TOSHI's DAYSTOSHI's DAYS

その他

タックルアイランド・スーパートーナメントへ。

この週末は、河口湖で開催されたタックルアイランド・スーパートーナメントにゲスト参加してきた。

DSC_0293 DSC_0287

年間を通してシリーズで行われているこの大会は、河口湖や高滝湖など、関東の主要フィールドをトレイルしており、非常に人気を博している。今年の第一戦では90名もの参加者を集めたそうだ。

DSC_0339

今回は天気が悪い中でもたくさんのアングラーが参加し、大会を盛り上げてくれた。

DSC_0311

また、今回の一戦ではおかっぱり大会も併催。釣果は唯一のバスを持ち込んだ方が優勝という、寂しいながらもいわばぶっちぎり!(笑)の結果となったわけ。優勝された垣沼くん、おめでとうございます!

DSC_0315 DSC_0316

ボート部門のほうもウエイイン率は低いながら、ビッグウエイトが出た。関東で最もロクマルに近い湖と言われる河口湖だが、惜しくも準優勝だった方は59.5cmという、ほぼロクマルのバスを釣りあげての結果だった。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ちなみに自分の今回の使用ルアーはこちら。前日の軽い下見で、バスをキャッチしたのが02ビートと04シンクロ。大会中は04シンクロで1匹キャッチした。1.8gよりも1.2gの軽いほうに反応がよかった。04シンクロではおもしろいことにトレーラーなしの単体でも釣れたが、GENKIのポーク(ポークシャッド)をトレーラーにセットしたものでもバスをキャッチすることができた。



ボート部門でぶっちぎりの優勝を果たしたアングラーは、ラバージグで3匹のバス(50cmアップ×2、ほか45cm)をウエイイン。そのうち04シンクロで2匹キャッチしたそうで、1.2g(ピンクレディー)を使っていたという。自分もピンクレディーやスモーク系のブルーギルを使っていた。河口湖は小型のワカサギが多く、クリアやスモーク、薄いピンク系(薄いピンク系だとアングラーからもルアーを見やすいため、サイトのときも有利)のスカートに反応がよかったように感じた。



また01ジグ11gにはビッグダディやヒュージダディを組み合わせていたのだが、準優勝の方が持ち込んだ59.5cmは9gのラバージグにヒュージダディで出たという。

DSC_0329 DSC_0321 DSC_0337 DSC_0338

参加されたみなさん、お疲れさまでした。そしてこのような素晴らしい大会を開いてくれたタックルアイランドのスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

DSC_0283 DSC_0346 DSC_0340

河口湖ボートハウス(KBH)の大町さん、そしてハンクルの松阪さん。下見から大会当日まで、お世話になりました。

DSC_0310

ご家族そろってO.S.Pルックで決めてくれたファミリーも応援に駆け付けてくれた。どうもありがとう!

DSC_0350

河口湖といえば、キャリル。立ち寄って、必要なアイテムを買い揃えてきた。お邪魔しました。



Toshinari Namiki

八王子発、大阪、高知、徳島経由、琵琶湖行き。

ブログの更新は非常にご無沙汰してしまった。Facebookページ「並木敏成オフィシャルサイト This is T.NAMIKI更新情報」では更新していたので、こちらをフォローしてくださっている方は知っているだろう。まだご存じない方は、ぜひそちらをチェックしてください。

近況を報告すると、まずは8月16日に行われたキャスティング八王子店でのセミナー。足を運んでくれるお客さんによって、興味を持ってくれる話題は変わるので、多岐に渡る幅広い内容でのセミナーを展開した。今回はキャストのコツやホワイトボードを用いての、相模湖および津久井湖の「絶対釣れるスポット」解説。さらに、ルアーやタックルについてなど、さまざまな話題を用意していった。

DSC_0023 DSC_0026 DSC_0027 DSC_0029 DSC_0033 DSC_0042

お店の人によると、約130人の人が集まってくれたそうで、八王子店には60台分の駐車スペースしかなく(といっても、60台分はかなり広い!)、入りきれずに帰られた方もいたらしい。もし次またこういった機会があれば、乗り合わせや公共交通機関を利用してほしい。

中には栃木から帰省ラッシュの大渋滞覚悟で、車で来てくれた方もいた。と思いきや、藤沢から電車を乗り継いできてくれた高校生アングラーも。お盆休み期間にも関わらず、たくさんの人が集まってくれて本当にありがとう。

DSC_0048 DSC_0051

藤沢から電車を乗り継いできてくれた高校生が、STEEZのシルバーアクセサリーをプレゼントしてくれた。とてもうれしいプレゼントだったね、ありがとう! ほかにもうれしいプレゼントをいただいた。どうもありがとう!!

DSC_0050



さて、先週は西日本トリップ。まずは大阪の名光通信社に寄り、その後、高知県の大渡ダムへ連行された。

DSC_0062

そこではシックスセンサーという四国のさまざまなフィールドにボートをデリバリーしてくれるレンタルボート業者さんが用意してくれたボートで2日間の取材。

DSC_0131

シックスセンサーの稲田君。お世話になりました!



2日間の実釣で、まずは初日。小雨まじりで涼しかったこともあって、やや速いと思われたが秋の線の釣りの代表ともいえるスピナーベイトの巻きの釣りで好反応を得た。ハイピッチャーMAXには3/8oz、1/2oz、5/8oz、そして3/4ozと4ウエイトあるのだが、これらを状況に合わせて使い分け、全サイズでバスをキャッチすることに成功。ただしカラーに対しては、とてもセレクティブだった。この模様は9月4日発売のルアーニュース、および同日公開予定のルアーニュースTVをチェックしてほしい。

DSC_0072 DSC_0084 DSC_0106



当初、予備日として抑えていた2日目は、O.S.Pの新作ワーム“ドライブカーリー4.5”の実釣解説をメインとした動画撮影を行った。1.3~1.8g前後のネコリグに反応がよかった。

ネコリグというと、ドライブクローラーのようなストレート系はフォール時にこれといったアクションはない。そこでフォール時のバイブレーションを求めたセッティングが、スローフォール&ハイアピールのドライブシュリンプである。全サイズ、ネコリグで使うが個人的には4inをネコリグで使うことが多い。あとは素早いフォールゆえのリアクションバイトを誘うことができる、HPシャッドテール2.5inおよび3.1inのリアクションネコ。ダウンショットでは引っ掛かってしまう場合でも、根掛かりすることなく攻められるのもネコリグのメリットである。

DSC_0114 DSC_0121

そんな自分のネコリグ事情だが、今回、新たに追加ラインナップされるドライブカーリーはネコリグでのタダフォールにおいて、2枚のテールが艶めかしく誘い続けるし、ボトムや中層での細やかなシェイクでも、ヒラヒラと動いてバイトを誘発するスグレモノ。この解説の模様も、ルアーニュースTVで公開される予定なので、乞うご期待。またO.S.P動画においても、開発を担当した川村光大郎が解説している映像が9月上旬に公開予定。こちらもぜひ、お楽しみに。

ハイピッチャーMAXについてはTNFRでの解説と、晩秋の早明浦ダムでの使い方と実釣をまじえた動画がすでに公開されている。今回の大渡ダムでの動画が待てないという人は、ぜひそちらもチェックしてみてほしい。



高知での取材を終えたあとは徳島県に立ち寄った。

DSC_0141

まずはO.S.Pスタッフの谷口ファミリーのところで、置かせてもらっていた自分の車をピックアップ。谷口君、ありがとう。次は一緒に、釣りに行こう!

