タイのフィッシングショーで感じたこと、思ったこと。
ブログで釣りの模様はご紹介させてもらったが、今日はタイのフィッシングショーの話と、参加したことで思ったこと、感じたことについて書こうと思う。
フィッシングショーは今年で3年連続の参加。タイではほかにも釣り絡みのショーは開催されているのだが、このフィッシングショー(TFTMA)の規模が一番大きい。過去、ショッピングモールの最上階で開かれていたのだが、今年からコンベンションセンターに場所を移して行われた。この会場の隣ではコスプレイベントで賑わっていた。
そのイベントに来ていた人たちと記念撮影。日本の子供たちにおなじみの戦隊ヒーローが勢揃い!
会場の規模は昨年の約2倍に。これまではブース横の通路でデモンストレーションを行っていたのだが、今年は専用のステージを設置。多くのアングラーが足を止めてくれた。
日本のフィッシングショーというと、お客さんが非常に多く、セミナーやイベントを行うと、たくさんの人が集まるというイメージがあるだろう。しかしアメリカや韓国、そしてタイでもそうなのだが、ショーの中でこれといったイベントはあまりなく、どちらかというと新製品の展示を見て、買い物をするという趣向のほうが強い。派手なデモンストレーションはほとんどない、というのが一般的だ。
そんな中、より多くの人に来てもらい、話を聞いてもらえるか。そして来てくれた人にルアーフィッシングの奥深さを伝えテクニックを披露することで、その魅力を知ってもらいたいと思ってステージに立っている。
はじめて韓国でセミナーを行ったとき、日本人という目新しさで一度は足を止めてくれるものの、そのままつなぎとめるのは非常に難しかった。まず、通訳を介してのトークになるため、通常の2倍の時間が必要になる。訳し終わるタイミングを見計らって話を続けたり、なるべく言葉数を少なくすることで通訳をしやすくできるようにしながらも、かつ的を射た解説をしなければならない。加えて、明確な実演を行う。こうしたことを心がけてきた。
そこも、自分にとってやりがいを感じるところで、ゲーム性を感じている部分でもある。そしてプロとして身に着けておくべきテクニックでもあるのだ。
タイへ行く前日、ショーで見せたいと思っていたテクニックと説明する順番の確認のため、近くの空き地でリハーサルを行っていた。そこで二組のアングラーに声を掛けられたのだが、そのうちのおひとりが「並木さんでも、いまだにそういった練習をされるんですね」と驚いていた。
ロッドやリールの進化、そしてベイトフィネスのような新しいテクニックが出てきたりすると、例えばスプールのリリースポイントやサミングのフィールが変わるため、やはり確認しておく必要がある。またそのモーションと同時に何をしゃべるのか、事前の準備も重要だ。そこもやりがいを感じる部分のひとつである。
そのかいあって、与えられた時間内でシンプル、かつ的確に多くのことを伝えられたのではないかと思う。毎年、このショーに来て自分のセミナーに耳を傾けてくれる人も中にはいるので、そういった人のために新しいテクニックなどの話題も少しは織り交ぜる。ただし話題がマニアックすぎると通じなかったり、新たに聞いてくれている人にとって必要ではないと思われる内容にならないよう、確実にレベルアップできる基本事項と、ある程度の応用編やトレンドをバランスよく入れるようにしている。見に来てくれる人の中には、ベイトリールを使った経験がない人がいると思えば、自分並に上手い人だっている。そんなすべての人々に喜んでもらえるレクチャーとはどういうものなのかを自分なりに考えて行っている。
タイのDaiwaではキャンペーン期間中にSTEEZ LTD. SV 103H-TNをお買い上げいただいたすべての方に非売品の赤いキャップをプレゼント。そのうち、先着100名様には自分のサイン入りキャップが贈られるということで、ブースで100個のキャップにサインを入れた。さらに購入してくれた人の中から抽選で5人が、タイの釣り場で自分のマスタークラスを受けられる。というわけで7月にまた、タイへ行く。このときは野生の釣り場への遠征も計画中なので、今から楽しみでならない。
フィッシングショーは今年で3年連続の参加。タイではほかにも釣り絡みのショーは開催されているのだが、このフィッシングショー(TFTMA)の規模が一番大きい。過去、ショッピングモールの最上階で開かれていたのだが、今年からコンベンションセンターに場所を移して行われた。この会場の隣ではコスプレイベントで賑わっていた。
そのイベントに来ていた人たちと記念撮影。日本の子供たちにおなじみの戦隊ヒーローが勢揃い!
