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テクニック

世界のT.Namikiがあなたを1日マンツーマンガイド!

2013-11-22 カテゴリー:その他 テクニック

以前もブログで紹介したが、パシャオクで自分のガイド権を落札してくれた若海君と釣りをした時のレポートをアップします。
今回、同行した取材スタッフが記事にしてくれたのでじっくりと読んでくれたらと思います。

本文中にもあるのだが自分にとっても最高の機会になったし、やはりバスフィッシングというのは教えてくれる人と一緒に釣りに行ったり、仲間同士で知識を共有するからこそ、より上達できたり、より楽しくなるものであると強く実感した。
みんなもプロガイドの人にお世話になったり、釣具屋さんなどに行って仲間を作ったりするとより充実したバスフィッシングライフになるのではないかと思う。

後はパシャオクの企画による出品でバス釣りのカテゴリーは初めてだったわけだが、自分としてはバスフィッシングを知らない方にもバスフィッシングやバスプロという存在を知ってもらうという点では有意義だった。そんなきっかけを作っていただいたパシャオクさんにも感謝したい。

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パシャオク(*1)で企画された「バスプロ並木敏成さんが1日ガイドしてくれる権利」を落札された若海さん。ふだんはアルミボート&エレキというスタイルで巻物をメインにバス釣りを楽しんでいるアングラーだ。「なにがなんでも落札したかった」というこの権利。舞台は北浦、ガイドはもちろん並木敏成! 今回は、その1日に密着取材を敢行した。

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ふだん並木が一般のアングラーと接する機会といえばイベントやセミナーなど、大人数を相手にするようなことが多い。

「こういったマンツーマンでの機会というのはほとんどないし、ましてやボートで1日一緒に釣りをするのは、なかなかできない企画なので、自分の経験としてもこういった交流というのはやってみたかったんだ」

と、並木も興味津々。今回落札された若海さんは20年ほど前にバス釣りを始め、一時期は中断していた期間があったものの数年前に復活。バスの他に海釣りなども楽しむアグレッシブなアングラーである。

「一般の方がどういう技術を持っていて、バス釣りをどんな感じで楽しんでいるのか? 一緒に1日を過ごすことでそれがわかるだろうし、自分もいつもとは違った新鮮な気持ちでレクチャーができると思うよ」

最初は緊張気味だった若海さんもすぐに打ち解けたようだ。

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(最初は緊張気味だった若海さんだがすぐに打ち解けたようだ。昼にはこの通り!)

「非常に好青年で、バス釣りに対しての熱い情熱もすごく感じられた。自分としては教え甲斐のある非常にいい生徒さんが来てくれたなというのはあるよね」

バスボートでの釣りは初体験とのことなので、釣りはもちろんだがバスボートでの滑走や広大なフィールドでのエリア選択など、いつもとはひと味もふた味も違った釣りを楽しんでもらうことを目標に準備を進めてきたという。

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(緊張が走ったファーストヒットだったが残念ながらニゴイ・・・。2人して苦笑い。)

「北浦水系は取材などで訪れることもあるけれども、近年の状況はそこまで詳しくない。ガイドするためにはフィールドの状況を把握しておく必要があるため、数日前にプラをしてきたんだ。シャローの巻物、沖の浚渫での巻物や喰わせの釣り、幅広い経験をしてもらいたいので、いろんなタイプの場所を調べて反応も得ていたんだけど…」

ところが当日は天気予報が外れて強風なってしまう。せっかくの機会なので日程変更も視野には入れていたのだが、予想外に強くなってしまった強い風には並木も手を焼いていた。

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(強風のため、沖はうねりがキツくバスやベイトの魚影も消えてしまった。ぜひとも経験していただきたいバスボートならではのシチュエーションだったので並木も心残りだったようだ。)

「予定していた場所の1/3も回れなくなっちゃったからね。特に沖の浚渫なんかは、うねりで釣りにならなかった。これはとても残念だよ」

とはいえ、風裏となる西岸のワンドや岬の裏側などをメインに大きくエリアを変えながらバスを一から探していくのに近いスタイルというのも、なかなか身近では経験できないもの。バスプロ並木の真骨頂を魅せるには、ある意味では絶好の機会と言えよう。

「巻物が得意というだけあってキャストはバッチリだよね。中でもオーバーヘッドは方向もブレず、距離感や弾道なども完璧。サイドハンドも上手いし、さすがキャリアも長いだけあるよね」