DSC_0146 DSC_0172 DSC_0151

徳島では旧吉野川水系の水路で、O.S.Pスタッフの浦川君とおかっぱり。浦川君の活躍ぶりはO.S.Pサイトはもちろん、各メディアでご存知の方も多いだろう。無類の釣り好きで、北海道に単身赴任中はスピナーベイトやブレーデッドジグカテゴリーでのアイナメゲームを確立するなど、多くの影響を与え、釣り具業界に貢献している。

DSC_0156 DSC_0159 DSC_0149 DSC_0155

そんな浦川君の、この時期の水路系のメインになるルアーは3つ。ハイピッチャー1/2oz(トレーラーはドライブスティックSpec2 3.5in)とブレードジグ3/8oz(トレーラーはハイピッチャー1/2ozと同じ)で、フォローに01ジグストロング11g+ドライブクロー4inというシンプルなセットだが、これで効率よく転々と釣り歩いていく。

最近、釣りにくいと言われる旧吉野川水系だが、この春、ドライブシャッドで爆発的な釣果を叩きだしている浦川君の動画もO.S.P動画で公開されている。興奮必至の動画をご覧ください。



次の停車駅は、琵琶湖。ここでは試したかったことと、新作ルアーの釣れっぷりの比較などもあったため、O.S.Pスタッフの北山君に協力してもらった。

DSC_0247 DSC_0209

多くのアングラーが南湖を攻める中、北湖のマンメイド系をラン&ガンするのが、北山君が得意とするスタイルのひとつ。南湖の濃いウィードジャングルの中をパンチングで釣る(つまり、その中に入れることができれば比較的イージーに食ってくる釣り)以上に、北湖のマンメイドの釣りはクリアウォーターかつオープンウォーターで、バスは非常にセレクティブ。ワームのタイプやカラー、リグやラインの太さによって、釣れる数が全然変わってくる。そんな状況の中で新作のドライブカーリーやドライブクローラー5.5in、HPシャッドテール3.1inなどでバスを手にした。ダウンショットは5~7gでラインはフロロの10lbが中心。

DSC_0176 DSC_0182

写真左/自分のタックル。ロッドはスティーズ・ブラックジャック。写真右/北山君のタックル。ロッドはスティーズ・ハリヤーSpec2。

北山君が言うには、夏の琵琶湖は圧倒的に赤系が強く、スカッパノンやモーニングドーン(ドライブクローラーに追加されたカラー)も外せない。特にモーニングドーンは、北山君の強い要望によって生まれたカラーと言ってもいいだろう。

DSC_0180 DSC_0198 DSC_0186 DSC_0225

HPシャッドテール3.1inのスカッパノンカラーもよかった(写真左)。

自分が試したかったことのひとつで、相模湖釣行において上々の結果を得たリアクション系ハードルアーにおいてはこの日は不発だった。ま、フィールドの状況からして、今回は違っていたことは明白だったが…

DSC_0215

北山君のブラックレーベル。スレッドが赤く塗られているが、これはSLP WORKSのチューニングサービスによるもので、いろんな色に替えることができるらしい。

DSC_0256

琵琶湖の水がとてもきれいで、南国の海も顔負けだった。今度は、湖水浴もしようと思う。

こんな感じであちこち転々と過ごした一週間。今週末は河口湖で開催される、タックルアイランド・スーパートーナメントにゲスト参加する。ボートでのトーナメントだけでなく、この日はおかっぱり大会も併催されるということなので、お時間がある方は河口湖に集合だ! 富士山をバックにデカバスを持った写真は一生モノ。もし手ぶらだったとしても、富士山を眺めながらの釣りは、この夏の思い出になること間違いなし。河口湖で待っている!!

Toshinari Namiki

Thailand Trip_03:スネークヘッドをキャッチ!

釣行2日目は13時にストップフィッシング。この日は前日とは違って、スネークヘッド系をフルに狙ってみることにした。

初日の朝と夕方も少し狙ってみたのだが、エリアが違うのか、それとも攻め方が合っていないのか。そもそも、スネークヘッド系を手にするのはそう甘くない。遠投性能に優れた01バズでド派手なバイトを得たのみだった。

スネークヘッド系にはバズベイトやスピナーベイト、およびリビットなどのバジンフロッグ系といった、バスでも使われているルアーが有効とのこと。

IMG_6688

あとはタイでメジャーなカエル型ルアーも忘れてはならない。

ガイドによるとバンク際のトップ攻めが一般的らしく、出にくいときはスピナーベイトも使われている。特に産卵後、スネークヘッド系はバスと違ってオスとメスの両方が稚魚を守る習性があるそうで、その状態のサカナが釣りやすいとのこと。

ここではトップウォーターもやるが、驚きだったのはディープクランク。稚魚を守っているサカナの向こう側に入れて通してきて食わせるという。また、沖でじっとしていて、水面で呼吸する習性をついた釣り方もあるらしい。スネークヘッド系は肺呼吸のため、息継ぎにきたところを見逃さず、その向こうにクランクを投げて通してくる。あとは岸際で捕食する個体を、何らかの方法で食わせるという作戦。これらがスネークヘッド系を狙う、オーソドックスなパターンだと聞いた。

IMG_0407 IMG_0419 IMG_0446 IMG_0489 IMG_0465

IMG_0475 IMG_0504 CIMG4767 CIMG4770

朝イチ、スピナーベイトで狙うも不発。その後、川を遡上してよりビッグサイズのジャングルパーチ狙いにスイッチするも、美しいキャットフィッシュ2匹と、ヘラのような銀色に輝くティンホイルバーブというサカナ(スレ掛かり)や小型のジャングルパーチをキャッチして終了。

