釣りにおける安全の確保について。
今日は安全に釣りをするために気を付けている、自分なりの方法をご紹介しよう。
ボートでの釣りはライフジャケットの着用が義務付けられている。またおかっぱりにおいても、足場が高い護岸やガケのようなところなどから釣りをするとき、自分はライフジャケットを着用するよう心掛けている。
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しかしライフジャケットもそのタイプはさまざま。その中でもできるだけ快適に、かつ特に夏場は暑くならないボンベ式をメインに使っているし、一般的にも今はこのタイプが主流だろう。自分はスポンサーでもある、ハヤブサやサンライン、そしてダイワ製のものを愛用している。
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通常は、腰に巻くウエストベルト型だが今年、Daiwaから新たに発売されたウォッシャブルライフリング(DF-2305)はより小型のモデルで、ライト感覚で着用できるのでおかっぱりに最適。今後はおかっぱりでも自分自身の装着率が上がりそうだ。とにかく、万が一のときの保険として、備えあれば患いなしのアイテムだ。
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こうしたウエストベルト型は自動・手動問わず、膨張したときに、自ら浮力体部分をホールドしにいかないと顔を水面に出せない。しかしU字型の首掛け式ライフジャケットであれば、膨張した際にベストのようになるので、より安全性は高いと言えるだろう。
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またバスボートに乗って時速100km/hを超えるような高速で走るときや、湖面が荒れているときは、浮力体が備わっている昔ながらのベストタイプのライフジャケットを着用するようにしている。これほどの高速走行時にもし落水したら、気を失うことだって考えられる。そんなときでもこのタイプは非常に安全性が高いと言えるだろう。
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バスボートに限らず、アルミボートやレンタルボートに乗るときも、クッション型の浮力体を積むようにしている。ボンベ式のライフジャケットは定期的な点検が必要で、こまめなメンテナンスが行き届いていないと、開かないことだってあるだろう。そんな万が一に備えて、こうしたボートクッションを積んでいるのだ。いざというとき、これにつかまることで浮くのはもちろん、落水者を発見したときに、投げてあげることだってできるだろう。
さて、もし誤って落水したとき、ライフジャケットが正常に作動したとしても、今度はボートに上がるのが難しい。ボートの大きさにもよるが、ホントに這い上がるときに、小型ボートだと転覆してしまうこともあるので、基本的にはボートの横からではなく前、もしくは後ろから。また足を掛けるところがないと上がるのは困難だが、そんなときは船外機やエレキのモーターに足を掛けるとといいだろう。鉄則として、小さい船に二人で乗っているときは、絶対に同じ側にいないこと。バランス配分を考えないと、這い上がるときに転覆する恐れだってある。
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そして最後にキルスイッチ。もし操船者が落水したとき、このキルスイッチが外れることでエンジンが停止するのだが、これが作動しないとボートは勝手に走り続けてしまう。無人のボートは暴走し、セッティングによってはボートはブーメランのように自分の元に戻ってきてしまう。そしてスクリューは凶器と化す。もし、ブーメランのように戻ってこなかったとしても、落水後、ボートがなければ漂流してしまう。考えただけで恐ろしい… そんな惨事を起こさないためにも、そして落水したとき、ボートを自分のそばにとどめるためにも、キルスイッチは必ず装着してほしい。
しかし通常のものはつけるのが面倒で、体につけっぱなしにしているとヒモが垂れ下がり、釣りの動作の邪魔になってしまう。そこで自分が愛用しているのが、リストランヤードと呼ばれるアイテムだ。装着のわずらわしさがないため、走行のたびに確実に「つけよう」という気になる。ゴムのタイプもあるのだが、これだと輪の部分が伸びて広がってしまうことも多いので、自分はワナのように引けば締まるタイプのリストランヤードを使っている(ちなみに写真はヤマハ製)。
間もなく夏休み。釣りはもちろん、水辺に出ることが多くなる季節です。事故を未然に防ぐためにも、安全の確保についていま一度、見直してみてはいかがだろうか。