反面、あまりやらないライトリグでの喰わせの釣りやラバージグやテキサスリグでもスローに誘う釣りというのは苦手なようで、今回はこのあたりをしっかり学びたかったという若海さん。

「ラインスラックの使い方なんかは現場でレクチャーすると本当にわかりやすいよね。バックラッシュの直し方1つにしても究極ともいえるより良いやり方があるんだけど、現場で直接レクチャーしないと完璧に伝えることはできないんだとわかったんだ」

これまでDVDや雑誌などで何度も解説してきたことなだけに、並木も意外だったようだ。この経験を元に、今後、自分がレクチャーする上でのアイディアなども浮かんできたという。

「バス釣ってもらうだけじゃなくて、こういったレクチャーも含めて1日を楽しんでもらうのがバスプロガイドとしての役目だと思うんだ。最近は琵琶湖や霞ヶ浦水系でもプロガイドをしている人が増えたけど、こうやってマンツーマンでプロと釣りをすることで技術や経験値というのは飛躍的に伸びるから、一度こうやって経験してみると新たなバス釣りの楽しみ方も見付かるんじゃないかな」

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(残念ながらバレてしまったビッグフィッシュ。その原因を並木がすぐにレクチャー。こういったことができるのもガイドならではだろう。)

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(タフな中でもハイピッチャーにヒット!)

ちなみに、パシャオクにおいて『バス釣り』というカテゴリーでは今回が初めての企画だったそうだ。

「こういった企画はバス釣りを知らない一般の方々も目にするだろうから、バスフィッシングやバスプロという存在を知ってもらうという面においても有意義だし、自分としてもいまの釣り業界においてそういった活動というのは非常に大切なことだと常々感じているからね」

今回はチャリティオークションということで、収益金は(株)パシャオクの運営費を除いた全額が日本赤十字社および水辺基盤協会に寄贈されたそうだが、それによって社会貢献ができればという気持ちも並木にはあった。

「こういった経験をたくさんの人にしてもらいたいから、また機会があればぜひとも協力したいと思うよ」

ちなみに若海さんは「次も落札します」と意欲満々。この言葉がなによりも、いかに素晴らしい1日を楽しんでいただけた証拠であり、並木の記憶にも鮮明に残る嬉しかった出来事の1つだったという。若海さんも、色褪せない思い出の1ページを刻んだに違いない。

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(カメラマン並木敏成?!)

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(日暮れギリギリまで釣行は続いた。マリーナへ戻り並木から思い出の品としてキャップなどが手渡される。イベントなどでの再開を約束し、楽しい1日は幕を下ろした。)

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(いつまでも思い出に残る最高の1日でした!)

 

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T.Namiki's Lesson

「スピナーベイトやブレードジグでさらなる釣果を手にするコツとは?」

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巻物というと、着水してすぐに中速以上で巻き始めるという使い方をしている人がほとんどだが、スピナーベイトやブレードジグはゆっくりとしたスピードで巻き始めることでレンジを下げつつ、バスの目の前を通すようにすることも大切。表層にベイトがいて、バスの目線も上を向いている時はブレードが見えるぐらいのレンジを引いたほうが釣れるのだが、ボトムもしくは沈んだ障害物でサスペンドしている場合に表層まで喰い上げてくれるのは活性の高いバスだけなので、タフなコンディション下での巻物の使い方としては不十分なのだ。

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浮き上がらないよう平行にリトリーブするだけではなく、ゆっくりと巻いて徐々に沈めていくような使い方をすると他の人が流した後でも釣れたり、巻物に反応するまでのバスの活性がないと思われるコンディションでも釣れることがあるのでお試しいただきたい。

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*1 パシャオクって?

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パシャオクはAmebaブログを運営する(株)サイバーエージェントの子会社である(株)パシャオクが運営するスマートフォン向けのオークションサービス。パシャオクでは利用者が出品・落札できるのはもちろん、あらゆる分野で活躍されている著名人・タレントなどとコラボレーションし、ユニークな体験型オークションも販売している。今回がバス釣りというカテゴリーでは初となる企画となる。

バスフィッシングのプロとは・・・(Basser取材)

