今回は、いま頑張っている若手のみんなにむけて、自身の肉親である母との関係性にちなんだ投稿です。
我々バスプロと両親の関係性については、まことしやかに語られることも多いので、改めて自身の発信によって本当のところを伝えられたらという思いだ。
・・・
今年も5月14日は、母の日ということでカーネーションを届けに行くことができた。
子供の時から愛情たっぷりに育ててくれた母親である。
そしてこの機会に深堀りしておくと、自分はこれまで幸運にも父母から愛情をうけて育つことができたが、金銭的な自立というものは早いうちからしていたと思う。
フルタイムのプロになる過程で、両親から金銭的なサポートを受けたことはなかったんだ。
青年のころ、自分で買う釣り道具を含め、遊ぶお金は自分でアルバイトをし、そしてトーナメントで実績を残すことでスポンサー様から道具やボートを提供してもらえる環境をつくり出してきた。
中学の時から新聞配達のアルバイト、そしてまとまった休みの時は肉体労働系のアルバイト。
大学の時は夜間の交通整備員をはじめ、あらゆるバイトをして活動資金をつくり出してきた。
ちなみに自分には姉が1人いるが、姉は自分の大学進学の費用捻出のため高校卒業後に自立し、自分は大学に行くことができた。自分も姉も高校は公立、自分の進んだ大学は国立だった。
フルタイムのプロになってからもしばらく贅沢のない時代が続き、琵琶湖にいくにも下道は当たり前。
そんな自分に母はおにぎりをつくってくれたことも多かったね。
と、ここまで振り返ってみたが、いまでも毎年、自分を見守ってくれる母に感謝を伝えている。
プロを目指す若いみんな、自分のことを支えてくれる存在はいつまでも忘れずにいてください👐