会場の規模は昨年の約2倍に。これまではブース横の通路でデモンストレーションを行っていたのだが、今年は専用のステージを設置。多くのアングラーが足を止めてくれた。
日本のフィッシングショーというと、お客さんが非常に多く、セミナーやイベントを行うと、たくさんの人が集まるというイメージがあるだろう。しかしアメリカや韓国、そしてタイでもそうなのだが、ショーの中でこれといったイベントはあまりなく、どちらかというと新製品の展示を見て、買い物をするという趣向のほうが強い。派手なデモンストレーションはほとんどない、というのが一般的だ。
そんな中、より多くの人に来てもらい、話を聞いてもらえるか。そして来てくれた人にルアーフィッシングの奥深さを伝えテクニックを披露することで、その魅力を知ってもらいたいと思ってステージに立っている。
はじめて韓国でセミナーを行ったとき、日本人という目新しさで一度は足を止めてくれるものの、そのままつなぎとめるのは非常に難しかった。まず、通訳を介してのトークになるため、通常の2倍の時間が必要になる。訳し終わるタイミングを見計らって話を続けたり、なるべく言葉数を少なくすることで通訳をしやすくできるようにしながらも、かつ的を射た解説をしなければならない。加えて、明確な実演を行う。こうしたことを心がけてきた。
そこも、自分にとってやりがいを感じるところで、ゲーム性を感じている部分でもある。そしてプロとして身に着けておくべきテクニックでもあるのだ。
タイへ行く前日、ショーで見せたいと思っていたテクニックと説明する順番の確認のため、近くの空き地でリハーサルを行っていた。そこで二組のアングラーに声を掛けられたのだが、そのうちのおひとりが「並木さんでも、いまだにそういった練習をされるんですね」と驚いていた。
ロッドやリールの進化、そしてベイトフィネスのような新しいテクニックが出てきたりすると、例えばスプールのリリースポイントやサミングのフィールが変わるため、やはり確認しておく必要がある。またそのモーションと同時に何をしゃべるのか、事前の準備も重要だ。そこもやりがいを感じる部分のひとつである。
そのかいあって、与えられた時間内でシンプル、かつ的確に多くのことを伝えられたのではないかと思う。毎年、このショーに来て自分のセミナーに耳を傾けてくれる人も中にはいるので、そういった人のために新しいテクニックなどの話題も少しは織り交ぜる。ただし話題がマニアックすぎると通じなかったり、新たに聞いてくれている人にとって必要ではないと思われる内容にならないよう、確実にレベルアップできる基本事項と、ある程度の応用編やトレンドをバランスよく入れるようにしている。見に来てくれる人の中には、ベイトリールを使った経験がない人がいると思えば、自分並に上手い人だっている。そんなすべての人々に喜んでもらえるレクチャーとはどういうものなのかを自分なりに考えて行っている。
タイのDaiwaではキャンペーン期間中にSTEEZ LTD. SV 103H-TNをお買い上げいただいたすべての方に非売品の赤いキャップをプレゼント。そのうち、先着100名様には自分のサイン入りキャップが贈られるということで、ブースで100個のキャップにサインを入れた。さらに購入してくれた人の中から抽選で5人が、タイの釣り場で自分のマスタークラスを受けられる。というわけで7月にまた、タイへ行く。このときは野生の釣り場への遠征も計画中なので、今から楽しみでならない。