カッコイイ男・・・
2011-9-28 カテゴリー:プライベート
どうも並木です。皆さんいつもありがとう!
先日、趣味である他魚種の釣りに今年初めて行く時間がとれた。
大学時代の友人達とだったが、東京水産大(現・東京海洋大)ゆえ釣り好きが多く、彼らは年に何度も集まっているが、自分は4年振りの参加。
4年前も相模湾のマグロ釣りだった。
キャッチしたカツオ。
背後に写る車は、横浜のプロショップでもあり、トヨタのディーラーでもあるマイクスさんより購入したプリウスα。気持ちよくブレーキが踏める車だ。(ブレーキ中に発電しエネルギーを無駄にしないから)
結果は、7人で7キロのマグロ1本と、2キロのカツオ1本だけだったが、
マグロのナブラを見たり、海を走っているだけでも気分が晴れる。
本題に入ると、同級生の友人の中にある意味とてもカッコイイ男がいる。
自分でも敵わないと思うほど『釣り or die』なのだ。
IT企業に務めるエリートで、仕事はかなりできるものの残業はほぼ一切せず、有休はフルにとり続けている。
仕事時間が少ないから出世はしないし、給料も上がらない。
でも、「それでいい。オレは釣りに生きる」と割り切っているし、
会社に認めさせているのは、いかに時間内にキッチリ仕事をしているか、ということだと思う。
一緒に釣りをした日も、連続6日目(すべてボウズ)のマグロ出船だったらしい。
ちなみに今年は24日間マグロ船に乗り、今だノーフィッシュとのこと。
そういえば、今年のゴールデンウィークに山中湖にダイワプロスタッフが集結した日も偶然湖畔で会ったな。
ゴールデンウィークは9日間の休み中、8日間車中泊しながらドーム船に乗りワカサギを釣っていた。
こんな有り様だから、同じダイワの川口直人プロも、この男のことは随分前から知っていた。山中湖や桧原湖のドーム船で会うらしい。(笑)
サラリーマンなのに年間130日ぐらいはフルに釣りをしているようだ。
食べるために釣りをしているわけではないので、ワカサギの場合は親子連れにあげたり、タイやヒラメは常にではないがキャッチ&リリースするらしい。
車は、新入社員時に新車で買った車を20数年乗り続け、走行距離は27万キロに達していた。キャリアはサビ付いて車と同化してしまい今となっては取り外せない。
そしてホイールには、フジツボやカラス貝が付着していた。(これはうそ(笑))
エコにも積極的で、学生時代学食からしっけい(おそらく)したプラスチックの箸をずっと使い続け、割り箸は一切使わない。
この間は、なんか見覚えのあるバッグだなと思ったら、学生時代に肩に下げていた青のトートバッグが変色して、水色の小汚い釣具入れになっていた。
給料は全部釣りにつぎ込むため、独身を貫いているし、週末は夜8時にはすでに寝ている。かなりのイケメンなのに彼女もいらないらしい。
今回、船上でクロックスモドキ(¥380)を履いていたが、ソウルがすり減り船上で滑り過ぎるため、自分でカッターで切れ込みを入れ、ソウルを再生させていた。ある意味凄い。
O.S.Pのルアー開発としてスカウトしたいところだ(笑)。
上が本物、下が話題の人物が履く¥380のもの。
横浜一の進学高校を出て東京水産大以上の大学に行けたものの、釣りが好きゆえ水産大に来てくれたからこそ、自分も彼と出会うことができた。
学生時代はよく一緒にバス釣りにも行ったし、それ以外の釣りも行った。
そんな時代を共に過ごせたからこそ、バスプロとしての今の自分があるわけで、感謝している。
以上、カッコイイ男の話だ。
それでは。