この時点で残り時間はあとわずか。しかしあきらめることなく、最後までスネークヘッド系との出会いを求めてキャストを続けた。

貴重な大型種のスネークヘッド、トーマンよりも、35~40cmでナイスサイズと言われる“コモンスネークヘッド”が主流らしい。このサカナの写真はタイの雑誌でも目にしたことがある。このスネークヘッドを手にすることに成功した。

IMG_0553 IMG_0598

IMG_0634

アプローチは非常にデリケートで、ドライブシャッド4.5in(コスモブラック・TNSオフセット5/0)のノーシンカーを一度、バンクに乗せてから水に入れ、ベジテーションに絡めながら泳がせると、その少し沖でバイトする。普通のルアーをダイレクトに着水させると逃げるというシビアな状況で、自分にとって価値ある2匹をキャッチ。使用したロッドはマシンガンキャストTYPEⅢ、リールはタトゥーラ103SH-TWだった。

IMG_0166 IMG_0169

今回のタックル。左写真、上から順に、スティーズ・マシンガンキャストTYPE-Ⅰ+スティーズリミテッド8.1+マシンガンキャスト16lb。BL+661MLFB+スティーズリミテッドSV 103H-TN+キャスタウェイ1.5号+ポケットショックリーダーFC 20lb。スティーズ・スペクター+タトゥーラ103SH-TW+キャスタウェイ2.5号+ポケットショックリーダーFC 40lb。続いて右写真、上からスティーズ・スペクター+スティーズリミテッドSV 103H-TN+キャスタウェイ2.5号+ポケットショックリーダーFC 30lb。BL+661M/MLFB+スティーズリミテッドSV 103H-TN+キャスタウェイ2.5号+ポケットショックリーダーFC 30lb。スティーズ・マシンガンキャストTYPE-Ⅲ+タトゥーラ103SH-TW+キャスタウェイ2.5号+ポケットショックリーダーFC 40lb。

IMG_6672 IMG_6678

スティーズリミテッドSV 103HL-TNをモチーフに作られた、タイで売られているレブロス。赤と黒のカラーリングがイケてるよね。右写真は今回のメインルアー。左からドライブシャッド4.5in、ハイカットDR SP、アシュラ925 SP、そしてベントミノー86。ドライブシャッド4.5inはサイトスペシャルVer.2のほか、シナモンブルーフレークも使用。ヒットカラーはコスモブラックだった。

CIMG4745 CIMG4698

エレキは自分で踏む必要がなく、ドライバーが手元のリモコンで遠隔操作してくれる。右の写真は自分で操作するときのコントローラー。一般的なエレキ同様、足で操作する。水中に隠れている木などが多いため、基本的にボートはドライバーが操船。先日のブログでご紹介した和船タイプは船から釣りをする場合と、普通のボートでは上がれないような浅瀬を遡上し、岸につけておかっぱりをする場合がある。

IMG_0654 IMG_0662

左の写真はガイド、および撮影艇で協力してくれた、ラパラ・タイランドのプロスタッフ。O.S.Pサインで一枚。そして釣行終了後、関係者のみんなで記念撮影! ありがとう!!

CIMG4798 IMG_0665

湖が目の前のコテージが、今回の拠点。ヤモリがたくさんいたけれど、釣りをするには非常にいい環境だった。

CIMG4801 CIMG4813

バンコクへの道中で立ち寄ったセブレブでアイスクリーム。鮮やかなグリーンが異彩を放っていた。美味しかったけどね。夜はまたまたタイ料理を堪能。口にほおばった料理がスパイシーすぎて、思わずこの表情。決して、にらんでいるわけではない…

CIMG4817

ラパラ・タイランドのジャックさんが、赤と黒の配色がクールなレブロスをプレゼントしてくれた。ジャックさん、ありがとうございました!!



ネイティブフィールドの釣行を終えたあと、次の日はバンコク市内の観光とショッピングへ。タイは今回を含めて4回、来たことがあるが、はじめてこういった機会を持つことができた。

CIMG4823 IMG_0676

有名な寺院で手を合わせ、人気のショッピングモールで買い物。この日も撮影が行われたのだが、エンジョイすることができた。

CIMG4835 CIMG4837 CIMG4844 CIMG4847

タイでは自分の好きなファッションセンスと共通している部分もあり、たくさんのウェアなどを購入。できればもう一日ほしかった……

IMG_6690

タイの釣り雑誌のひとつ、「Fishing on Tours」。このページは5月、フィッシングショーで訪れた際に、釣り堀で取材を受けた記事。日本のメーカーが広告を出したりしていて、なかなか興味深い。

今回の訪タイで、お世話になったみなさん、ありがとう。

CIMG4854 CIMG4855

マスタークラスを受けた生徒のみなさんが、各地でいろんなアングラーにルアーフィッシングの喜びやゲーム性の高さ、そして今回、自分が解説したテクニックを伝えてくれることを祈っています。

CIMG4857

Toshinari Namiki

Thailand Trip_02:ジャングルパーチとの出会い。

さて、マスタークラスを終えたその足で、ネイティブフィールドへ向かった。

CIMG4671 CIMG4804

派手なリアウィンドウのレンタカー(運転手付き)で4時間のドライブ。タイの人は派手好きらしい。ちなみに、街を走るタクシーはピンクが多かった。



バンコク市内から車で4時間ほどではあるが、一番近いメジャーフィールド“ケーン・カチャンダム湖”が今回の目的地。釣果重視であればバンコクから飛行機、もしくは1日近い移動時間をかければパラダイス的なフィールドがいくつもあると言われている。

しかし今回は日程的な都合もあり、このフィールドを選んだ。とはいえ、バンコクから車で4時間も要するのだが……

多くのアングラーはバンコク近隣の水路や野池、もしくは海で釣りをしているらしく、船外機つきのボートや中大型のボートで入れるメジャーなトーナメントレイクとなると、この距離は一般的なようだ。

CIMG4678 CIMG4685

湖が目の前という立地のコテージに宿泊。その同じ集落内にある食堂で夕食をとった。手にしているのはティラピアの揚げもの。ダイナミックに丸ごと一匹、出てきたのにはびっくり。食後は自分の部屋で、ルアーのチョイスとフックの交換。アテンドしてくれたラパラのスタッフに、有効なルアーのアドバイスをもらった。



タイのネイティブフィールド、特にフレッシュウォーターにおけるターゲットは主に3種類。ひとつは日本でいうところのライギョ系。もうひとつはジャングルパーチというコイ系のフィッシュイーター。そしてキャットフィッシュ系である。

中でもトーマンやチャドと呼ばれるライギョ系、いわゆるスネークヘッドのイメージが強いと思うが、実はジャングルパーチもメジャーな釣りもので、今回はシーズン的にスネークヘッド系はイマイチ。スポ―ニングシーズンを狙うようで、この時期、スネークヘッド系は終わっており、代わりにジャングルパーチが産卵に入る。そっちを狙うほうが主流なようだ。

ジャングルパーチは日本でいうところのコイやニゴイのような体躯で、それらよりもヒレが長くパワフル。オレンジなどの美しい色も入っており、同じサイズでいうなら、バスよりも2~3倍、瞬発力があるグッドファイターだった。

CIMG4687

釣りに出る前に、朝食を済ませたのは、夕食とはまた別の食堂。おかゆのようなものとコーヒーで腹ごしらえ。早朝6時にも関わらず、すでに営業していた。地方におけるタイの朝マック?