2013-10-19 カテゴリー:その他 テクニック

今月の初旬に大分県の芹川ダムにBasserの誌面取材とDVD「Chase!Vol.3」の撮影を兼ねて行って来た。

1ヶ月前の9月上旬にも釣りビジョンなどで行っていたのだがスタッフと協議した結果、1ヵ月後の移り変わりも興味深いことからあえて同じフィールドにしたんだ。

そして、以前も書いた通り前回はフロッグ(スピンテールフロッグ)も良かったのだが、今回は秋らしくより魚が深いレンジに集中していた。

 

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まず、福岡空港に到着すると預けていたお気に入りのラッピングタックルボックスを空港の職員が持ってきてくれた。

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ところが良く見ると壊れて取っ手の部分が取れてしまっていた。
(後日新品を購入しフタだけを交換した。)

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そして、その夜は例によって例のメンバーが前夜祭をしてくれた。

取材初日。

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前回が水深0~4mくらい、今回は4~8mくらいがHottestレンジだった。
(写真はバスが大きく見える持ち方だ。)

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最も数を釣ったのはブリッツMAX DRだったと思う。
カラーはリアルプリントのワカサギやオイカワカラーなど。

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アメリカで定番のスピナーベイトのヨーヨーテクニック。皆は知っているだろうか?
要はリフト&フォールである。
メタル系と違って根がかりしないのが良い。

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このテクニックを使いハイピッチャーの5/8oz.でディープを攻めるとバイトは続いた。

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メインフックもあればトレーラーフックにかかることもあった。

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スピナーベイトでのヨーヨーテクニックでバイトが出なくなると、今度はブレードジグ1/2oz.での同様なテクニックでさらにつれ続けた。
ロッドはスティーズ ハリアー。
シャローカバーだけでなく感度や掛け重視のディープロッドとしても優秀。

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ブレードジグでのリフト&フォールはラバージグのそれと違ってリフト時の明確なバイブレーションやチドリアクションによってバスが思わずリアクションバイトしてしまう。
事実フォール中のバイトはゼロで全てリフトしている途中にバイトがあった。
今発売中のBasserのブレーデッドジグ道場でも解説しているテクニックである。詳しくはそちらも見て欲しい。

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ブリッツMAX DRで探りきれない、さらにディープのバスをストライキングの10XDRで。
初日はこれで面白いように釣れた。ロッドはBL-742HRB、ラインはFCスナイパー14ポンド。

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これもビッグワン50cmクラス。
ただし、リールがZ2020からリョーガ100に変わっている。
この理由はここだけで言わせてもらうと実は大バックラッシュをしてしまったからである。
猿も木から落ちたね(笑)

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2日目はさらにディープの8mラインをSKT120Mag DRでも攻略。

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FINAのFPJ960の3/16oz.ジグヘッドにゲーリージャンボグラブのセットでもキャッチ。
ただ全体的にワームでは食わせるのに時間がかかったり、サイズが小さかった。
やはり「巻き物系の秋」はいつの時代も王道である。
ワームの中でもジャンボグラブは「巻き物系ワーム」としてお勧めである。

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ストレートワームのダウンショットでのシューティングでバイトが1投目では無かったので、すかさずD-スプーンの1oz.を投入すると連発。
ビッグスプーンのなかでもD-スプーンは極めて動きが優秀である。
ただしボトムに付けてしゃくっていると、トリプルフックゆえやはり時々根がかりする。これに対してスピナーベイトのヨーヨーイングやブレードジグのリフト&フォールはほぼ根がかりが無かった。


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当日は誌面だけでなくDVD撮影も行った。

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芹川ダムでのカメラ船を行ってくれた大分県在住の安藤君と後藤君。
毎度どーも!!

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最後に、また福岡のyoshiharu君の経営する美容院amourに立ち寄り、彼に借りていたボートと車を返却。

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そして、福岡空港から東京へ。


ちなみに今回の取材のもともとのテーマは「秋のハードルアー」だったのだが、取材直前の状況は「ハードルアーは厳しい、それでもロケを行うのですか?」と言うことだった。
(実際にyoshiharu君の直前の釣行ではハードルアーではゼロでワームを投げていたバックシートの人が7本という釣果も聞いていた。)

しかし、自分は初日に約14匹のバスを全てハードルアーでキャッチ、アベレージもすばらしいものがあった。2日目も、あるテーマを与えられた中でのロケだったのだが、それでも良い釣りができた。

