バスファンカップin津久井湖。
先週の土曜日に開催された「バスファンカップin津久井湖」に
ゲストとして参加してきた。
その日の速報でスタッフG+も伝えてくれたけれど、
この大会で優勝することができた。
はじめてバスを釣ったフィールドであり、
はじめてボート(手漕ぎ)からの釣りを経験。
そしてO.S.Pから最も近い、思い入れ深いフィールド。
そんな津久井湖でのイベントは、感慨深いものがあった。
昔からの顔なじみもたくさん来てくれて、
いい一日を過ごすことができたよ。
軽トラックに乗ってのウエイインも、
自分で考えて演出したんだけど、楽しんでもらえたかな?
来てくださったたくさんの参加者のみなさんと
楽しいひと時を共有できたことを本当にうれしく思う。
ありがとうございました。
さて、当日は津久井観光前の5~10mを狙ったんだけど、
メジャーエリアで常に周囲にボートが3~4艇はいるという状況。
そんな中、プロトのメタルバイブ3/8oz(11月発売予定)で、
51.8cm・2415gのファーストフィッシュをキャッチ!
開始2時間半での1匹目。
思わず「This is T.Namiki!!」と叫んでしまったぜ。
この大会は2匹リミットだったので、
なんとかもう一匹、とがんばったんだけどなかなか釣れず。
しかしルアーマガジンさんとバサーさんが乗った
取材艇が近づいてきたときに30cmのキーパーをキャッチ。
今度は「カメラが来ると釣るねー、やっぱりオレはスター!!」と、
まさにT.Namikiのショータイムだったぜ。
津久井湖のバスよ、気が利いているじゃねぇか!!
その後、同サイズを釣るも入れ替えならず。
一般の参加者よりも30分早い帰着でウエイインとなった。
この大会の2日前にプラクティスを敢行。
1日の予定だったが、もう1日追加することにした。
というのも通常、津久井湖は台風や大雨の濁りがなければ
夏の終わりから晩秋にかけて、
ビッグバスはレッジフィッシングがメイン。
アメリカでもケンタッキーレイクを代表に、
多くのリザーバーでポピュラーな戦略だ。
ちなみに「レッジ」とは、メインチャンネルに絡む
フラットからのドロップオフのこと。
この湖でトーナメントに出ていた20代のころは、
このレッジの釣りを時代に先駆けて実践し、
優勝を果たしたこともある。
ただしこの時期の津久井湖の本気釣りはまさにそのとき以来だったため
この「レッジ」を魚探(HE-840)で調べ、
HE-840のGPS画面にブレイクラインや
それに絡むスタンプなどをパンチしていく作業に半日以上の時間を要し、
当初、予定していた橋脚のチェックや、
上流域のサイトに行くだけで一日が終わってしまった。
魚探で調べたレッジにルアーを入れることもできなかったので、
次の日、もう1日、湖に出ることにした。
プラ2日目(試合の前日)は、ストライクキングの10XD(7mダイバー)で
50cmに欠ける一匹をキャッチ。
またドライブクローラー4.5inのキャロで
重たいバイトをいくつか取ることもできたので、
大会本番ではそれに賭ける気持ちでいた。
あわよくば次の日(大会当日)にキャッチしたいので
メジャーを当てずにすぐさまリリース。
47cmぐらい、かな?