IMG_0135 IMG_0136

この日も動画カメラが密着。右の写真は、ラパラスタッフやDaiwaスタッフが湖に出たボート。船底がフラットで浅瀬もガンガン上っていける。自分が乗ったバスボートタイプもこの船も、基本的にはドライバー(操船者)つき。

IMG_0154 IMG_0256

この時期は、川を遡上して流れがある瀬で産卵をするらしく、自分もメインリバーを上がっていった。シーズンにもよるのだが、ミノーなどのジャークベイトがジャングルパーチ狙いにはポピュラーで、状況によってはバズベイトやスピナーベイト、クランクベイト、そしてトップウォーターなど、幅広いルアーが有効になると聞いていた。



当日は雨も落ち着き、フィールドは晴天無風、かつ渇水気味で静まり返っており、サカナのアクティビティが感じられない。8~9cmのジャークベイトがおすすめということで、まずはアシュラSPから入ったがチェイスを得たのみ。寸前で見切るため、いっそのことトップウォーターならダマせるのでは、と思いベントミノー86にスイッチ。これで2バイトを得たが、その口はコイやニゴイより大きいとはいえ小さく、活性の低さも邪魔してフッキングには至らず。次に小型でショートリップのミノーに替えるが、レンジが違うのか出てこない。

そこでタイへ持って行く用のボックスに入れるかどうしようか迷ったが、もしもに備えて3つ用意したハイカットDR SPにチェンジ。ベイトフィッシュに近いアイスシャッドカラーでファーストフィッシュをキャッチすると、そこからはバイトの連鎖で最終的に8匹のジャングルパーチをキャッチすることに成功した。

IMG_0202

聞いていたある程度の話とイメージで多少のズレがあり、サカナの習性を知ることと場所選びに時間を要したため、ファーストフィッシュを手にするまでは長かったものの、その後はコンスタントに数を重ねることができた。一部、スネークヘッド系狙いに時間を割いたが、撮影に出ていた他のアングラーが0~1匹という結果を鑑みれば、自分が手にした8匹という結果は上出来ではないだろうか。

CIMG4749

ガイドをしてくれたローカルアングラー。湖のすぐそばに自宅があり、まさに地元。最後にがっちり握手を交わしてお別れした。ありがとう!

IMG_0164 IMG_0353 IMG_0220 IMG_0206

今回、この結果を叩き出したハイカットDR SPは一段深く潜行するシャッドで、リアクションを誘うためにやや速め、ミディアムファーストリトリーブでの使用が極めて有効だった。スピニングだろうがベイトでのノーマル34mm・SVスプールだろうが、比類なき飛びを見せてくる。また、追われているベイトフィッシュがこのサイズだったこともよかったようだ。

IMG_0209 IMG_0306

ちなみにラインはPE、キャスタウェイ1.5号にポケットショックリーダーFCの20lb。ロッドはブラックレーベルプラスの661MLFB、リールはスティーズリミテッド103H-TN。このタックルセッティングで「鬼のマシンガン攻め」だった。

IMG_6682

ハイカットDR SPはフックを太軸かつ大型のもの(サイズは定かではないが#7か#8)に変更。スローシンキングになるが、高バランス設計なのでファーストリトリーブでも問題なく使用できる(ただし、アイチューンが必要なときも)。

IMG_6685

次の日も終わってからの話になるが、他のアングラーが口を揃えたのがシルバー系のホロカラーでしかストライクを取れなかったということ。とにかくこのときは、カラーに非常にセレクティブだった。



ベストシーズンを外していたり、秘境的なフィールドではないため、難しいとは聞いていたが、その予想を上回る、決して甘くないフィールドだった。しかしパターンにハマるとおもしろいようにバイトを得ることができた。ケーン・カチャンダム湖はかなり広いフィールドであり、そこから探していくと入れ食いスポットもどんどん見つかりそうで、とてもやりがいがあるフィールドタイプだった。

CIMG4719 CIMG4721

湖に浮かぶ、菩薩島というところにあった寺院。お昼の休憩のときに立ち寄って、手を合わせてきた。「デカいサカナが釣れますように…」。果たして、このご利益はあったのか… タイの旅は、まだまだ続く……



Toshinari Namiki

Thailand Trip_01:マスタークラスを終えて。

先週の土曜日から昨日までの6日間、タイに行ってきた。

今回の訪タイの目的は大きくふたつ。ひとつはマスタークラスの開催。そしてもうひとつは、タイのネイティブフィールドに初トライすること。いずれもタイの雑誌や動画サイトなどの取材、および来年のタイのフィッシングショーをはじめとしたさまざまなイベントで使われるイメージムービーの撮影も行われた。

なにより、こうしたイベントや釣行をすることで、よりレベルの高いルアーフィッシングが普及するための活動にもつながるだろう。

この模様は日本においては、ルアーマガジンに掲載される予定なので、ぜひそちらもチェックしてほしい。



CIMG4454 CIMG4465

タイに到着した夜は、地元のレストランでタイ料理。翌日のマスタークラスに参加する5名の当選者の方も合流し、懇親会となった。



さて、これまで自分はタイのフィッシングショーに2年連続で招待していただき、デモンストレーションを行ったり、現地のメジャーな釣りのスタイルのひとつである、釣り堀で取材を受けたりしてきた。今回のマスタークラスという、マンツーマンでのレクチャーは経験がない。

IMG_0083 IMG_0030

そんな中で企画された、マスタークラス。これはラパラ(タイでDaiwa製品の販売を担っている)とDaiwaの共催によるイベントで、昨年、リリースされたスティーズのTN(Toshinari Namiki)モデルを、今年のキャンペーン期間中に購入した先着100名の方に自分のサイン入りキャップをプレゼントすると同時に、その中から抽選で5名の方が、釣り堀で実釣レクチャーを受けられる、というもの。