これは自分がすごかったろ!と自慢したいのではなく、バスフィッシングは本当に奥が深いと言いたいんだ。
ある意味同じハードルアーを使っても場所や使い方、使い時が違えば、かたやノーバイト、かたや大入れ食いということもある。そして、今回のような通常のディープクランクで届かないようなレンジのバスをシンキング系のハードルアーで攻略したり、新しいカテゴリーのビッグダイビングクランクベイトで攻略して目の覚めるような釣果に恵まれることだってある。
これだからこそバスフィッシングというのは究極に奥が深いものであり、底なしの魅力で満ち溢れているんだ。
そして、攻め方や知識に大きな差が出るからこそプロという存在も成り立つスポーツなんだと思う。

もちろん、プロと言ってもボクシングみたいに強いやつは毎回勝てるというスポーツではない。テニスみたいに毎回コートの形が同じわけではない。ゴルフみたいにコースやピンの位置が初めから丸見えでもない。
バスフィッシングはフィールドの水中の地形を知らないと話にならない。水中の地形、つまり釣れる場所を数多く知っている方が圧倒的に有利である。でも湖が変わるとオールリセットになってしまう。もちろん探し出す力のある人の方が同じ時間内ならより多く見つけ出せ、そこに実力の差が現れる。同じフィールドの知識ならばコンディション変化に対するアジャスト能力が釣果に大きな差になって現れる。
もちろん相手が自然や気まぐれなバス、時にライバルとなる釣人との予測不能なバッティングに釣る場所を失ったりで、全く釣れない時もある。つまり運に大きく左右されてしまう時もある。だからビギナーや子供に大負けする可能性もある。でもそんなお茶目な部分もあるからバスフィッシングは夢もあって楽しさも倍増するわけだ。但し、プロ側から言わせてもらうとある意味プロとしてやっていくのが1番大変なスポーツだと思うよ(笑)
だから自分も毎回とびぬけた釣果を得ることができるわけではなく、一般のローカルアングラーにボロ負けすることだってある。

ま、話が長くなったけどとにかく今回は事前の周囲の不安をぶっちぎり、自分の攻略がうまくハマった会心の釣行であった。いや~想い出すだけでお腹一杯。当分水だけで生きていけるかも(笑)

I Love Bass fishing!

詳細は10月末売り号のバサーを見て欲しい。

超ライトリグ研究の一環としてのアジングゲーム

2013-9-13 カテゴリー:タックル全般 テクニック

実は8月中旬~下旬に2度ほど、外房エリアへアジングに行ってきた。

自分は常にバスフィッシングのことを考えているんだ。
それは進化についてだったり、幅広いバスフィッシングスタイルの追求だったりもする。

その中で超ライトリグと言えるフィッシングスタイルのトレーニング方法の1つにアジングをやってみたいと以前から思っていたんだ。

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今回同行してくれたのはザ・フィッシングなどでおなじみの凄腕アングラーであるチョーシ君こと渡邉長士(たけし)君。

前回も触れたと思うが、彼のことは中学生の頃から知っていて、ある意味自分の弟のような存在でもあるんだ。

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写真のようにかわいらしいナイスキャラの持ち主だが、歳も30代になり最近では風格と様々な海の魚種を釣るテクニックを身に付け、一般アングラーよりもはるかに高いレベルで釣りをしているということを今回見せてもらえた。

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館山港からスタート。徐々に暗くなるに従って外房を北上して行った。

チョーシ君曰く「このエリアは特に最近アジングブームで行くところ行くところ人がいて、群が入ったりしないと居付きのアジは結構手難しいですよ。」と言うことだったが・・・確かに苦戦した。
なにより定番の場所には必ずといっていいほど先行者がいる上、この日は多くのアングラーが0匹から1匹と非常にタフだった。(10回に1回ぐらいあると言う当たり日は1時間に20匹ペースで釣れたりもするらしい。)

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自分も途中まで0匹だったが、チョーシ君お勧めの0.5gと言う一般的なアジングゲームで使うよりもかなりライトなジグヘッドに変え、ラインをシェイクさせたりせずにただ引きや、i-Waverのような漂わせるやり方に変えた途端、先行者が張り付いていてそれまで0匹だった足元から4連発させた。

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良い群が入ってきた時は何をやっても釣れるが、今回のようにタフな時は90%のアングラーが0匹で残りの10%のアングラーが魚を手にすると言う状況も多いらしい。
それにはルアーのセッティングやアクション、後は細かなアタリを感じ取るタックルの性能などが重要で実にテクニカルなゲームだった。
まるで同じ場所に居続けてもでもエサやタナの加減で釣果がガラっと変わるヘラ釣りのような感覚を覚えたね。