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ボートでの釣りはライフジャケットの着用が義務付けられている。またおかっぱりにおいても、足場が高い護岸やガケのようなところなどから釣りをするとき、自分はライフジャケットを着用するよう心掛けている。
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しかしライフジャケットもそのタイプはさまざま。その中でもできるだけ快適に、かつ特に夏場は暑くならないボンベ式をメインに使っているし、一般的にも今はこのタイプが主流だろう。自分はスポンサーでもある、ハヤブサやサンライン、そしてダイワ製のものを愛用している。
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通常は、腰に巻くウエストベルト型だが今年、Daiwaから新たに発売されたウォッシャブルライフリング(DF-2305)はより小型のモデルで、ライト感覚で着用できるのでおかっぱりに最適。今後はおかっぱりでも自分自身の装着率が上がりそうだ。とにかく、万が一のときの保険として、備えあれば患いなしのアイテムだ。
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こうしたウエストベルト型は自動・手動問わず、膨張したときに、自ら浮力体部分をホールドしにいかないと顔を水面に出せない。しかしU字型の首掛け式ライフジャケットであれば、膨張した際にベストのようになるので、より安全性は高いと言えるだろう。
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またバスボートに乗って時速100km/hを超えるような高速で走るときや、湖面が荒れているときは、浮力体が備わっている昔ながらのベストタイプのライフジャケットを着用するようにしている。これほどの高速走行時にもし落水したら、気を失うことだって考えられる。そんなときでもこのタイプは非常に安全性が高いと言えるだろう。
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バスボートに限らず、アルミボートやレンタルボートに乗るときも、クッション型の浮力体を積むようにしている。ボンベ式のライフジャケットは定期的な点検が必要で、こまめなメンテナンスが行き届いていないと、開かないことだってあるだろう。そんな万が一に備えて、こうしたボートクッションを積んでいるのだ。いざというとき、これにつかまることで浮くのはもちろん、落水者を発見したときに、投げてあげることだってできるだろう。
さて、もし誤って落水したとき、ライフジャケットが正常に作動したとしても、今度はボートに上がるのが難しい。ボートの大きさにもよるが、ホントに這い上がるときに、小型ボートだと転覆してしまうこともあるので、基本的にはボートの横からではなく前、もしくは後ろから。また足を掛けるところがないと上がるのは困難だが、そんなときは船外機やエレキのモーターに足を掛けるとといいだろう。鉄則として、小さい船に二人で乗っているときは、絶対に同じ側にいないこと。バランス配分を考えないと、這い上がるときに転覆する恐れだってある。
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そして最後にキルスイッチ。もし操船者が落水したとき、このキルスイッチが外れることでエンジンが停止するのだが、これが作動しないとボートは勝手に走り続けてしまう。無人のボートは暴走し、セッティングによってはボートはブーメランのように自分の元に戻ってきてしまう。そしてスクリューは凶器と化す。もし、ブーメランのように戻ってこなかったとしても、落水後、ボートがなければ漂流してしまう。考えただけで恐ろしい… そんな惨事を起こさないためにも、そして落水したとき、ボートを自分のそばにとどめるためにも、キルスイッチは必ず装着してほしい。
しかし通常のものはつけるのが面倒で、体につけっぱなしにしているとヒモが垂れ下がり、釣りの動作の邪魔になってしまう。そこで自分が愛用しているのが、リストランヤードと呼ばれるアイテムだ。装着のわずらわしさがないため、走行のたびに確実に「つけよう」という気になる。ゴムのタイプもあるのだが、これだと輪の部分が伸びて広がってしまうことも多いので、自分はワナのように引けば締まるタイプのリストランヤードを使っている(ちなみに写真はヤマハ製)。
間もなく夏休み。釣りはもちろん、水辺に出ることが多くなる季節です。事故を未然に防ぐためにも、安全の確保についていま一度、見直してみてはいかがだろうか。
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