今回は、ドライブシャッドの特徴と、そのおすすめの使い方について紹介しよう。
発売から6年が過ぎ、いまもなお多くのアングラーに支持されるドライブシャッド。
「ノーシンカーリグのフリーフォールでも自発的にテールを振る」
この他に類を見ない特徴は、シャッドテールワームの弱点を埋める性能としてドライブシャッドが誇るところである。
ちなみに、このコンセプトはドライブシャッドの開発をはじめる段階で、自分が提案したんだ。
このアクションは、ボディの上下で素材の比重を変えるというこれまた自分のアイデアにより実現。
先にリリースしたドライブスティックでも採用しているこのアイデアは、自発的なアクションを狙って出すうえでは欠かせないものなんだ。
発売から月日が経ってもなお支持され続けるのは、優れた機能によるものだと確信している。
また、ただ巻きでのアクションも徹底的に追及。
ウォブルとロールが絶妙に混じった強すぎない中間的な泳ぎは、マッディでもクリアでも実績が高い。
ジグトレーラーやジグヘッドリグはもちろん、それを使ったアラバマリグでも使ってくれている方が多いんだ。
ツルっとしたリブのないボディは、水を掴みすぎないため、スーパークリアウォーターのセレクティブなバスにも警戒心を持たせずに食わせることが可能。
また、ハリがありつつも柔らかいマテリアルは、スローリトリーブでも有利。
水温の低い時期のスローなリトリーブという、本来ワームを泳がせるのに不利な条件でも、ドライブシャッドならしっかり水を掴み、しぶとく泳がせることが可能。
ジグトレーラー、ジグヘッドリグ、キャロライナリグ、ノーシンカーリグやネイルリグなど…低水温期に活躍するシャッドテールワームの定番だと自負している。