IMG_0074 CIMG4501

今回、当選された5名はバンコク市内から参加の方もいれば、300~600kmも離れた遠いところから足を運んでくれた方までさまざま。

ちなみにスティーズのTNモデルは、タイにおけるちょっとした月収にも値する価格の商品。にもかかわらず、この5名をはじめとした多くの方が購入してくださり、またこのマスタークラスの後日、訪れたダム湖では、自分の存在に気付いた地元のアングラーの方が、ご自身のスティーズTNモデルを掲げながら手を振ってくれたり… 日本から遠く離れた国で、自分がプロデュースしたリールを使っていただいていることに、本当に感謝したい。



マスタークラスに当選した5名の方は、さすがにハイエンドなこのリールを購入するだけあって、ベイトリールの基本的な使い方はマスターされていた。そこで決して力任せではないキャスティングのコツや、多彩なキャスト方法と、そのために必要な体の使い方についてレクチャー。するとおもしろいように、みなさんキャストがうまくなり、何より自分の感想以上に参加された方や会場にいた方から、「うまくなった」という声を聞くことができた。

さらに、高確率でフッキングを決めて、いかにバラさずにランディングするか。そして最終的にはハンドランディングの方法まで、釣りにおける一連の動作は、すべてに意味があることを理解してもらうべく、実演を交えながら事細かに解説させてもらった。

IMG_0036 IMG_0043 IMG_0086 IMG_0090

まずは参加者のみなさんに自由に釣りをしていただき、キャストフォームなどをひと通りチェック。その後、参加者を一堂に集めてレクチャー。さらに個々のレッスンを行うというスタイル。みなさん、おもしろいようにキャストが上達していった。

CIMG4513 CIMG4600

こちらの女性(写真左)は、現地メディア「Fishing on Tours」という雑誌社の方。キャスト方法についてレクチャーすると、飛距離が格段にアップ。ご自身も驚きを隠せない様子だった。

IMG_0058 IMG_0064 IMG_0114

「百聞は一見に如かず」とはよく言ったもので、これまで自分がDVDや動画、そしてタイではフィッシングショーのデモンストレーションで説明、および解説してきたことの100%すべてを伝えきるのは難しいのだな、と。あとでセミナーの動画を自分で見返してみても、ひとつひとつの解説は一瞬で、いわば一方通行レクチャーの限界だと感じていた。なので、今回のような少人数の個人レッスンは本当に有効なんだと改めて思った、というのが率直な感想だ。

また、タイでの活動はフィッシングショーだけにも関わらず、自分の知名度やフィッシングスタイルの認知度の高さは、日本のテレビ番組やDVDなどの映像が見られていることによるもので、現代の情報が伝わるスピードの速さと広さに改めて感心もした。

CIMG4657 CIMG4660

今回のマスタークラス、そして翌日からのネイティブフィールドの釣行、さらには最終日のバンコク観光&ショッピングには、現地の動画サイトが密着取材。こちらの映像も楽しみだ。マスタークラスが終わったあとは、参加者や取材に来ていたメディアの方々と一緒にランチタイム。

CIMG4577

5月にも訪れたこの釣り堀には日本人のお客さんも多く、いま、タイでは6万人もの日本人が住んでいるという。その中のひとりだという釣り好きのアングラーや、普段は琵琶湖に通っている親子連れの方などが声をかけてくれた。



いつも訪タイするたびに思うのだが、タイの情熱的かつ友好的な人々の温かさに触れられるのも、釣りをやってきて、そしてプロアングラーとして活動してきたからこそ。本当に、釣りをしていてよかったな、と思える瞬間でもある。

CIMG4580 IMG_6680 IMG_6679

いただいたオリジナルのトーナメントジャージには、自分の名前とメッセージが入っていた。「ユーアーマイ愛ドル」というメッセージ、本当にうれしい限りだ。



今回のマスタークラスで出会ったみなさん、本当にありがとうございました。

そして旅は続く……





Toshinari Namiki

相模湖最新情報と自分の49cm(泣)。

Facebookでもお伝えしたが、昨日と今日は相模湖へ。昨日は午後から、今日は朝から10時までという短時間ながら、非常に有意義な釣行だった。

IMG_20150722_132502

あさってからタイへ行くのだが、そこでタイのメジャースタイルである釣り堀での怪魚釣りに加え、今回ははじめてネイティブの釣り場へ赴く予定。それらフィールドではターゲットが歯の鋭いサカナゆえ、PEラインに20~40lbのフロロラインをリーダーにするのが主流。

そこで主に使うであろうルアーのタイプとスポットへのアプローチ、キャスティングテクニック、そしてタックルセッティングの見極めなどのために、相模湖へ行ってきたのだ。 一例を挙げると、ヤマトJr.を日本のフィールドで、バスを相手に使う場合はナイロンの12~14lbが一般的だが、これに対してタイではPEの1.5号、ときには2.5号や3号に、極太のリーダーをセット。日本でバスを釣るのとは大きく異なるラインシステムで、どんなロッドやリールを使えばいいのか、そしてキャストフィールも見ておく必要があるだろう。 さらに、新しいキャストスタイルの習得。取材やトーナメントのように常に本番の釣り、つまり、その日の結果が問われる釣りだけだと、新しいものを吸収できず上達幅も少ない。

本来ならばたった一日の本番のために、何日もフィールドで準備し、室内でタックルセッティングも行わなければならず、一日のために何倍もの時間を要する。



そう考えると、ブログの更新などしている場合じゃないな……



というのはさておき、今回の相模湖で発見したのは、軽めのルアーをPE+極太リーダーでキャストすると、ベイトタックルでも非常に投げやすいという事実だ。

ナイロンやフロロならベントミノー86やハイカットDRのようなルアーはスティーズのSVスプールでも十分、投げられるが、T3 AIRやSS AIRでは驚くほど快適に飛ばせるというイメージだが、それに対してPEに極太フロロのリーダーをつけると、リーダーの自重が加わって、ラインの重さで飛ばすフライフィッシングのように、たとえルアーが軽くても、スティーズのTNリミテッドで、どんなキャスティングフォームであっても、快適に飛ばすことができるのだ。PEラインは軽く、リーダーに自重がある。その両方の恩恵で、思いのほかバックラッシュを防ぎ、飛距離を出すことができるのだろう。

IMG_20150722_172142 IMG_20150722_150820

昨日はデッキにロッドを15本以上(?)も持ち込み、そのすべてにさまざまなルアーをセットして、フィーリングを確かめた。風が強く、日差しもあったので木陰でボートを固定し(木にロープを結んで)、作業にいそしんできた。そして相模湖のバンクをタイの釣り場に見立てて、キャストの練習もしてきた。

