッグフィッシュに会えると思う。