Message from TOSHIMessage from TOSHI

モラル

環境・美化マーク

2014-2-20 カテゴリー:モラル

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皆さんは近年ルアーなどの釣具にこんなマークがあるのをご存知だろうか?

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これは「環境・美化マーク」(シールまたは印刷)という表示で皆さんがルアーなどを買ってくれた時に数円が、ロッドやリールを買ってくれた時には数十円が結果的に日本釣用品工業会(JAFTMA)に収められるもので、日本釣用品工業会(JAFTMA)と日本釣振興会が共同で、これによる資金をもとに日本の釣り場にあるゴミを回収し、なるべく釣りを長く続けさせてもらおうという願いをこめた活動なのである。

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先日の大阪フィッシングショーで2013年度の「水中清掃報告書」を自分も受け取りました。
このように湖、そして、海などでも清掃が行われてるんだ。

もちろんゴミをすべて取り除くことはできないだろうが、自然で遊ばせてもらっている以上、それに対して少しでも自然へのダメージを与えないようにする活動はまさに現代の釣り場環境を守る意味でもとても重要なことだと思う。

そして、O.S.Pとしても、この活動に賛同し、だからこそO.S.Pの商品にはこのマークが表示されていてアングラーの皆さんにも協力してもらっています。

kankyo 

「つり環境ビジョン」参加企業

これだけの多くのメーカーが素晴らしい活動を支援しているんだが、ただ悲しいことに全てのメーカーではないんだ。

この活動に一社でも多く賛同して欲しいという願いをこめつつ、アングラーの皆さんにはこの資金がこうやって有効に使われているということを報告させてもらいます。

より良いメディアの在り方と、そこに携わる人々に求められる意識

2012-9-21 カテゴリー:モラル

(こちらの記事は2012年9月21日のブログよりメッセージ部分を抜粋したものです)

以前、T3という掲示板があった頃に「取材中、ヒットルアーの写真を付け替えたりしているのでは?」といった意味の書き込みがあったのだが、もちろん自分はそのようなことは断じてしていないし、自分以外でもそういったことが行われているという話は、まず聞いたことはない。

しかし、悲しいことにこれはゼロではないんだ・・・。

自分はプロとしてメディアへ出る際、そこに嘘偽りがあることを良しとは思っていないし、真実を伝えるのがプロとして一番大切な部分だと思っている。

ただし例外として、例えばアメリカでは、あるスポンサーの契約プロ用にブロマイドを作る時など、ウェイイン後に用意されているバスを持って何人ものプロが写真を撮るということもある。

これは釣果を偽るためではなく、あくまでもブロマイド用としてのイメージカットなので許される行為だよね。

ただ、アメリカのローカルテレビ番組などで同じバスを何度も使い何匹もの違ったバスに見えるように撮影したなどという話を、その撮影サポートで同行していた人から聞いたことがあるし、実際に映像を観ても気付く時があるのも事実なんだ・・・。

日本においてもこのような不正に関する噂話を聞いたことはゼロではないのだが、少なくとも自分が関わる仕事において行われたことは断じてないよ。

もちろん自分は根拠や証人のいない話、根も葉もない噂話はしないのだけれども、その中で耳にしたショックな話がある。

あるプロが実釣取材において、ワームで釣ったバスを自分がデザインしたプラグに付け替えて写真を撮らせようとした。その取材に同行していたカメラマン兼ライターは、たまたまスポットで行った人だったのだが、当たり前のことだが正義感があり撮影を断ったという。

雑誌社ではある程度の担当記者が決まっており、特定のライターが担当することも多いのだが、このような行為をたまたま行った人にまでやらせようとするということは、常習的に行われていたと疑わざるを得ないよね・・・。

ましてや、いつもお抱えのライターを使って取材を行っており、しかもトーナメントのオブザーバーまでそのライターを乗せていたのでは、それでオブザーバー本来の意義である監視員的な役割が果たせるのか?と問われたらノーと言わざるを得ない。

既に時効なので書かせてもらうと、実は映像においてもありえないシーンを目にしたことがあるんだ。

自分がトーナメントに本格参戦する前の出来事で、当然、有名選手がどのようなボートに乗っているかも知らなかった頃の話。

自分は友人と共に沖ブイへ着くサスペンドバスをランガンしながら釣っていた。

試合初日、禁止エリアの外周を示すブイではなく、その内側に1つだけ孤立してあったブイでカメラ船を引き連れながらグッドサイズのバスを釣り、入れ替えているシーンを目撃したんだけど、その時は、当然あれは選手ではないと思っていた。

