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バスフィッシング界の明るい未来のために。

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自分がはじめて釣りに行ったのは小学校3年のとき。霞ケ浦に流れ込む小さなホソへ行ったのが最初でした。

里帰りした際に親父と一緒に、畑の横の堆肥を掘り起こして捕まえたミミズを缶に入れ、それをエサにウキ釣り仕掛けでフナ狙い。

本命のフナは釣れなかったものの、ダボハゼが子供心を熱くさせてくれるのに十分なほど、楽しませてくれたのを今でも覚えています。

それまでは外で自転車に乗ったり、ボールで遊んだりといった具合に、道具を使った遊びや、手や網で昆虫を目で見て捕まえる生命とのふれあいといった遊びをしていたけれど、道具を使って生き物と知恵比べをしながら捕まえるという経験はありませんでした。

釣りはそれまで経験してきたことよりもはるかに複雑で、想像力や思考力を必要とされ、それがとてもおもしろかった。

その後、釣りキチ三平の漫画をたまたま目にする機会があり、のちにアニメの放送もはじまって、ますます釣りにのめり込んでいきました……



釣りはこれまで自分に、自然の仕組みなどさまざまなことを教えてくれたし、成長するにあたっていろんな部分で自分を助けてくれた。釣りをしていると、日ごろのストレスを発散させてくれたのは、いい一例です。

ところが釣りには、最初に覚えなくてはならないことがいくつかあります。糸の結び方はもちろん、道具の使い方然り、水辺の安全についても知っておかなくてはなりません。これらを最初に教わらないと、とっつきにくいスポーツでもあります。

だからこそ、長きにわたってつきあえる最高の趣味と称されることも多いのですが……



そんなきっかけを子供たちに提供したいという思いで、今回の「O.S.Pバスフィッシングマスタークラス」を企画しました。



11月3日に開催したこのイベント。当日は多くの子供たちおよび保護者のみなさんの歓声と笑顔に包まれ、最高の一日になりました。熱心かつ楽しげにレクチャーしてくれたO.S.Pプロスタッフの橋本卓哉君、鈴木隆之君、大塚高志君、三宅貴浩君、小田圭太君、および麻生君、光大郎をはじめとする各社員。そしてMCをつとめてくれた5代目アングラーズアイドルの石川文菜さん。みんなすごく楽しそうで、うれしそうな表情だったのが印象的でした。

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この日、午前中はハードベイトとソフトベイトを、時間を区切ってレクチャーしました。これが非常に有意義で、キャストはもちろん、使い方やリーリングについて、基礎から教えることができました。

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午後からはトーナメント。途中、早掛け大会なども交えて、イベントがどうすればより楽しんでもらえるかを、社員と一緒になって頭をひねり、考えて臨んだことが実を結んだという充実感がありましたね。参加者のみなさんが、全員複数のバスをキャッチすることができたのも、本当によかったと思います。

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驚かされたのは子供たちの上達の早さ。開始してから数十分の表情や釣りの動作、手さばきは、午後のトーナメントのときとはまったく違っていました。マンツーマンの指導やアドバイス、そして何より、バスをキャッチしたことによって生まれる自信が、上達のスピードを速めたのでしょう。またほかの同世代のアングラーがいたことでライバル心が芽生えたというのも、上達に一役買ったのは間違いないでしょう。とにかく、フレッシュな年代の子供たちの上達の早さに、本当に驚かされました。

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今回のO.S.P バスフィッシングマスタークラス開催に際して、ご協賛いただきましたサンライン様、ハヤブサ様、そしてCLT様にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

今後もこういった活動を続けていきたい、と社員はもちろん、参加してくれたプロスタッフとも意思を統一できました。



管理釣り場でのバスフィッシングはこれまで何度も経験してきましたが、富士見池での釣りは自分にとって初。かつて通っていた北浦で、そのときお世話になっていた潮来マリーナということもあって、非常に思い出深いこの地。そんな富士見池で実際に自分が釣りをしてみて驚きました。ショアラインは変化に富み、さまざまなカバーもある。実にいいコンディションでした。

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今回のイベントに参加してくれた子供たちやビギナーにレクチャーする際に、管理釣り場の活用はとても有効であると感じたと同時に、釣りにくくなるこれからのシーズン、エキスパートであってもトレーニングをするのに最適な場所だと言えます。

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今回のマスタークラスのような管理釣り場でのビギナー養成もさることながら、ボートの経験が少ないアングラーへのレクチャーの機会も設けていけないか、などいろいろ思案中です。具体的な案が決まれば、またお知らせしたいと思います。

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さて、O.S.Pでは新しいステッカーをリリースします。バサーオールスタークラシックのときに自分のキャンパーやボートに貼っていて、それを見た方から「販売しないのですか?」という声もいくつか耳にしました。

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近日中にリリースを予定しているこの「Let’s Go Bassin’」ステッカーは、ブラックバスというサカナや、バスフィッシングの認知度の向上と啓蒙をできれば、という思いを込めています。

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例えばO.S.Pのロゴステッカーを車に貼っていたとしても、バスフィッシングをする人にはピンときても、釣りをしない人にとっては何も伝わらないでしょう。だからこそこのステッカーには意思表示となる言葉とバスのイラストをデザインしました。

今後、日本でのバスフィッシングがより定着するように、という願いを込めて……

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