今から冬にかけての1つ有効なパターンを伝えよう。
それはビッグスピナーベイトのパターンだ。
(これは春の利根川の支流、将監川にて)
雨の後などで水が濁ったり水位が上がってシャローカバーが増えすぎたりと、そんな状況にはまずバスにルアーを気づかせられる力のある、それでいて根がかりのしないルアーということでタイフーンがハマるんだ。
どちらかと言えばシャローレイクにありがちなパターンである。
逆にクリアーディープレイクにおいては日に日に水温が低下していく中において、たとえ雨の後とか透明度が落ちた時ではないにしてもビッグスピナーベイトのスローローリングは効く。
スピナーベイトのメリットはクランクなどと違い、リトリーブスピードをゆっくりにする過程でカーブフォールのようにルアー自体のレンジを下げることができ、それが水温下降傾向のバスにとても有効なわけだ。
アラバマリグがこの時期とても有効なようにハイアピールなルアーをゆっくり一定層を長くリトリーブするのが効く時期なんだ。
自分はタイフーンを使う時はまずアクショントレーラーを付け、トレーラーフックも装着する。
アクショントレーラーはアピールが強いにもかかわらず、カーリーテール系を付けた時のようにフックにワームが絡んでしまったりというトラブルがないというのも優れている。メインフックだけではなくトレーラーフックとの絡まりもほぼないんだ。
ちなみにこの前の日曜日、O.S.Pプロスタッフの早川君が印旛沼の大会で2連勝した。
今回は台風後の濁りのキツい中だったが1oz.のC.B.チャートブルーバック(チャートブレードモデル)でキャッチしたようだ。
ちなみに早川君は並木カップの時も利根川の支流の根木名川という小場所でありながらも、やはりタイフーンで1200gのキッカーフィッシュを釣っている。
自分は取材においてより皆のレベルアップのことを考えると状況や場所によって幅広い攻め方を見せることを優先することが多いため、なかなか1日同じルアーを投げているシーンをあまり見せてないと思う。しかし、釣果だけを考えると先ほど挙げた状況であれば、タイフーンを一日投げ倒したほうが数サイズともに釣れる状況というのは実はどんなフィールドでもあるんだ。
ちなみにジ・アルティメット10(秋編)では11月中旬のクリアーリザーバーでタイフーンで良い釣りをしている。
10月ロケと合わせて4日間の内のある1日の状況が水はクリアーなものの風は強めだった。この日はタイフーンがハマり、普通に攻めてもそう甘くない状況で良い結果を出すことができたんだ。
まさにクリアーリザーバーでのタイフーンdayというのはこういう日を言うみたいな状況だった。もちろん小雨などのローライトdayならなおさら良い。
またジ・アルティメット8(夏編)においても同じ合川ダムで大雨後の上流エリアの激流激濁りの中やはりタイフーンで連発している。
この時はチャートブルーバックのブリッツマックスで大爆釣だったが、例えば大岩の下流にある縦方向の反転流の中にはクランクが入らないのでタイフーンを滑り込ませた。
もしこの日タイフーンを1日投げ倒していればこれもまた大爆釣だっただろう。
今回も長くなってしまったが、実はタイフーンネタはまだまだエンドレスストーリがあるんだ・・・まあ、いずれ。(死ぬまでに書けたらいいな。)
P.S.
今日は九州のyoshiharu君からプレゼントが届いた。
プリント入りのロンTと後は彼の実釣イメージ動画入りのDVDをいただき、ボートのラップを新しくしたという報告をもらった。
ありがとう!
ちなみにこれは遅ればせながらのバースデイプレゼントということらしいが自分のバースデイの時に他にもプレゼントをいただいたりメッセージなどもをいただいいたりした。
この場を借りてお礼申し上げます。