今回の桧原湖トリップはあくまでもNewルアーのテスト。
ビッグベイトクラスからマイクロサイズまでのいくつものプロトを持って行って、同じボート上で4人が釣り比べるという有意義なテストだった。
初日の自分においては高速道路上でのタイヤのバースト事件があり遅れて参加したため、夕方2時間しか釣りができなかった。
丸一日できた2日目は十数匹のスモールマウスバスを釣ることができた。
そんななか、テストの合間をみて、ここのところの桧原湖で極めて有効となっているスピンナッツを投げてみたところ、コバさんとあわせて3投連続バイトなど相変わらずの絶好調ぶり。
今回は65サイズにTNSオフセット3/0、FCスナイパー8lbのスイベルキャロ(小さいスイベルをルアー70cmほど手前にセット、基本ルアーとスイベルは着底させたまま、2トゥイッチ後に約7秒ポーズ)というスローな誘いが極めて有効だった。(ロッドはマシンガンキャスト・タイプ2)
ちなみに約3週間前にも桧原湖に行っており、この時はスピンナッツ50サイズにTNSオフセット1/0、FCスナイパー12lbの3.5gのキャロライナリグによる同様の攻めでスモールマウスを連発。
シャローのレイダウンに見えたデカいラージにはスピンナッツ50にスピニングタックル5lbフロロ
のセッティングが使いやすい。
1度着底させ、バスに気づかせてからゆっくり中層トゥイッチ、1撃でバイトしたね。
また、前回の豊英ダムではノーシンカーでカバーに入れて放置が、明らかにテキサスリグでいろんなワームをセットするよりもバイト率が高かった。
ノーシンカー時のややバックスライド+ふらつきながら落ちるフォールアクションはスピンナッツの特徴のひとつ。
スピンナッツは、トゥイッチの小気味よさ、狭いスポットでもより回数の多い首振りアクションを可能にするボディ形状など、とにかくバイト数が多いイモグラブタイプのワームである。
バルキーなタイプにありがちなフッキング率の問題も完全にクリアしているのも特徴だね。
ただしノーシンカーゆえ、飲み込まれてしまいバスにダメージを与えてしまうことも。
特にロングキャストの時はバイトにすぐ気付きにくいので、フックのカエシを潰したバーブレスセッティングをしておくといいだろう。