タックルはいずれもチョーシ君から借りたのだが、今回使ったのは2セット。

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巻物的にジグヘッドを引いてくる場合は、
「月下美人AGS 75L-T」にナイロンの2lb。
逆にワーム的にスローに引いたり落とし込むスタイルには、
「月下美人AGS AJING 610L-S」にフロロカーボンの1.5lb。

今回は両方のタックルで釣ることができたが、この2本を比べても投げ易さの差や逆にボトムを感じ取る時はこちらの方が良いと言った差があり、もちろんそのちょっとした差が重要だったと感じた。

夏の夜は昼と違って快適だったし、釣ったアジが胃袋に収まったのも快適だったね(笑)
ただ何より自分がやりたかった今後のバスフィッシングに生かせそうな超繊細なテクニックを味わえたことが嬉しく充実した気持ちの中、眠い目をこすりながら家路に就いた。

 

ところが、それで終わらなかった。
さらにその翌週に霞ヶ浦水系に釣行した際、その夜も鹿島港に車を走らせていた。

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同行者はやはりチョーシ君と、そして、ロデオクラフトで働いているトラウトなどでおなじみの松本幸雄君。
前日の夜、彼らはかなりいい釣りをしたと言うことで期待して行ったのだが、この日もこれまた渋かった(笑)

そして、実はこの日は自分もマイタックルを用意していた。

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それが、このアイテムだ。
月下美人 EX AGS AJING 64.5L-S+AEGIS 2004

バスにも流用できそうな硬め&ショートな6’4"モデルをチョイスした。リールシートは自分が富士工業にてテストをしたモデル。ラインガイドはダイワ独自の超軽量カーボンフレームガイドのAGSが装着されている。

そして、この日はさらに奥が深かった。

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1.5ポンドラインではほぼバイトがなく、その全てが1ポンドラインでないとバイトが出ないほどで、彼らはかなり長くやったみたいだが、自分は2時間ぐらいの釣行で5匹くらいを釣ることができた。

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 月下美人 アジングビーム+SW ロックフィッシュジグヘッド

とにかくこのアジングはラインの太さを含めたタックルセッティングと超スモールワーム+超ライトウェイトのジグヘッド操作のいい勉強になるね。

ちなみに以前、自分が日本の大会に出ていた時、河口湖のディープのドラッギングでソリッドティップのキス竿を使っていた。この時は明らかにロッドの性能差により圧倒的に釣り勝てたんだ。 (その時代はソリッドティップのバスロッドはなかった。)

とにかく他魚種の経験や幅広いタックルを知ることはバスフィッシングにも大きく活かせるので、なるべくこういうことに目を研ぎ澄ますようにしている。

2013WBSスーパー3デイズの初日に見る最強パターン&バスフィッシングのゲームとしての最高の一面

2013-7-19 カテゴリー:テクニック

今回はO.S.Pプロスタッフ松村君とチームを組んで出場した2013WBSスーパー3デイズの話を詳しくしたいと思う。

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もちろん3日間出たかったのだが、仕事の都合で初日だけ参戦となってしまったので初日のみの話となる。

結果から言うと、自分たちは5本5930gと言うウェイトを釣ることができ、初日のトップウェイトを得ることができた。
とは言っても、今回自分は前日まで別水系で取材をしていたため、完全なるノンプラクティス。よって主導権はボーターである松村君に譲り、自分はバックシートからのフォローの釣りに徹したんだ。

釣果は松村君が約8本、自分が約4本。ウェイインした魚の5本においては松村君が3本、自分が2本という内訳だ。
ちなみに最大魚の1530gは自分が釣り、初日のBig Fish賞も得ることができた。

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それでは、そのトップウェイト得ることができたドハマりと言えるパターンを紹介しよう。

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当日の状況は曇天無風(時折薄日が差し込む)で数日前より10cmくらい増水していた。これは、ある意味最高のコンディションと言え、実際バスもうわずっていたんだ。
とは言っても、雨は1滴も降っていなかったので強いトップウォーターでは反応しにくい状況でもあった。

そう言うわけで1本目こそ松村君が約600gをポッパーで釣ったのだが、その後は松村君がHPF SPEC2をメインに釣って行き、それを自分がドライブスティック4.5インチのバックスライドでフォローして行く釣りだった。

