富士工業テスト&ミーティング
2013-8-01 カテゴリー:その他
今週は富士工業さんにもテストと新製品のミーティングに行ってきた。
場所は東名高速道路の菊川ICそばで、
高速からこのカンバンを見たことがある人もいるだろう。
この芝生のグラウンドでは主に飛距離を測定する。
今回テストした製品はいろいろあったのだが、メインは
TORZITE(トルザイト)
という新しいリングの最終チェックだった。
これまではSiCが最高性能&最高級とされていたが、このトルザイトは「より軽量化されることによるロッドの感度アップ」「さらなる薄肉化が可能になりリング内径を大きくできることによる飛距離アップ」など、いろいろな特徴がある全く新しい素材である。
価格はこれまでのSicよりも約3割アップと聞いているので、メリットが出るようなタイプの高級ロッドに着々と採用されていくのではないだろうか。
これを中心とした、いくつかの製品のテストを行ったのだが、今言えるのはこんな感じだ。
ちなみに富士工業さんは便利グッズにも力を入れている。
フックキーパーは多くの人が使っていると思うが、それ以外の優れた小物を紹介しよう。
こちらはブラブラクリップシリーズ
写真左から、ガン玉プライヤー、ラインカッター、ラインスレッダー、リングクリーナー。
右2つはシール状の水温計が付いていたりと、4種ともにそれぞれ細かいアイデアが満載なのでチェックして欲しい。
ガン玉プライヤーで思い出したのが、写真右のスプリットショット。
最近良いガン玉を探していたところサンラインの「ガン次郎」が見つかった。
オールラバーコーティングされていたり、きれいな球状でかつラインをセンターに固定できるなど、高性能なガン玉をゲットしていたのでそれにも良さそうだ。
後もう1つ驚いたのが、この菊川工場の敷地内に約9500枚のソーラーパネルが設置されていたことだ。
実は自分も今建設中の釣具部屋や家などにソーラーパネルを搭載することを考えていることもあり、興味があるので思わず現場に行って拝見させてもらった。
これだけで600軒の家の電気がまかなえるそうだ。
自然があってこその釣りなのでこういった地球に優しい活動は賞賛に値すると思う。
自分も偉そうなことは言えないが、バスボートなどに乗り、一般の方よりも多くのガソリンを使っているからこそ、それ以外の部分ではエコに積極的に努めている。
だからトレーラーを引かない時等は可能な限りプリウスに乗ることも多いんだ。
この車は少ないガソリンで走ることができるので、もちろんガソリン代をより節約することができる。
しかし、それが本来の目的ではなく、環境のためを思って乗っている。
それが本当のエコだと思うし、そういう考え方がもっと広く根付いてもらえたらと思う。
末永く釣りをするために、釣り場を守る=地球を守る。釣り人はそんな気持ちを大事にしてもらいたい。
最後にそんなことを思った一日だった。