IMG_20150722_181434

ラスト30分、サカナを触りたくてバスを狙ってみた。とはいえ、リールに巻いているラインはタイ仕様。キャスタウェイ1.5号にポケットショックリーダーFCの40lbというシステムにもかかわらず、ラトリンブリッツで台風後の濁りの中、読み通りに炸裂! 7バイト5フィッシュだった。

IMG_20150722_150007

さらに昨日、湖上で会った江成君は朝から02ビートで45cmを筆頭に、ラトリンブリッツMAXで25~30cm強を10匹ほどキャッチしたという。それも朝7時までの間に!! ただし、太陽が高くなってからは非常にタフになったとも言っていたけれど。



同じく江成君の友人は昨日の夕方、数時間の釣行で、ハイピッチャーMAX・3/4ozで40cmアップを含む5匹のバスを、本湖で手にしたそうだ。

濁りの中で、強い連続波動は非常に効果的。その中でもちょうどいい濁り(濁りすぎず、澄みすぎず)を見つけることもキモ。ちょうどいい濁りは日替わりなので、それを追っていくことも大切だ。

IMG_20150723_070658 IMG_20150723_060416

今日はもっと絞り込んだタックルと、タイ釣行を意識したPEラインの組み合わせでもっとバス向きな釣りを展開。フロッグで、流れ込みにあったゴミ溜まりをロングポジションから撃つと、その下から出てきたファットな一匹がバイト。口閉じ49cm、口を開いて測ると50cmオーバーという、なぜか自分はこのサイズが多い……(笑)。しかし2kgは超えている、見事な一匹だった。

IMG_20150723_061348

タックルはスティーズ・スペクターにタトゥーラ8.1。ラインはバススーパーPEの56lb。



いつものフロッグタックルより、ワンランクやわらかいロッドをチョイスした。釣るというより練習の意味合いのほうが強かったのだが、PEラインゆえ、しっかりと掛かった一匹だった。

IMG_20150723_102132 IMG_20150723_063244

ちなみに今日は江成君と一緒に出たのだが、バックシートでフォローの釣りを展開し、ドライブクロー4inの直リグ(濁りの中でも目立つブラック系をチョイス)で、45cmを筆頭に数匹のバスをキャッチしていた。



今日は水がクリアな本湖のインレット+ゴミ溜まりゆえ、フロッグをキャストしたが、本来、ささ濁りの中では連続波動でアピールするクランクやブレードジグ、スピナーベイトなどがいい。

天候や水が早く回復したときは、シェード系がメインになるだろう。そこで自分のオススメは、ハイカットDR。ベイトタックルのピッチングが中心で、オーバーハングの中やカバーまわりをトレースしたり、カレントを受けるバンクの並行引きもいいだろう。スピニング以上の正確かつ手返しのいいアプローチがキモだ。

ハイカットDRはシャッドの中でもダントツで投げやすく、スレバスに強いタイトハイピッチアクションで、ミディアムファーストリトリーブで使用するといい。そしてバスが見切るようなら、リトリーブスピードをさらに速くしていくといいだろう。

IMG_20150723_102728

今日は朝から雨だったので、新しいレインウェアをおろした。フリーノット(Hayabusa)の「BOWSUI/3シリーズ」のレイヤードスーツはレッド、ブラックレッド、そしてブルーの3カラーがあるのだが、自分はレッドをチョイスした。ファッション性にも優れたデザインで、ブラックレッドも自分好みだ。

IMG_20150723_102622

柴田ボートにある船に、O.S.Pラッピングを施した。目を惹くデザインで、フィールドに映えるね。もしこのボートに乗っている自分を見かけたら、声をかけてよ!

IMG_20150723_072939

今日の枝豆。でも49cmは食べる前に釣ったので、枝豆パワーではない。



先日、関和君が不慮の事故で足を骨折し、入院をしたと聞いた。昨日、手術を終えたそうだが、一日も早い復帰を願っている。そんな思いを込めてお花を贈らせてもらったのだが、わざわざお礼のブログを書いてくれたようだ。

関和君、いまは焦らず、治療に専念してほしい。そしてまた、ファンのみんなに関和君らしいバスフィッシングを見せてほしい。



早いもので、15周年を迎えました。

今日は、非常に心温まるうれしい贈り物が届いた。

その写真がこちらなのだが、この盾以外にも、ご自身の近況を知らせてくれる写真とお手紙が添えてあった。

IMG_1996

盾にあるとおり、O.S.Pは15周年を迎えた。

自分の中でも「確か15年だったな」とおぼろげながら、アバウトな感覚があったけれど、6月で15周年を迎えたことを改めて知ることができた。

IMG_2001

10周年のときも、同じような盾をいただいたのだが、あれから5年の月日が流れたのか。早いな。



何より、O.S.P設立以前、もしくはその直後ぐらいに出会い、自分のオフ会などにも来てくれていた。いまは以前ほど、バスフィッシングをしていないだろうし、おそらくまったくしていないのではないだろうか。にも関わらず、O.S.Pや自分のことを思ってくださっていることに、本当に感謝したい。ありがとうございます。



また、ここでご紹介させていただいた以外にも、O.S.Pの節目には手紙や記念品をいただく機会があるわけで、そんなみなさんにも、本当に感謝します。



そして何より、O.S.Pをここまで支えてくださった、ファンやユーザーのみなさんにも感謝いたします。いつもありがとう。そしてこれからも、よろしくお願いします。

カスミ水系、陸から船から攻めまくり!

先ほど、TNFRに戻ってきた。Facebookでもお伝えしてきたが、タイトルどおり、カスミ水系で4日間のロケをこなしてきた。前半の2日間はルアーマガジンさんの取材。そして後半の2日間は釣りビジョンさんの「Osprey’s Eye」のロケだった。



それぞれの取材、終わってみれば大成功だったといえるだろう。関係者のみなさん、お疲れさまでした。そしてこの4日間、おかっぱりの案内や、取材艇でお手伝いをしてくれた松村君、本当にありがとう。

IMG_6595 IMG_6605

IMG_9210 IMG_0002

IMG_0019

IMG_9277 IMG_0055

IMG_9223 IMG_0149

IMG_9642

IMG_0293 IMG_0250 IMG_9724

IMG_9393

このロケの詳細は、また来週にでも改めてご紹介しようと思います。



カスミ水系は日本にありながら、車でもボートでも、道路や水路を伝って駆け回ることができる、広大な水域だ。そのとき、自分が求める景色が走ればある。本当に魅力あふれるフィールドである。その魅力を存分に堪能した4日間だった。



本来なら、今日から韓国へ行っていた。しかし先日のブログでもお伝えしたとおり、MERSの影響を受けて延期に。1週間の滞在を予定していて、その間にKSAのトーナメントやイベントの参加、そして地元メディアの取材を受けることになっていたが、残念ながらすべてキャンセルに… でも、こればっかりはしょうがない。





韓国のみなさん、次に訪れるチャンスが必ずあると思うので、そのときはよろしく!!