しかし、その後に公開された映像を観て、それが試合に参加していた選手だったことを知り、とても残念な気持ちになったものだ。

更に初日はこの湖のルールで釣り禁止、2日目は解除になるという、映像を編集する上では当然のことながら文字テロップや開催日の日付、解説を入れるべき重要な点にも関わらず、そこには一切触れていない。

これには二重の意味でショックを受けた。

1つはメディアの取材陣が、おそらくはそこが禁止エリアと知りながら取材や編集をしていたこと。

もう1つは、それがトーナメントという場、つまりは公平な競技の場であるはずなのに、取材陣を引き連れながらもルールを犯して釣っていた選手がいたという事実。

こういった競技の場においての不正は、それによって順位が変わってしまうため、場合によっては出場している選手たちの人生を左右するようなことにもなりかねない。事実2位になってしまった選手は不憫でならない。タイトルを獲っていたら、彼の人生も変わっていただろう。このようなことが繰り返されない為にも、より一層の注意が必要だ。

古い話だから、もう時効ということで一例として書いたんだけど、これ以外にも自分がタイトル争いをした時にライバル選手が航路(禁止エリア)に浮いていたのを目撃し、大会役員に報告したものの取り合ってもらえなかったこともあった。

更にある年のクラシックでは、優勝した選手が試合中に航路で釣りをしていたのを見たというのを信頼できる友人たちから聞いている。(あるメディアにも「航路を釣って優勝」と書かれていた。)

ここ近年でみても禁止エリアのボーダーラインが選手によって曖昧だったり、特定の選手だけは少しぐらい中に入っていても見逃されたりなど、誤解を招く、もしくは不公平なルールになっているという話を聞くこともある。

ここで問題なのは、こういった一部の悪意ある人の行為によって、夢を持って入ってきた若きトーナメンターたちが去ってしまうことや、若手の編集者のモラルが低下していくことだろう。

更には、こういった行為をしていたプロが「映像があれば嘘はない」といったことを口にしたり、自分の過去の行為を棚に上げ、他の不正行為を批判するような発言をしているのは、とても残念だ。

以前、ライバルの狙っているエリア(自分も狙っていた)を探しだして、試合前日にそこの数多くのベッドのバスを水槽に運んでしまい、役員会で大きな問題になったことがあった。

本人は、その直後のメディアで「オレはベッドのバスはトーナメント中しか釣らない。とてもとてもかわいそうだから」みたいなことを書いていたのだが、あまりにも人をバカにした発言で人間不信に陥ってしまった。

だが自分はそういう嘘はつきたくないし、何よりも自分たちの活躍を楽しみにしてくれているファンのみんなを裏切る行為は、プロとして絶対にやってはならないことだからね!

誰もが初めてメディアから取材をされた時は、憧れていた舞台に立つ喜びと緊張で胸が一杯になっていたはず。

それが回を重ねていくことで、どこかに「このぐらいなら」という慣れが出てくるのかもしれない。

しかし、そこで手を抜いたり、ましてや嘘をついてまで自分を良く見せたい、商品をプロモーションしたいと思うのは間違っているし、応援してくれるファンの気持ちを考えれば、そんな気は起きないはず。

自分は常に初心を忘れず、いつでもベストゲームをするように心掛けているよ。

そして自分に今まで関わってくれたライターやカメラマン、編集に携わる方々も、自然を相手にする釣りというスポーツの難しさと面白さを伝えられるよう日々頑張ってくれている。

極論を言ってしまえば広告を打つことによってページを確保し、馴染みのライターにいい話を書いてもらったり、自分で作り上げたストーリーをあたかも事実のような記事として載せたりすることも、まったく不可能なことではない。

しかし、たった1人のバスプロ、たった1人の編集者がそういった誘惑に負けて不正に手を染めることでバスプロやメディア、更には釣り業界全体の信頼を失ってしまうことにもなりかねないよね。

出演者、取材陣いずれも、「釣りという素晴らしいスポーツの面白さを伝えていく」という信念を持ってメディアに携わっていってもらいたいと心から願っている。

バスの扱いについて

2012-4-21 カテゴリー:モラル

(こちらの記事は2012年4月21日のブログよりメッセージ部分を抜粋したものです)

今回は、JB&NBCトーナメントにおいて今シーズンから、バスを片手につき複数匹持つことが禁止になったことを報告したい。

今年の2月に自分がJBの山下さんに手紙を書いたことが、きっかけになったのだが・・・。まっ、理由などの詳細は、その手紙を添付するのでじっくりと読んで下さい。

自分も随分前に、JB&NBCのトーナメントに出場していた時代があったが、その頃は何となくバスがかわいそうだなと思いつつも、皆へ見せたいという気持ちの方が強く、両手で5本のバスをホールドしていた。