結果は先にお伝えしたとおり、
2匹・2710gで優勝することができた。
サンラインのイベントで用意される景品は、
本当にバラエティ豊かでおもしろい。
乾麺やお米、扇風機などもあった。
中には赤マムシとティッシュというセットも……⁉
津久井湖といえば…… というより全国的に有名な矢口釣具店。
マニアックなものから現在の流行アイテムまで
幅広い品揃えが自慢のお店だ。
<写真上>
男の10XDは、このタックルがベストだ。
ルアー:10XD/ロッド:ブラックレーベルBL 742HRB
リール:TATULA 103H TW/ライン:FC SNIPER 14lb
<写真下>
ブリッツEX-DRやMAX DRにはこれ。プラでもキャッチしたが
EX-DRやダンクの岩盤並行引きはキーパー獲りに有望。
ルアー:ブリッツEX-DR/ロッド:スティーズ・DEEP STRIKE
リール:STEEZ LTD SV103H-TN/ライン:FC SNIPER 10lb
<写真上>
ビッグスプーンはこれ。フットボールやスローロールに流用できる。
ルアー:D-SPOON 1-1/4oz/ロッド:スティーズ・LIBERATOR
リール:STEEZ SV6.3R/ライン:FC SNIPER 14lb
<写真下>
メタルバイブのみならず、カバーまわりのフィネス戦略にも。
ルアー:オーバーライド3/8oz(プロト)/ロッド:スティーズ・WEREWOLF
リール:SS AIR 8.1R/ライン:FC SNIPER 7lb
<写真上>
ワカサギだけでなく、オイカワやハスのいる釣り場では
ドライブシュリンプ4.8~6inサイズも有望。
冬の津久井湖オープンではドライブクロー3inが2連続
ウィニングルアーになったこともあるのだが
この時期、自分はドライブシュリンプ4.8inが好きだ。
エビやザリガニだけでなく、オイカワやハスなどの大型ベイトにも見えるから。
ルアー:ドライブシュリンプ4.8in(ヘビキャロ)/ロッド:スティーズ・LIBERETOR
リール:STEEZ LTD SV103H-TN/ライン:FC SNIPER 12lb(リーダー:同12lb)
<写真下>
ハンツだけでなく、シャローカバーからドライブシャッド4.5inや
ブレードジグ、ワイヤーベイト、そしてキャロなどにも流用できる。
ルアー:03ハンツ11g(トレーラー:ドライブシュリンプ4.8in)
ロッド:スティーズ・MACHINE GUN CAST typeⅢ
リール:STEEZ LTD SV103H-TN/ライン:FC SNIPER 14lb
<写真上>
ドライブシュリンプ3inやHPシャッドテール2.5inのDS用。
シャロー~ミドルレンジのフォローにはよかったが、
ディープではアピール不足を感じた。
ルアー:HPシャッドテール2.5(ダウンショット)/ロッド:スティーズ・SKY BOLT
リール:EXIST 2506H/ライン:FC SNIPER 4lb
<写真下>
ライトキャロはリーダーをワンランク太くするのがキモ。
掛けたバスを確実に獲る!
ルアー:ドライブクローラー4.5in(キャロライナリグ)/ロッド:スティーズ・KING BOLT
リール:EXIST 2506/ライン:FC SNIPER 4lb
リーダー:松田スペシャル競技ハリス・ブラックストリーム1.25号(5lb)
ドライブクローラー4.5inの先端を少しカットして3.5inサイズにした。
プラではいたるところでバイトが多発。
太めのボディのほうがディープでのアピール力がある。
ただ引きで震えながら泳ぎ、フォールでもよく震える。
スライダーワームにヤマセンコーの自発フォールアクションを足した感じだ。
プロトのメタルバイブ。名前は“オーバーライド”に決定。
ただ巻きはもちろん、リフト&フォールにおいて
リフト時は素早い泳ぎ出しと手元にしっかりバイブレーション感が伝わり
フォール時はこの上ないさまざまなバリエーションのスライドフォールを
切れ味鋭く演出できる力作である。
津久井観光様の協力のもとで実施している「少年よ、ボートで繰り出せ!!」の企画。
9月いっぱいの予定だったが、この先も延長していただけることになった。
本企画のためにO.S.Pが導入した、ステッカーチューン済の免許不要艇に
ハンドエレキとバッテリーをセットにして
高校生、および小中学生の親子連れのお客さんに初回無料でレンタル。
この機会にぜひ、ボートフィッシングの魅力を体感してほしい。
8月19日に津久井観光さんに立ち寄った際、
この企画を利用してボートフィッシングを楽しんだ中学生の二人。
立派なアングラーになるんだぞ!
以上、年に一回あるかないかの超大作。
お付き合いいただき、Thank you, Baby!!