今思えば先々週のアメリカロケ、そして先週はサンラインのテストでカスミ水系。さらに今週のロケ続きと、かなりハードスケジュールだったな。特にこの4日間は睡眠不足との戦いだった。しばらくまともに休養できていないので、この週末はカラダを休ませるようにしよう。



みなさん、よい週末を。



気になったアイテムと、最近のオススメの一品。

先日のアメリカトリップで、いろいろと気になるアイテムを見つけたので買ってみた。さらにここ最近のおすすめアイテムもあるので、今日はそれらをご紹介させてもらおう。



<NORMAN/ScorpioN>

IMG_6528

このルアーの存在は知っていたんだけれど、今回の渡米で購入してみた。ウィードエリアなどでのスリ抜けのよさを狙っているのだろう。フロントフックを上向きのダブルフックに変えると、さらに効果が見込めそうだね。



<Mann's/Goliath Frog>

IMG_6507

写真ではわかりにくいけれど、大きくて平たいボディをしている。まるでつぶれたまんじゅうのような形状に、思わずバイトしちゃったよ。意外にボディはやわらかく、ボディとフックポイントの間が離れているので、一見、根掛かりしやすそうだけど、フッキングはよさそうだ。どんな動きを見せてくれるのかは、謎…



<Daiwa/D-POPPER FROG>

IMG_6510 IMG_6521

これはアメリカで買ったものではないけれど、フロッグつながりということで、ここでご紹介させてもらおう。ポッパータイプは通常、首振りが苦手とされている。しかしこのD-POPPER FROGは首振りも可能にした素晴らしいフロッグ。B.A.S.S.で活躍中の宮崎友輔プロ、入魂の一品だ。実はO.S.Pでもこの手のフロッグを開発中だったのだが、D-POPPER FROGの登場で現在中断しているほど、いいフロッグだ。



<MISSILE BAIT/D STROYER>

IMG_6530

こちらはアメリカで買ってきたもので、B.A.S.S.エリートプロのジョン・クルーが手がけるメーカーのもの。ここの商品はショップでも、けっこう並んでいたね。D STOYERはその中のひとつ。ブラッシュホッグ系のボディで、よりハイアピールになっている。強い水押しを生みそうで、楽しみなアイテムだ。



<Culprit/Incredi-Punch 3">

IMG_6532

お次のクローは、Incredi-Punch。これは名前のとおり、パンチングなどでヘビーカバーを攻めるのによさそうだ。B.B.クリケットとカバークローを足して2で割ったようなシルエットがよさそうに思えて手に取ったベイト。



<KINAMI BAITS(by Gary Yamamoto CUSTOM BAITS)/PSYCHO DAD>

IMG_6589

2年ぐらい前に発売されて、その当時から持っていたゲリヤマ印のクロー系。ドライブクロー似だが自発的アクションはほぼない。しかしボディにエアを含む構造で、ボトムで立つというコンセプトで作られている。



<attwood>

IMG_6554 IMG_6556

以前からあったのかもしれないが、Wal-Martで見つけてバイトしたパドル。3分割の伸縮構造になっていて、収納もしやすい。アルミボートに積んでおいても、邪魔にならないよね。



<シートベースキャップ>

IMG_6557 IMG_6562

さて、同じくボート関係のアイテムで、こちらはハーツマリンで購入したもの。バスボート用のシートポールの穴をふさぐキャップで、非常に便利!



<TIEMCO/Grimmer 7>

IMG_6524

以前にもこのブログで少し紹介したが、カズことJB TOP50の山岡計文プロが作り上げたグリマー7。発売になったら買おうと思っていたのだが、カズが気を遣って送ってくれた。カズ、ありがとう! 次に一緒に釣りをする機会があったら、これでブチかましてやるぜ‼



<Daiwa/ソルトブレスウェーダー>

IMG_6495

続いて、ここからはDaiwaのアイテム。まずは前日のFacebookでもご紹介したウェーダー。これに限ったわけではないが、最近のウェーダーは見た目的なデザインがイケているし、いろいろな機能が追加されていて、その進化ぶりに驚かされたよ。これを着て、次に川に入る日が楽しみだ。



<Daiwa/ラジアルデッキサンダル>

IMG_6550

今年の新しいサンダルをゲット! 3色ある中でレッドとグレーが自分好みだった。機能性にも優れていて、この夏、大活躍してくれそうだ。



<Daiwa/ラジアルデッキフィットサンダル>

IMG_6552

こちらは足を広くカバーするタイプ。抜群のフィット感と、滑りにくさを兼ね備えているのがうれしいね。



<Daiwa/ピンオンリール100>

IMG_6537

少し前にもご紹介したが、これは本当に便利。なので追加で入手しておいた。この手のピンオンリールはコードの長さが60cm程度が一般的なのだが、こちらは1mまで伸びる。抜群に使いやすいオススメアイテムだ。



<Daiwa/TLX 003>

IMG_6542

いまだに問い合わせがあるので、改めてここでお答えしておこう。自分が愛用している偏光グラスはDaiwaのTLX 003というモデルで、機能性の高さはいうまでもなく、抜群のフィット感によって、疲労度と違和感を排除した最高のフレームだ。レンズは信頼のTalex製。



<Daiwa/サーフワレットポーチ>

IMG_6583 IMG_6587

以前から愛用しているこのポーチ。知らない人のために、もう一度ご紹介させてもらおう。自分はスピナーベイトやバズベイトの収納に使っているのだが、ウエイトごとなどで分別しやすく、驚くほどの収納力も併せ持っている。このたび、デザインも一新!



