並木カップの報告
2012-10-17 カテゴリー:イベント
こないだの日曜日、利根川にて並木カップが開催された。
流域面積で日本一を誇る利根川というバス釣り場。そこをバスボートで滑走する、そんなスケールの大きいバスフィッシングが味わえるフィールドである。
このトーナメントはもちろんガチンコ勝負もあるのだが、利根川に精通しているTBCプロとの差を埋めるための企画も用意されている。
ラージマウスバス3本のウエイトで競われるのだが、TBCメンバー以外の参加者には1kgをプラス、女性や20歳未満の男性は更にプラス500gを足した別表彰もある。
ただし、それを加味してもTBCメンバーが上位を独占することも多いのだが。
利根川というと広い水域でありながらもバスの密度は決して濃くはない。
その中に点在するバスが釣れるかもしれない場所をランガンしていくイメージで、はっきり言うと難しい部類に入るフィールドなのだが、だからこそ釣れた時に「なるほどな」と気付かせてくれることも多い。
釣果だけでいうと「オモツライ」フィールドでもあるのだが、逆にその広大なフィールドをいかに考えてバスを探していくかという面で言えば、極めてゲーム性の高いフィールドと言えるだろう。
なおかつバスボートの機動力も最大に活かせるフィールドでもあるので、その中で経験をしてもらいたいという気持ちからノンボーター部門を設けたんだ。
今年はノンボーター部門で60名以上の応募があったのだが、TBCメンバーかつノンボーターの方と一緒に乗っても高い安全性が確保できるボートの数に限りがあり、十数人にしか希望に応えることができなかった。
落選してしまった方々には申し訳ないが、来年は少しでも乗れる人数を増やせるようチーム戦を考えている。
アメリカのトーナメントの場合、見ず知らずの人とペアを組んでやるトーナメントが一般的だが、日本では一般的ではない。
2人で乗ることによりボーターの負担も増え、釣果が落ちる傾向にあるというのは正直否めない。
逆にバックシートの人が違った釣り方で釣ってくれて、より早くパターンに気づけるというメリットもあるんだ。
ただ日本では、そういった部分に慣れていないこともある。
ということで来年は多くのノンボーターの人達を乗せてあげて、より楽しい試合ができるようになればと考えているよ。
今年落選してしまった方々は、これに懲りずぜひ来年も応募して頂きたい。
利根川という広大なフィールドでボートから釣りをするのは最高に気持ちがいいよ!
実は、自分も今年は初めてノンボーターの選手を乗せたんだ。
同船者は参加者の中で最年少の安藤君になった。
通常は保護者の同船が好ましいのだが、面識があるので自分が乗せるのがふさわしいというTBC側の配慮もあったんだ。
釣果は自分が1匹、安藤君は数回バスらしいバイトはあったのだがキャッチすることはできなかった。
でも「貴重な体験ができてモチベーションも上がった」と言っていたので、自分も嬉しくなったよ。
ちなみに、優勝賞品はカートップ仕様のアルミボート&4ストエンジン&バッテリーのセットだったのだが、その他カシオプロトレックの腕時計、モーターガイドのエレキ、ダイワの高機能ウェアー、ゲーリーのロッド、北総マリンからバッテリー、篠工房よりカスタムデッキや鈴木美津男さんが経営するお店からお菓子の差し入れも。まだまだ書ききれないくらい毎年豪華賞品が用意される。
協賛してくださったスポンサー各位(【順不同】カシオ計算機 株式会社、有限会社 北総マリン、グローブライド 株式会社(ダイワ)、株式会社 サンライン、株式会社 ハヤブサ(フィナ)、ゲーリーインターナショナル 株式会社、谷山商事 株式会社(モーターガイド)、有限会社 ルーディーズ(ランカーキラー)、篠工房、本多電子 株式会社、富士工業 株式会社、株式会社 キサカ)とイベントの運営などをサポートしてくださった新海さん、そしてTBCスタッフの皆さん、ありがとうございます。
それから、2週間後にはバサーオールスタークラシックが開催される。
会場の方ではO.S.Pとして初めてブースを出展する。
オカッパリプリンスの川村光大郎もブースにいる予定なので、ぜひ皆さん遊びに来てください。
並木カップ前日に会った川口直人くんとの写真。それと話が弾みすぎて写真を取り忘れてしまったが小森嗣彦くんとも会った。今年JB TOP50のアングラーオブザイヤーを獲ったのだが、4年で3度のAOYは凄すぎる!
後、この週末にはW.B.S.のクラシックも開催され、O.S.Pスタッフの草深が3位に入賞した。
それと、優勝した小島くんのウイニングルアーがブリッツだったと聞いている。
ルアーの性能もあるが、どこに、どんなアプローチで投げるのかというのはアングラー次第なので、何よりも本人の実力があってこその優勝と言えるだろう。
本当におめでとう!