9月下旬発売のBasser「亀山ロケ」
2012-9-06 カテゴリー:取材(メディア関連)
今回は、月・火とBASSERの取材で亀山ダムに行ってきたので、その話をしよう。
おそらく4mぐらい水位が下がっていたのだが、これは亀山にしてはとても大減水と言えるようだ。
(実は、このロケの1週間前に行って減水時に見える立木をGPSに入れて来た。満水時が楽しみだ。)
自分にとっても、こんなに水位の低い亀山は初めてだったのだが、そんな中、のむらボートさんから出船した。
初日は17本、内40アップが8本。
2日目は初日と違ったパターンを試したのもあり9本で最大は44cmだった。
あらゆるパターンで釣ったのだが、中でも良かった1つがスピンテールフロッグ。
これで最大魚の47.5cmを含み40アップを4本釣ったと思う。
浮き草の上を引いてきたのだが、スピンテールフロッグゆえの浮き姿勢とアクションと、ブレードが浮き草の下にいるバスに対して確実にその存在を知らせられる効果。
さらには通常、乗りが悪いとされるスレきった亀山バスをも確実に掛けられるフッキング性能によるものだと思う。
(スケーティングフロッグも同性能)
あとは自分のテクかな?(笑)
もう1つ大活躍したのがブリッツEX-DRだ。
(ロッドは、スティーズ ブリッツ。シャロクラをやるようなMLクラスのロッドで引けるのがいい。)
これで初日6本のバスを釣った。内40アップは1本で、他に3度のバラシもあった。
投げていた時間的には決して長くなかったのだが、集中して釣れたので釣果を伸ばせたよ。
ブリッツシリーズは本物王道路線のクランクベイトを追求したシリーズなのだが、このブリッツEX-DRは本物路線を追求しながらも、5cmというボディサイズながらトータルバランスに優れ、急角でより深いレンジへと到達させられるクランクベイトとしては類を見ない性能になっている。
アクションはタイトゆえ、スレきった亀山バスにも効果が高いのだ。
TDバイブType-Rでも
ドライブシュリンプでも
2日目は初日と違うエリアへ行ったこともありキャッチしたのは9匹、最大は立木の中からドライブクローラー4.5インチの5gダウンショット、FCスナイパー12ポンドで引きだしたファットな44cm。
タックルはハリアーFスペック、7フィート1インチゆえの垂直な枝ですら、ラインを枝に持たせて中層にルアーを止めるような技ができたり、ランディング率のアップといったアドバンテージを感じた瞬間である。
浮き草のスピンテールフロッグにしても、ブリッツEX-DRの入れ食いスポットにしても、もしくは立木を釣るにしても場所やその日のコンディションといった、いろんな要素がキモになった。
数時間単位で変わる状況をうまく釣ったからこそ、いい釣果が出せたのだ。
また釣ったルアーも10種類以上にも及んだ。
(ドラクロ3”,センコー4”,スピンテールフロッグ,ドラクラ4.5”ネコ,TDバイブ,ドラクラ3.5”,ドラスティ3.5”,
ブリッツEX-DR,アイウェバー,ドラクラ4.5”DS,ドラシュリ等)
これは同じ場所で何でも釣れたのではなく、場所や状況に合わせて正しく釣ったゆえの結果なのだ。
このあたりの詳細はBASSERの誌面をじっくり読んでもらいたい。
最後になるが、今年は9月とはいえまだまだ暑い日が続いている。
ベジテーションなりカバーのあるフィールドではフロッグゲームが長く続きそうだし、逆にミドルに落ちた状況ではブリッツMAX DRやブリッツEX-DRのようなミドル~ディープクランクの出番が多そうだ。
ちなみに亀山のフロッグといえばO.S.Pプロスタッフの斉藤くんがかつて実釣した映像がO.S.Pweb内にもあるので、興味のある方はチェックしていただきたい。
とても参考になるはずだ。