特に面白いように反応があったのがHPF SPEC2を使った、水面ヒラヒラチョンチョンの釣りである。これでかなり多くのバイトを得ることができた。キャッチしたのは5匹だったがミスバイトを入れると、その倍以上のバスが反応していた。
これは主にアシ際にキャストし、そこから沖に引いて来るのだが、具体的には、アシ際にキャストして、一度チョンと引いて、5~10cm潜らせ、また浮かせて2秒ほど待って、またチョンとダイブさせる。これを繰り返すと数m以内にバイトがあるんだ。

霞ヶ浦水系のアシ際は浅すぎてプアーな場所も多いが、そういった場所でもこのパターンはアシから少し離れた沖にいるバスに極めて効果的だったんだ。よくフローティングミノーを使って、このような釣りがハマることも多いが、それは割とクリアーウォーターや特定の細長いベイトを追っている時の話で霞ヶ浦水系のようなマッディがかったフィールドにおいてはフローティングミノーだとアピールが弱すぎる時もある。それがフラットサイドだと側面の面積が大きいのでフラッシングと強い波動で気付かせることができる。なおかつブルーギルやフナ、タナゴといった平たいベイトフィッシュが多い水域ではHPFの方がはるかにマッチザベイトになるんだ。
後、この時期の特徴として、まだスポーンがらみのバスも一部いる。このような状況においては細身のルアーよりも幅広のルアーの方がハマる可能性が高くなる傾向があるね。

自分個人も、これまでHPFを同じように使ってバスをたくさん釣ってきたが、ここまで面白いようにしかもトーナメント中にハマると本当に気持ちいいね!
そして、何よりそれを操る松村君のテクニックもすばらしいものがあったと思う!

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(この日の松村君のタックル)

このパターンで北利根から常陸利根がメインエリアに北浦でも数本釣り、前半だけで2人で約12本のバスをキャッチすることができた。
少なくとも初日はそれをやり通せばまだまだ数は伸ばせたが、2日目のためにセーブ。そして、後半はスーパービッグを求めて霞ヶ浦本湖に出たため時間を浪費してしまったんだ。

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(HPF1本目 )

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(HPF2本目 )

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(HPF3本目 )

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(HPF5本目。4本目の写真が無いが、これが5本目)

あと自分は当日の状況(前日の雨によって変わったフィールドコンディションなど)を読み、「カレントが通り、なおかつ濁り始めのアシを釣ろう」と提案することでボーターの松村君をアシストすることができた。
一通りアシで魚を釣った後は北浦のディープパターンをやろうかと言うことになりかけたが、それまで釣れているパターンをもっと探していこうと提案し、方向転換。これが1530gのビッグフィッシュに結び付いたと言えるね。

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(並木1530g)

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ちなみにこのビッグフィッシュ。自分はドライブスティック4.5インチのバックスライドセッティング(フックはFINAのFPPストレート3/0)で最初はグリパンブルーフレーク系のカラーを使っていたのだが、あまりにも松村君の白系のHPFに反応がよかったため、パールホワイトベースのワサギカラーに変更したところ最大魚につながったんだ。
(4本の内3本はバックスライドであるが、あと1本はドライブクローラー4.5インチのウィードレスネコリグ(NSSフックの1/0)でも釣った。)

また当日は試さなかったが、本来この状況であればドライブスティックのオフセットフックを使った通常のノーシンカーセッティングも有効だったと思う。アシ際に落とし、そこから手前に泳がせ、またフォールさせるアクションの方がより広い範囲を探れるためだ。

そう言うわけで本来もう2日間釣ってチームに貢献したかったのだが、初日を終え八王子へと戻ったんだ。

そして、2日目。
3本のバスを持っていたようだが、なんとガス欠で帰着遅れ。
3日目もそこそこの魚を持っていただけに残念だ。
自分が同船していれば・・・などと思ったりもしたが、そんなほろ苦い3デイズだった。


ここで思い出すと、実は3デイズは2回目である。
1回目は4年前の2009年。この時はO.S.Pプロスタッフの千葉ちゃんと3日間出場し、2日目までは独走。3日目にたった1or2匹のウェイインに終わり100g差で負けてしまうという、こちらもほろ苦い想い出がある。

自分は前日まで野尻湖で取材と言う今回と似た状況だったので基本バックシートからフォローする予定だった。しかし、朝2時間で千葉ちゃんのパターンが崩れていることを受けて自分のパターンへ移行することにした。