その時にバスを地面に落下させてしまったこともあるし、落下させまいと思い強く握り締めバスの下アゴを割ってしまったこともある。またそこまででなくともバスをつかむため、かごの中で転がしたり時間もかかっていた。

それから時代が流れ、バスが沸くようにいた時代はとうに終わり、1匹のバスにかかるダメージは増えるばかり・・・。

ということで、これを読んだ皆さんもローカルトーナメントやプライベート釣行時に、バスを持つ時はご協力下さい。

ただ本音を言わせてもらえば、本来こういったことは自分が提案しなくても(2年程前にBASSERの誌面でも、同様の主張を訴えていたんだが・・・。)、協会や発言権のある選手が自ら進めてほしかった部分でもある。

他のトーナメント団体では行われていない。なぜだろう?と考えれば自ずとわかるはずだから。

以下が送付した手紙です。

謹啓
山下 茂様
日頃はプロアングラー並木敏成に対しまして格別のご指導を賜り、厚く御礼申し上げます。また「並木敏成と行くトライアルドリームツアーUSA」に関しては、いろいろとお骨折りいただき感謝申し上げます。
さて、今回はJB&NBCトーナメントに関しまして、ひとつ提案させていただきたく、お手紙を差し上げます。

JB&NBCトーナメントにおいてはウェイイン後、選手は各媒体の依頼で写真を撮ってもらっているようですが、その際の魚の持ち方について提案させていただきたいのです。

ご承知のようにJB&NBCトーナメントでは5本(又は3本)のリミットを達成した選手は、その5本(又は3本。以下は5本リミットを例としてお話します)の魚を1人ですべて持って写真を撮られているケースも多いようです。右手で3本、左で2本、という具合です。また、4本持ってきた選手は、左右の手で2本ずつ持っています。つまり、釣ってきた魚をすべて1人の選手が持って写真に撮られるのが通常のパターンとなっているようです。

私にはこの複数持ちが、どうかと思われるのです。

その理由は、
第一に魚体を傷めます。体表と体表がこすれあうことで、魚にとってとっても大切な粘膜を傷めます。そして落とさないように力を入れて持つために、アゴを傷つけるケースが実際にあります。
第二に、魚を落下させることもあり、そうなったら魚体へのダメージは計り知れないものがあります。

さらなる問題は、こうした行為を一般のアングラーが真似て、ローカルトーナメントなどで実行することです。ただでさえ影響力の強いJBトーナメントですが、その中でも一流の選手がこうした行為を行うと、その影響は計り知れません。私は危惧の念を覚えます。
アメリカのB.A.S.S.トーナメントでは創始期にストリンガーで多数のバスをぶら下げている写真を見たことがありますが、その後、ずいぶん前からB.A.S.SやFLW共にバスは片手に1本持ちが常識となっており、国内のW.B.S.においても複数持ちは禁止されている実例があります。
ちなみにB.A.S.SやFLWでは、ウエイイン後、バスを安定させる薬品の入った水でしばらく安定化させ、この時必要がある個体には一匹一匹ケアをし、最後には全部のバスを専用のボートで水温の安定した、バスがしばらく休息できそうなエリアまで運んでリリースします。そこまで考えているからこそ、スポーツフィッシングとしての地位を築いているのだとも言えます。
また、今は定かではありませんが、かつて日本のとある出版社では、複数持ちの写真はなるべく掲載しないようにしていた程、見る人によっては残酷に映る光景です。

ですから魚体保護のために、JB&NBCも複数持ちを禁止することをルール化したらどうでしょうか。左右の手で一本ずつ魚を持てば何の問題もないと思いますし、3本以上見せたい人は他の人が持つのを手伝えば済むことです。

かつてのバスが沸くようにいた日本のバス密度と異なり、現状、バスの個体数は落ち着き、決して多いとは言えません。そのうえで、フィールド規模に対するフィッシングプレッシャーは尋常でないレイクもあり、日本の各フィールドのバスの、特に口周りのダメージは目に見えて悪くなっていく一方です。また、JB&NBCトーナメント後のフィールドへのダメージは一部で深刻だと聞きます。

ルールとして複数持ちを禁止するという決断は、恐らく、魚体保護の観点からも周囲の共感を得られると思います。選手も賛同してくれるでしょう。
なぜなら、JB&NBCは最大のトーナメント組織ですから、その選手は日本のバスフィールドの未来を考え、日本中のアングラーの手本となるべきだと思うからです。

何卒ご検討いだきたいと存じます。

最後に、JB&NBCのますますのご発展をお祈りいたします。

平成24年2月13日

プロアングラー 並木敏成

 

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