さて、今回はスモラバとトレーラーワームについて、おすすめのセッティングを解説しよう。
まず、O.S.Pの2種類のスモラバとその特徴について。
ひとつはO.S.Pジグ04シンクロ。これはスピニングタックルにライトラインでの使用を主に想定した、究極の食わせのスモラバ。
セミフットボール形状、細軸フックで、スカートも細く繊細。
5gという重めのウエイトもラインナップしており、カバーでの吊るしのみならず、ベイトタックルでのミニフットボール的な使い方にもマッチしている便利なジグなんだ。
そしてO.S.Pジグ05タッガー。
こちらはカバー用スモラバということで、すり抜けに優れつつ誘い性能ももたせたハーフスタックヘッドを採用。
太いシリコンラバーにより、スローフォール&強波動を実現している。
冬の密度の薄いカバーにおいて、ただスローフォールさせるだけでバスにアピールする力をもつ自分好みのジグだね。
そしてそれらジグに合わせるトレーラーワームを紹介しよう。
・ドライブクロー2インチ
これは万能スモラバトレーラーで、球形のアームによる力強いアクションが魅力。
特に軽めのシンクロとの組み合わせは、今も昔も釣れる組み合わせだね。
・ＨＰシャッドテール2インチ＆2.5インチ
こちらはスイミングを主体にしたワーム。軽いウェイトのフリーフォールでもしっかり動くテールはスモラバとの相性もバツグン。
スローになりがちなスモラバでありながら、このフィネススイムジグスタイルはテンポよく探ることが可能。
・ドライブシュリンプ3＆4インチ
ドライブシュリンプの特徴であるフラットテールは、ポークのような誘い効果が期待できる。自身の考案した逆手によるバイブレーションは、スモラバに合わせても健在。スカートと逆手を干渉しないようなセッティングがキモだね。
・ドライブスティック3インチ
ベイトフィッシュとして魅せるときには欠かせない。
特にタッガーとの組み合わせは特筆モノで、霞ヶ浦や利根川での実績が高く、プロスタッフもおすすめするセッティングなんだ。
バツグンのキャスタビリティは、テンポのいい釣りには欠かせない要素といえる。
・ＨＰミノー3.1インチ
ここ一番での最終兵器的な、喰わせのワーム。
I字系ワームだけでなく、スモラバのトレーラーとしての実績も高い。
ピリピリと繊細に動くＶテールのアクションは、厳寒期のタフなバスにも極めて有効。
ここまで繊細なテールアクションは、他にはないね。