千葉ちゃんは超ストロングな釣りをする、勝つときはビッグウェイトと言うそんな男。逆にフォローの釣りは・・・少なくともこの時においては全くと言っていいほどできなかった。
しかし、それが千葉ちゃんの魅力でもあるんだが・・・。

それゆえ3日間のバスは全て自分がエリアを選び(と言っても数少ない自分が知っている北浦のスポットを回っただけだが・・・)、前でエレキを踏み、ほとんどのバスを自分が釣った。初日はなんとスーパーラッシュ!5本5600gのバスを釣り、ぶっちぎることができた。

3日目は自分が釣ったのは1or2本だったのだが、千葉ちゃんは不慣れなスピニングタックルに来た唯一のバイトを切られてしまい・・・そういう結果で準優勝と、ほろ苦い想い出が続いている3デイズである。

来年も出場してなんとかリベンジしたいと思っている。


今回3デイズに出場してみて、やはりバスフィッシングというのは自然を相手にした最高のゲームであり、スポーツであると確信した。

以前フジテレビのジャンクスポーツに出演した時に、ダウンタウンの浜ちゃんから「釣りのプロって言ったって、アンタ、釣りって運じゃないの?」というツッコミを受けたのだが、全くもってそうじゃないんだ。
その時に正しいエリアで正しいことをすると面白いようにバスが釣れてくる。
常にではないが、それにハメられるかどうかはその人が持つ努力からなるポテンシャルや努力からなるフィールド知識の結果であり、それにハマった時の笑いが止まらない瞬間がたまらなく自分は好きだ。

今回の3デイズ初日、数・ウェイト共に我々がトップだったが、誰がHPFで釣ったと思っただろうか?
恐らく出場したメンバーですら誰も投げていないだろうし、当日はクランクベイトでは釣れないとほとんどの選手が口を揃えているほどだった。
ただストレートリトリーブで使うクランクベイトではなく、水面をまるでトップウォーターのように扱う。しかし、完全なるトップだとバイトしない。そんなタフなバスに対して、水面から数cmダイブするだけで劇的に変わりストライクが取れるようになる。
(その間自分もノーシンカーワームなどでフォローするが、そう言ったカバーについてない浅瀬にいるバスについては反応させることができなかった。)

このパターンは一例だが、このように「あるルアー」の「ある使い方」に強烈に反応して目からウロコな時もあるし、「同じルアー」で「同じレイダウン」に100人の人が投げても釣れず、101人目にアプローチした人がスーパーナイスなキャストが決めた時に釣れることだってある。

そんな奥の深さがバスフィッシングの最大の魅力だね。

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マイラーミノー3.5のペラ付きジグヘッドリグ

2011-10-07 カテゴリー:テクニック

(こちらの記事はO.S.Pホームページに2011年10月7日に掲載された「T.Namiki's Check」となります。)

今回はマイラーミノー3.5"のペラ付きジグヘッドリグについて話そう。
このワームは、ジグヘッド(通常セッティングやジグヘッドワッキーセッティング等)やダウンショット、もしくはノーシンカーリグ(オフセットフックによるストレート、マス針による先端がけ、ワッキーセッティング等)、その他キャロライナリグやスプリットショット。そして、カバーまわりのライトテキサスで通常使う。
他に類を見ないマイラーの持つフラッシングや超リアル感、後はワッキー刺しなどでマイラー繊維に薄くフックをかけることでワームのちぎれを防いでくれたり、腹部に空気をかかえているから、水面に浮かせたり、調整次第でサスペンドさせたアプローチもできるという大きなサブ的メリットもあるワームだ。

そのマイラーミノーのもう一つの使い方として、フィッシュアローさんより発売されている『ウィールヘッド』というペラ付きジグヘッド、これとの相性も抜群である。
実は、この方法の効果は今年の早春に気付き、もちろん状況次第だが、日本各地のフィールドで効果をあげているわけだ。
ストレートリトリーブをするだけでペラの回転による振動をワームが受け、ワームのテールが本物のベイトフィッシュのように、リアルでタイトにバイブレーションしながらバスを誘ってくれる。つまり、単純にペラの回転だけでなくワームのテールアクションと合わせてバスを誘う効果がある。まあ、百聞は一見にしかずだから動画をチェックして欲しい。

