今回、グレアマ戦略のメインターゲットになったのがアロワナ。
数が多く、釣りやすいうえにポイントの配点も高いので多くの選手はアロワナを狙う戦略だった。
ルアーで狙える範疇かつ別格に点数が高い魚種はピラルクがいて、2位〜4位ぐらいの選手はピラルクも釣り上げてウエイインしていた。
2位のブラジルのヘナン・ナカムラは3日目になんと4本(うち2本がキーパーサイズ)のピラルクをキャッチ。
とてもナイスガイで確かな腕前もあるが釣りをしている池のポテンシャルによるものも大きいようだ。
例えば自分がこの大会中釣った池においてだれもピラルクをあげておらず、ピラルクの呼吸がせいぜい30分に1回起こればいい方。
それに対しポテンシャルの高い池では狭い範囲に数十本のピラルクがいて、1分に一回は呼吸がどこかしこでみられる状態だったという。
自分は30分以内の近場ばかりを最終日まで案内されたが、上位人は1〜1.5時間も移動時間がかかる常にフレッシュな魚が数多くいるエリアでピラルクとアロワナをたくさん釣ることにより順調に順位を伸ばしていた。
自分のこの大会参加への準備はタックルの用意だけだったが、事前の釣り場の情報収集から受け身ではなく、ガイドに自らここに連れて行って欲しいと言える準備も重要だったようだ。
自分の釣りにおいて初日のフレッシュな状態のアロワナはラウダー70、60でも反応。ところが1日も経てばスレてきて、最終的にはスピニングによるオリカネムシ・ダデーのサイトがメインとなった。
だがバイト率は極めて高いが口の固いアロワナにはフッキング率が悪く、時にはすっぽ抜け5連発なんかも発生。
しかし、同船しているガイドも驚くほどのバイト誘発力があり、やはりソフトボディ、スモールシルエットは他のフロッグ系よりもバイト数は別格だった。しかしここにも改善の余地は感じた。
ヘッドの発泡素材も剥き出しになるような迫力のあるバイトは動画にて公開となるかと思うので、楽しみにお待ちください💁