<O.S.P/撥水ワークメッシュキャップモデル2>

IMG_6544

そしてO.S.Pからは、人気の撥水ワークキャップにモデル2が新登場。この手のキャップは黒系の地味なカラーなものが多い中、今年は写真のモデルのようなオレンジや赤系など、コントラストのきいたカラーラインナップを展開している。迫り来る梅雨時期までに、ぜひ入手してもらいたい一品だ。



<O.S.P/ネックゲイター(UVプロテクトギア)>

IMG_6548 IMG_6546

ネックゲイターも地味めかつナチュラルな色合いのものが多い中で、O.S.Pでは今年、赤やオレンジ、ブルーなど、派手めのラインナップを揃えてみた。逆にブラックという、ハイセンスなカラーもラインナップ。フィールドでもおしゃれにキメたいアングラーに、気に入ってもらえると思うよ。



<KISAKA/BASS CHARGER 10>

IMG_20150524_163314

このチャージャーは小型ながら多機能で、しっかりチャージしてくれる優れもの。10年選手を愛用してきたが、ぐっと性能がアップしているね。樹脂製ボディは角がなく、またコンパクトなので遠征などへの携行性もばっちりだ。



<YONEX/オーバーグリップテープ>

IMG_20150523_150052

テニスラケットなどのグリップに巻くテープなんだけど、これをロッドに巻いてみた。非常に握りやすく、何より滑らないのがとてもいいね。昔、テネシーグリップというスタイルで同様のテープを使っていたんだけど、時代の流れで使わなくなってしまった。でも、これはこれでやっぱりいいね。



<HONDEX/HE-51C>

IMG_20150523_131133

Facebookには書いたんだけど、アメリカに行く前に、津久井湖に行ってきた。そのときはサイトでのバスウォッチングがメインだったので水温と水深がわかる程度でいいと思い、HONDEXのポータブル魚探を持って行ったんだ。しかし水温だけでなく水中やボトムが十分わかり、とても高機能だったね。お手頃価格で魚探を使ったことがないアングラーにとっても、必要十分な機能が備わっている。これがあれば高度なバスフィッシングも可能だ。



<FINA/ハイパートルネード>

IMG_20150523_140431 IMG_20150523_135622

その津久井湖釣行で48cmぐらいのを釣ったのだが、そのことを書いたFacebookで聞かれたのが使用していたフックについて。このとき、FINAからリリースされるハイパートルネードを使っていたんだ。ドライブシャッド4.5inには5/0がマッチだったね。



<篠工房/フラットデッキ>

IMG_20150523_173357

デッキは篠工房さんのフラットデッキを使用した。3分割に折りたたむことができて、エレキはオフセット仕様になっている。釣りが快適になるだけでなく、カスタマイズできる楽しみっていうのもあるよね。



そうそう、今年も「少年よ、ボートで繰り出せ!!」と題し、若い世代のアングラーにレンタルボートを無料で貸し出す企画を実施する。フィールドは津久井湖(津久井観光)と相模湖(柴田ボート)に加えて、今年は新たに長門川(北総マリン)も追加される。



詳しくは近日中にこのブログやO.S.Pホームページ、および各Facebookにてお知らせします。



最後に九州・鹿児島で開催された「バスファンカップin九州」の写真を送ってきてくれた。本当にありがとう。

IMG_6564

また「ルアーフェスタin仙台」では、20年前の八郎潟で自分が写っている写真をくれた人も。アメリカのトーナメントに参戦する直前のタイミングで、チャプターにゲスト参加して優勝したときの一枚だ。とても懐かしいね、こちらもありがとう!

IMG_6568





では、これから急いで準備を整えて、15日間の“死のロード”へ行ってきます……

たくさんの人との出会いに感謝。

自分が釣り一本で生活するようになって20年以上が経つ。その間、さまざまな出会いがあり、多くの人にお世話になってきた。

先日のルアーフェスタin仙台でも、昔お世話になった方々が声をかけてくれてうれしかった。実際、多くの出会いがありすぎて、思い出すまでに時間がかかってしまうこともあるけれど、とにかくたくさんの出会いとお世話になったみなさんに、この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。



イベントだけでなく、釣り場で偶然出会い、長い間、応援してくれている人も多く、今日はそんなひとりである、高知の切詰君の話題をお届けしようと思う。



切詰君とは中筋川や坂本ダムの取材のときに偶然出会い、その後、自分が主催していたオフ会などにも高知から参加してくれて、今では親友と呼べる存在。そんな彼が最近、釣り具部屋つきの新居を構えたらしい。

CIMG8957

CIMG8961

CIMG8979

CIMG9005

昨日、自分のFacebookで話題に挙げた12フィートのパントと同じボートには、O.S.Pのラッピング。釣り具部屋から愛艇と愛車が見えるという、最高の作り。まさに夢の空間だ。 何よりもきれいに整理整頓されているね。今度は自分のTNFRにも片付け出張サービスに来てくれないかな…?





続いて、“岡山のマイク・アイコネリ”ことコウジ君も、旧くからの友人のひとり。先日のチャプター岡山第2戦では4位に入ったという、うれしいメールを彼からもらった。



今回はポールシート、しかもO.S.Pの刺繍がされているものを2個、送ってくれた。もともと自分が今使っている黒/グレーのものもコウジ君が何年も前にプレゼントしてくれたもので、非常にかっこよくて気に入っている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

それをオリキンにプレゼントしたいと思ったのだ。というのも、「つきぬけろ! オリキン」の動画を見ていて、あまりに年季が入ったオリキンのシートを見て、どうしても贈りたくなったのだ。

そこでさっそくコウジ君にオーダーすると、作るのはたいへんな作業にも関わらず、2個送ってくれたというわけだ。

ありがとう、コウジ! ひとつはプレゼント… するつもりだったんだけど…… そうだ、次の「つきぬけろ! オリキン」でノルマを達成したら、オリキンに贈呈しよう。未達成だった場合はオリキンに買い取ってもらうことにするかな。その代金はコウジ君、ではなく自分の財布に……



それは冗談として、オリキン監修のオリカネ虫に、サイズアップ版の“オリカネ虫ダディー”が6月に発売になる。そのプロモーション動画の撮影のため、オリキンは片倉ダムへ行ってきたらしい。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

このフィールドは小バスの数釣りという印象が強いのだが、そんな中で50.5cmおよび47~48cmクラスを筆頭に、30cmクラスのバスの数釣りを見せてくれたという。詳しくは近日公開予定の動画をチェック!



ちなみにこれは「つきぬけろ! オリキン」の撮影ではない中での釣果。ということは、いつも発揮しているモッテナイぶりは、演出ってことなのか? オリキン、そこんとこどうなの⁉





最後に告知です。

今年もサンラインバスフェスタin津久井湖が6月27日に開催される。

自分はもちろん、古沢勝利君や菅谷君など、多くのプロスタッフが地元津久井湖に集結。去年は8月下旬の開催で、そのときはオーバーライド3/8ozで50cmアップをウエイインし、気持ちよく勝たせてもらった。今年も軽く、勝たせてもらうか! ということで我こそは、と思うアングラーはかかってきなさい!!(ただし、お手柔らかに…)

2015BASS_FAN_CUPチラシ決定稿

詳しくはこちらをご覧ください。

アーカイブ

カレンダー

2024年5月
« 4月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

カテゴリ別

フィールド別

UT8 並木敏成のThis is バスルアー O.S.P PRO GUIDE chase02-banner02 chase02-banner02 OE_bnner_s DYFC_bannernew ospbanner

T.NAMIKI動画配信中 LureNews.TVチャンネル

Back to Top