動画上:ストレートリトリーブ時の映像
動画下:小刻みシェイク時の映像

ジグヘッドのウエイトは、1/20や1/16oz.を中心に、よりディープを釣りたい時はもっと重たいものを、逆に表層を狙いたい場合はより軽いものを使っている。ストレートリトリーブが基本だが、ここぞというところでミドスト的にロッドを小刻みにシェイクしながら巻くことで、フラッシングをともなったロールアクションをして、その瞬間リアクションバイト!!なんてことが本当に多い。
この方法で、今年の春には合川ダムでダイバーが構える水中カメラの前で奇跡的にヒットシーンを撮ることができた。(もちろんそのバスはベットのバスではなく、クルージングフィッシュ。)これは偶然も重ならなきゃ不可能でありもの凄く貴重な映像である。

写真1:現地にてテレビモニターでチェック。THE ULTIMATE9シーズナルパターン春編 撮影中。
写真2:合川ダムでの使用カラー。
写真3&4:こちらは、今年の相模湖での写真。

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そして、この秋にマイラーミノーに5色の新色が発売された。その中で、ボディはウォーターメロンベースながらマイラーの持つ甘いフラッシングが加わった、ウォーターメロンシャッドというカラーがある。このカラーは、自分がかなり熱望していた喰わせと誘い、それがミックスされた派手過ぎない良いカラーだと思う。
後は、バックビジブルとハニーフラッシュ。この2色は、今年の春と夏に七色ダムでミドストのエキスパートでもある山岡プロと2度同船して釣りをしたことがあるのだが、その時に彼から学んだことも多く、そんな経験が生かされたカラーである。いずれも背中が人間から見て視認性のいいカラーで、バスの目線から見ると、つまり下や横からだと派手過ぎないカラーになっている。
クリアウォーターのディープウォーターを釣る時もルアーの位置、及びアクションを確かめながら操作ができるというコンセプトを持った実践カラーである。残りの2色のオイカワとゴーストモロコもナチュラルな外せないカラーだ。もちろん見た目だけでなく、何よりアクションにもこだわっている。何度も形状をいじくって完成させた自信作なので、チェックしてみて欲しい。

By並木 敏成

写真5:右から、オレ、山岡プロ、そして友人のマック君。
写真6:夏の七色ダムにて。
写真7&8:春のセッション風景。
写真9:マイラー新色5色の写真。左から、バックビジブル、ハニーフラッシュ、ウォーターメロンシャッド、オイカワ、ゴーストモロコ。

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バスフィッシング入門DVD『BEGIN』(vol.1基礎編&vol.2実践編)

2011-7-20 カテゴリー:テクニック

(こちらの記事はO.S.Pホームページに2011年7月20日に掲載された「T.Namiki’s Check」となります。)

バスフィッシング入門DVD『BEGIN』(vol.1基礎編&vol.2実践編)の制作のきっかけは、「ネイチャースポーツの一つであるバスフィッシングの素晴らしさを、この先の未来に残したい!」という強い思いから。

その内容は、釣りに興味があって、やってみようとしている人だけでなく、はじめたものの、さっぱり上達できなくて悩んでいるアングラーへも向けたものになっている。

バスフィッシングって、様々な道具があったり専門的な用語が多数あって、雑誌を見てもチンプンカンプンだし、結局周りに釣りをやっている友人、父親や親戚のおじさんなどの先生役がいると良いけど、なかなかそういう人がいないのが現状だと思う。

それだと、未経験者や子ども達は覚えられないし、やろうという気持ちにもならない、そのうえ上達も難しい・・・だから、そういった人達が安心してはじめられるしっかりした入門教材が必要だと思った。

vol.1基礎編では、並木がバスの生態から、タックルの基礎、釣り場でのマナーやバスの扱い方などを解説している。

vol.2実践編では、霞水系の川村光大郎のおかっぱり、並木の相模湖でのレンタルボートを借りた釣行が収録されていて、実際のフィールド(釣り場)に出て解説している。

価格は、525円(税込)で、子ども達の貴重なおこずかいでも買えるし、子どもと一緒にバスフィッシングをはじめたい!と思っているお父さん達にも優しい値段にしました。

但し、中身は10年後でも色あせないものになっていて、バスフィッシングの基礎がしっかり勉強でき、実際の釣りで活きる技術が身に付くこと間違いなし!

そして、このDVDを見た多くの人達がバスフィッシングを通して、「自然」への興味を持って欲しいと思っている。

by 並木 敏成

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